もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤MIYASAKA (みやさか) - 純米吟醸 愛山 30BY <長野> ── dಠಠb「ちゃんと旨い」#真澄/Clear/Fruity 




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 ▲ここは一つ、黙ってレノアハピネスのCMを差し出してもらおうか。[左半分の元ネタ][ベースの元ネタ][レノアハピネスの元ネタ][Amazon

レノアハピネス浜辺美波1


 photo: 宮坂醸造 株式会社






 モダンラインの「真澄」──MIYASAKA (みやさか) です。諸々の武者修行を終え、2013年に宮坂醸造に戻った跡取り息子 (宮坂勝彦氏) プロデュースのブランドで、2016年に「7号酵母・発見70周年」を期して、自らのルーツに立ち還ろうと挑んだのが「新生・真澄」たる「MIYASAKA」シリーズということらしいです。酸化を抑えた特殊な無加圧採りの「CORE」や「風の森の笊籬採り」にヒントを得た「突釃 (つきこし) 」などは、ラーメンマニア的志向の飲み手の間では特に話題の模様。



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 bottle size:720ml





【849】MIYASAKA -みやさか- 純米吟醸 愛山 30BY <長野>

宮坂醸造 株式会社:https://www.masumi.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:兵庫産 愛山/55%
▪︎酵母:7号系自社株
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開 (※+5/1.9/0.9のイメージ。)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:原酒の生詰?
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年10月
▪︎管理状況:2019/11/12に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年11月18日 (月) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──あああ。ちゃんと7号酵母だわな。メントールな爽やかな青さもありつつ、小さな領域での品の良いブドウ感。なんかチヨメン6組っぽさを感じるのは、気のせいか、森の精か、沢尻エリカ。ちょっと苦そうなニュアンス (柑橘系の果皮っぽい苦み) もありつつ、注いで液面を動かすと、うん、やはりチヨメン6組っぽいフルーティネスの発露。「長陽福娘 辛口純米 直汲み生」っぽいファンタグレープ感も少々。

 ヨサゲハピネス──。

 とりあえず酸はシッカリ。やはり7酵母ライクな苦みはあるものの、キビキビとした赤い果実、白桃の果皮付近の渋み、適度な旨みの弾力感もあり、基本的には美酒ライン麗しい透明感のあるキレイな吟醸酒。「米鶴 辛口純米 超しぼりたて」を火入れしたようなニュアンスもある。

 正直、この酒米との相性が少し微妙なのと──やや「もったいない」と思ってしまう──、値段は更に微妙なんだけど、トラッドでありつつモダンでもあり、ハードルを低めに設定していたので (笑) 、思っていたよりもイイです──やや上から目線で「へえ~」という感じ。たぶん「生詰」なんだろうけど、ちゃんと「火入れ」の良さが出てるので、疲れ知らずにスイスイ飲める。「清楚な酉与右衛門」という表情もある。



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 徐々に〝飽きて来てる〟けどワイングラス──。

 7号酵母ライクなハッカなメントール感が増して、五味それぞれの彩度は上がるけど、相対的に苦み&辛みが割り増されるかな。つうか、このクラスのワイングラスを出すまでもなかった──洗うの面倒クセえ (笑) 。

 イイ意味で「無個性」であり「業務用」であり「燻し銀な脇役」ではあるけれど、酒偏差値そのものはタカーメ。どこかの高級割烹にお呼ばれしてそこにこの酒があったのなら、キミは人よりも秀でたその日本酒知識を余すことなく活かすべく、周囲の空気を読まずに (上司や相手さんが他の酒を所望したとしても) ──「ここは一つ、MIYASAKAのボトルを入れましょう」──と進言するべきではあるだろう。



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 ▲さすがにそれはヌワイ。所詮は品がヌワイもの。



 最初の一杯目が「一番旨い」タイプの酒ではあるが、7号酵母支持者としては、平日の素通り日本酒としてはコレで十分。道に落ちてれば喜んで拾う。ていうか、むしろ「真澄」を今後どう扱うんだ、ここの蔵は。今さら終売にはできないだろうし、それくらい (「真澄」を闇に葬っても誰も困らない程度) には良い酒です。ぜひ! (エンケン風)



 



 この酒とはまる関係ないけれど、いろいろ入ってる (「篠峯 Type-M&9」ベースの) 料理酒に「菊鷹 山廃本醸造 29BY」をドッサリと混ぜつつ、どうにも面倒な「土田 イニシャルF」を少しブレンドして加水したら、普通以上に旨い酒になってしまって、決して大きな声では言えないのだが、並べて飲むと、正直、この「愛山55」が霞ムンダーなわけだけど、それでも十分にイイ酒です。ぜひ! (エンケン風 Part2)



 
 ▲エンケンのビエラのCMはYouTubeにカットインされても飛ばさずに観てしまう。なぜ!





── 寝酒。

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 ▲huluは普通に『ヘルタースケルター』を継続配信中。冒頭から窪塚洋介とチョメチョメ。シレっと新井浩文も出てる (笑) 。



 moukan1973♀の分をKeepして残り一合もないけど、さっきよりもグイグイと味が前に出て来た。淡麗な味筋ながら、キビキビとした赤い果実系の渋みが液に適度な陰影をもたらすことで旨みに程良い肉感を与える。

 あああ、なんか最初から何かの既視感を得ていたのだけれど、そうだな、ちょうど「残草蓬莱 Queeen」のALC.度数をそのまま上げたニュアンスもあるかな。だからオレの舌に馴染むのか (笑) 。あとは、少し日本酒マニアっぽい言い方をすると「モダンラインの手取川」のダメな部分を全てクリアしてるような酒という感じですかね。それは〝鼻につかないモダニティ〟の素直な体現という見方もできるでしょう。「on my list」に振らないのは造り手 (杜氏) に対して「天才性」をまるで感じないから。



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 ▲huluは引きつづき『タイヨウのうた』も継続配信中。相手役は山田孝之。なにげに田中圭やベッキーも出てる (笑) 。



酸っぱいか、酸っぱくないか」で言ったら歴然と「酸っぱい酒」で、最初は「愛山はもったいない」とも思ったけれど、こと「酸」に関してなら、贅沢ではあるが、この選択もそれなりには正当化されるのかな。少し値は張るが、7号酵母の可憐な純米吟醸ということであれば、このエレガンスに対する対価はキチンと支払うべきではあるだろう。

 ホント優等生にオーセンティックな吟醸酒だけど──「生酒」で飲みたいとは思わない──、普通以上にはちゃんとしてるし、何より素直にしっかり旨いので、再度エンケンを持ち出すけど、ぜひ!──特にチヨメン6組 (千代酒造の6号酵母) の抽象的な果実感が好きな人は必飲。



 
 ▲なぜか引き込まれる (笑) 。おじさん最近なんか痩せたよな。病気じゃなきゃいいけど。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 真澄 MIYASAKA not_on_list_excellent 愛山

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