もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Domaine Philippe Vandelle (フィリップ・ヴァンデル) AOC L'Etoile「Savagnin」2015 




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 photo: Lunettes du Jura




 毎度アクセスありがとうございます。


フランスワイン地図3 メガネの産地としても有名なフランス東部のジュラ地方で伝統的な製法で造られる「Vin Jaune (ヴァン・ジョーヌ=黄色いワイン) 」で、アペラシオンは代表格の「Château-Chalon (シャトー=シャロン) 」よりもマイナーな「L'Etoile (レトワール) 」です。

 セパージュはジュラ地方の伝統品種である「Savagnin (サヴァニャン) 」を遅摘みしたモノが一般的らしいけど (コレもサヴァニャン100%) 、中には「Chardonnay (シャルドネ) 」を使ったキュヴェもあります。わざと酸化熟成させる特殊な白ワインなので、やや香りにクセ (つうか完全にウイスキー) があるものの、日本酒ラヴァーであっても、特に「木戸泉 Afruge」シリーズが好きな人は──その〝Afruge愛〟をより強固な (客観的な) ものとするために一度はチャレンジしてみてもいいでしょう。

 ちょっと夫婦で気に入っちゃいましたね。



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◤ドメーヌ・フィリップ・ヴァンデル AOCレトワール「サヴァニャン」20153,938 円

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 ▲「糸」ではなく「羊の乳」です。



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。なんか離れたところまでウイスキーみたいな香りが飛んで来るんだけど、鼻を近づけます。いや、結構好きかもしれん。ブランデーみたいな香ばしい甘酸っぱさというか、梅酒っぽさもありつつ、これはニャカニャカにジューシイですよ。つうか、香りは完全にブランデー (笑) 。ブリュレ&キャラメリーゼなビターなスイーツ感もありますね。ドライフルーツ入りの甘さ控えめの、ちょっとヲトナな焼きタルト。

 グラスに注いで──香りは結構クセ強めだけど、まあ、ワインですから、含むと意外にスリムに酸っぱかったりするんでしょうね。果実感そのものは、まだまだキビキビと若々しいニュアンスです。♡☺♡「うわ、スゴい香り (笑) 。完全にドライフルーツ系のスイーツだねえ。」



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 ♡☺♡「あああっ。仰る通り。思ったてより軽い。含むとクセは香りほどじゃない。美味しい。でもちゃんと熟してる。あああ、いいねっ! 昨日飲んだワインとはまるで違う。あっちはカジュアルだから平日用、こっちは週末にジックリ系。これ3,800円くらい? 当たった!? ちょっ、アタシも段々わかってきたでしょ!」←全体では「わからない時」の方が多い。

 思ってたより香りに比してキレイにフルーティー&クリアだけど、まだまだ冷たいということもあり、余韻のアル感にはカァっとしエッジの利いたシャープなキレ味。ヴィンテージが「2015」と、状態もフレッシュなので、そこまでリッチで情報量の多いワインでもないけど、逆に清冽なエレガンスがあり、佇まいはシックにしてダンディー、ちょうど今時期の〝枯葉な季節〟にピリタツな〝焦げみのエロい白ワイン〟です。




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 ♡☺♡「やっぱり日本酒、濃いな (笑) 。いくらアルコール度数とアミノ酸度が低いからって、米の旨みと甘みがスゴい。やっぱワインの方が軽い。ま、これはこれでかなり美味しいけど。」

 黄ワインの張り詰めたような酸と、滲むように内角へエグり込む果実味の前では然しもの「旭興 ROSSO」もブチャっとポチャっとした量感を得るものの、クリアで瑞々しくジューシイで、この並びだと「生酒」っぽいテクスチャーすら感じるし、決して面白い比較にはならないけど、これはこれで酒として普通以上に旨いので、今度は逆にワインラヴァーが手に取ってみるといいでしょう。

 黄ワイン結構、気に入りました。先ほどからボトルは冷蔵庫から出しっ放しで、やはり、常温に近い方が複雑味も増して楽しめる。それでいて酸はいつまでも力強さを失わないので、食事にも合わせやすい。何より、ちゃんと値段なりの景色をちゃんと見せてくれますよ。これで2,000円台とかは絶対にアリエナイと思えるし。





── 2日目。

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 ▲湖池屋『BISTROスコーン 魚介の白ワイン蒸し』は「食べる前が一番旨い」系。



 2日目の方が緊張感が和らいでイイですね。香りを楽しみつつ、含むとキリっとスリムにフルーティーで、適度にカニッキー (果肉ライク) 。一緒に開けたシャンパーニュ (アンリオの「スーヴェラン」) もアタリで、なかなか良い組み合わせだった。「土田」のことは、もう忘れよう (笑) 。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Philippe_Vandelle 黄ワイン ジュラ・サヴォワ

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