もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤MONTHLY REPORT - 2019/11 (日本酒:旭興/米鶴/篠峯/上喜元/真澄/土田/MIYASAKA/黒澤/鯵ヶ澤/舞美人/etc.)#NHKクローズアップ現代「日本酒が『世界酒』に!~SAKE革命~」についての雑感 



MONTHLY REPORT ── 2019年11月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2019/11月 (合計14本=1升瓶×6本、4合瓶×7本、その他×1本)


JUMP:



☆=marvelous (ワールドクラス、驚くべき酒)  ◎=excellent (特に優れている)  ◯=good (問題ない)  △=insufficient (物足りない)  X=faulty (失敗している)  ー=indeterminable (判定不能) ※「On My List」の酒に「X=faulty」はない。「Not On My List」の酒に「☆=marvelous」はない。「ー=indeterminable」は便宜的に「Not On My List」へ振り分けるが「List」へのジャッジはない。


画像CLICKで該当記事にJUMP


Japanese SakeOn My List [sake index
marvelous/excellent/good/insufficient

 △篠峯

 ◯旭興

 ◯米鶴

 ◯旭興




ChampagneOn My List [champagne index
※評価基準は日本酒とは別。高級アペラシオンであるAOCシャンパーニュの場合は「=good」判定でも問題なく旨いので「=excellent」以上は後悔させません。

 ◯Bereche

 ◯Henriot

 ◯Andre Clouet

 ◎P. Gerbais

 ◯Vve Fourny




Still Wine/SparklingRecommended & Good [wine index
※評価基準は日本酒ともシャンパーニュとも別。スティルワインは価格がそのまま味わいに反映されるケースが多いので、常にコストパフォーマンス (値段に見合った満足度) という視点が介在します。我が家の予算上「=excellent」以上は滅多に出ません。ここでのみ「=good value」という評価があり、値段とのバランスを考慮すれば「買ってみても損はしない」程度の意味合いです。「=recommended」はカテゴリ内と同じ「また買いたい/recommend」です。[

 ⓡJean Fournier

 ⓖⓡF. Arancio

 ◯Cabrol

 ◯P. Vandelle

 ◯St. M. Eppan



 ⓖ◯Antugnac

 ◯Anselmi

 ◯F. Magnien





Japanese SakeNot On My List [sake index
excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

 ◯菊鷹

 ◎上喜元

 ◯真澄

 ◎篠峯

 ◯土田



 ◎旭興

 ◎MIYASAKA

 △黒澤

 ◯鯵ヶ沢

 X舞美人





This Month's SAKE INDEX

'On My List ' is garnet ▷▷▶︎

【842/菊鷹 〜比翼 (ヒヨク) 〜 山廃 本醸造 無濾過生酒 29BY <愛知>
【843/篠峯 純米 伊勢錦 無濾過生原酒 30BY 1800ml <奈良>
【844/上喜元 純米吟醸 山田錦 30BY <山形>
【845/真澄 純米吟醸 辛口生一本 30BY <長野>
【846/篠峯 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type M」29BY 1800ml <奈良>
【847/土田 山廃純米 一火原酒 イニシャル「F」30BY <群馬>
【848/旭興 生酛 九割九分 樫樽熟成「ROSSO」2019年版 <栃木>
【849/MIYASAKA (みやさか) 純米吟醸 愛山 30BY <長野>
【850/黒澤 生酛 純米 穂積 蔵付酵母仕込 蔵熟生酒 30BY <長野>
【851/旭興 生酛 純米 磨き八割八分 30BY <栃木>
【852/鯵ヶ澤 番外 山廃純米 無濾過生原酒 蔵内低温囲い 2019 (30BY ) <青森>
【853/舞美人 山廃純米 木槽搾り「sanQ - 濃醇」無濾過生原酒 30BY <福井>
【854/米鶴 辛口純米 超しぼりたて生 2019 (R1BY) <山形>
【855/旭興 生酛 純米吟醸「たまか」協会七号酵母 29BY <栃木>

sake index



SAKE GRADE ( ☞ about )

 初呑みではない酒 (銘柄/商品) については過去ヴィンテージとの比較も含まれるので「insufficient」は出やすい。個人的に「Not On My List」の酒は飲んでいて楽しくはないが「excellent」に振ったモノは品質に問題ナシ。間違いなくイイ酒です。「Not On My List - good」の中には「ま、所詮、この酒はそんなもんでしょ」という無関心が含まれるので、飲んだ人がGoodな気分になるかまでは保証できない。当然「On My List - insufficient」は「Not On My List - good」よりも我が家にとっては重要で価値がある。「marvelous」はかつての☆5以上なので、必ずや飲んだ人の多くに爪痕を残す。「On My List - excellent」の中にかつての☆5に近いモノが時に含まれるのと同様、「On My List - good」が☆4.5に相当する場合もある。





MONTHLY REPORT - 2019/11

 毎度アクセスありがとうございます。

 11月は日本酒に関しては、少し〝やらかし気味〟でした。珍しくいろんな銘柄に手を出したことが最大の敗因だけど、それでも振り返って「11月はそんなに悪い酒ライフでもなかったような」と思えるのは、これまた珍しく開けたシャンパーニュが全てアタリ (基本、ハズレは少ないので、この場合は「All - on my list」という意味) だったのと、いよいよスティルワインの打率が、少なくとも草野球の強打者レベルには上がって来たから。

 3年前に編纂した『ハレの日に飲むシャンパーニュ/ワイン特集』の「シャンパーニュ」パートが──「もう限界!」という感じで──全く意味を成さなくなって来たので、今年こそ自身でリライトしたいのだけれど、さて、時間はあるか。

 11月は「旭興」に随分と助けられたという印象。変わり種の「生酛 九割九分 樫樽熟成 ROSSO」も奇をてらっただけではないフィネスのあるハイレベルな醸造テクニックに裏打ちされた力作だったし、2つの火入れの「生酛」も常温で疲れ知らずに飲める良酒。どのみち日本酒の生酒はシャンパーニュという生酒には滅多に勝てないので、だったら日本酒は火入れの純米だけでもいいや──とすら思い始めてます。このジャンルであれば、日本酒の持つ〝甘み〟や〝旨み〟を前向きに楽しむことができるので、自然とワインと住み分けができる。日本酒における〝フルーティー〟なんか、所詮は〝ただのティー〟だし。

 先日、NHKのクローズアップ現代で『日本酒が『世界酒』に!~SAKE革命~』という内容を放送していたけれど、普通のフランス人なんか、別に日頃、大したワインなんか飲んでないからね (笑) 。それこそスーパーなんかで売ってる2〜3ユーロとかの紙パックワインや地元のVdF (10ユーロ前後のカジュアル・ワイン) を飲んでるわけで、それに比べれば、確かに1,500〜2,000円クラスの日本酒は味も濃いし一口の情報量も多いので、相対的に旨いと感じるとは思うけど、星付きレストランのソムリエがワイングラスで真面目に日本酒をテイスティングしてる様や、元ドンペリのシェフ・ド・カーヴ (醸造責任者) が複数のタンクをブレンドしてる様は極めて滑稽。

 なんか'90年代の日本におけるワインブームと同じ構造の鏡写しだよな──祖国のマトモな地酒を専門的に飲んでない一般層が他国の酒にロマン (エキゾティシズム) を抱くという意味では。もちろん、我が国にも世界に誇れる銘酒が、数こそ少ないけれど、確かに存在します。ただ、そういう酒は、まず一般人にとっては〝秘境中の秘境〟であって、客観的な格付けや、大枚を用意して狙い撃ちできるアペラシオンが存在しない日本酒というジャンルにおいて、これらを自ら探し出すことは、銀河系の中から生命の存在する惑星を見つけることよりは困難ではないけれど、それでも非常に困難。そもそも最高の状態に仕上がった「篠峯」や「黒澤」なんて、国内の相当レベルの日本酒マニアだって、まず飲んだことないんだから (笑)

 DE、なんだっけ?──そうだそうだ、福井の「舞美人」が吐き出すレベルに「参るブス」というのと、群馬の「土田」が「農大生・土田くんの課題発表レベル」という話だった。他のジャンルの酒はあまり飲まないくせに、それが「日本酒」というだけで──「変態系」などと言って嬉々として──何でも飲むという行為は、まさにラーメンマニアのそれと同じ思考回路。「珍しい部位のガラや節でスープを作った」なーんて触れ込みがあると、食べずにはいられない。そのくせ、そこから「蕎麦」や「うどん」を極める方向には滅多に進まないという (笑) 。ま、もはや「語ることが目的」だから生姜はあるけどショウガナイな。

 そういう意味じゃ「MIYASAKA 愛山55」は、まるで才気は感じないものの、ちゃんとしっかり旨いキレイな酒。別に特別なことなんか何もしてないだろうけど──特別に丁寧に造ること以外には──、それでもこういう素直でキレイな酒ができるんだから、他の蔵も、もっとシンプルなアプローチで〝日本酒的エレガンス〟というものを追求して欲しいな。それでも一般社会では、まだまだ「真澄 辛口生一本」がボカスカ売れてるんだろ? 言っちゃえば、フランスの可愛子ちゃんが「ニホンシュ、オイチイー!」と言ってるのって、要するに「真澄」程度の地酒知識しか持たない層がボジョレーヌーヴォーを飲んで「ワイン、オイチイー!」と言ってるのとパラレルだよな。近所のスーパーでも、普通の主婦がガンガン予約してたよ (笑) 。

 万一だよ、万一、10年後20年後に、日本の少量生産の地酒が「真に世界のSAKE」の地位にまで上り詰めたら、1800mlで500〜600本しかない酒なんて、一体どこまで値上るのか、想像もできない。本当にあったら非常に怖い話。オレの生きてる間に過熟した「十四代」が「ロマネ・コンティ」や「アンリ・ジャイエ」と同じ値段 (150〜300万) になったら超ウケるな (笑) 。ボルドーの5大シャトーくらいにはなりそうだけど──いや、既にこれくらいにはなってるか。なにせ「本丸」ごときが「ジャック・セロス INITIAL」より高いんだからな。


moukan1972♂





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