もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type M」29BY 5本目 1800ml! <奈良> ── dಠಠb「普通以上には〝美酒〟だけど、もう一つオレを夢中にさせるための何かが足りない」 




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 ▲マッケンのオヤジ。改めて見ると、さすがは親子、やっぱ似てるよな (笑) 。そして、岩塚製菓『味しらべ コンポタージュ味』はオリジナルのコンセプトに従ったレシピなので、たじろぐほどに砂糖甘い。というより、コンソメ・パウダーが入ってないので、確かに「トウモロコシ味」ではあるものの、そもそも「コンポタージュ味」ではヌワイ。やがて「黒歴史」になるほどの駄作。買ってはイケナイ。



 5本目。29BYの1800mlです。毎年3月頃にリリースされる商品なので、約1年8ヶ月ほど熟成させてるけど、思ってたより変化してません (笑) 。

 そして、これが〝29BYらしさ〟ではあるのかな、割りとシッカリと旨みの筋肉がスリムながらムキっとしていて、なんというか、まるで1回火入れ (生詰) のような体躯です──つまり、あまり「生酒」っぽくヌワイというか。まあ、それでも普通以上には旨いから特に問題はないんだけど、期待していたような方向での仕上がりにはならなかったというのが正直なところです。モダンでエレガントではあるものの、どこか堺杜氏らしいスタイリッシュネスからは少し離れた領域での美酒という感じで、端的に言って、もう一つ夢中になり切れないというか。



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 bottle size:1800ml





【846】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type M」29BY 1800ml <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:赤磐産 雄町/50%
▪︎酵母:明利系+協会9号 (ダブル酵母仕込み)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5/2.1/0.8
▪︎ALC:16%
▪︎処理:中取り生酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年8月
▪︎管理状況:2018/10/1着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年11月10日 (日) / 1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──開けたては〝ほぼ〟無臭。微かにナタデココやアロエっぽい、透き通った乳白色なイメージの甘酸アロマ。わかってくれる人は少ないだろうけど、ちょっとスポーツドリンクみたいなニュアンスもあるんだよな (笑) 。

 ♡☺♡「あああ。旨い (笑) 。キレイ。滑らか~。でも、ちょっと木香ある? たぶんアンタが思ってるほど熟してないと思うよ。」

 なんか春に飲んだ720mlとあんま変わらんな (笑) 。ガスは微量。ま、普通にイイ酒というか、紛うことなき美酒。ミルキーとは感じないものの、円みのある、ふくよかな旨みには、やはり乳白色のイメージがあって、清楚かつフェミニンな味筋。だいぶ甘みが柔らかく広がって来たかな。



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 ▲19歳の中村倫也。これで今の美波ちゃんとタメか。幼いな (笑) ー。

 ▼中村倫也 (もうすぐ33) 、神木隆之介 (26) 、美波ちゃん (19) 。
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 この酒としては、あまりフルーティーな方向での仕上がりには向かわなかったけれど、まだまだ目を覚ましたばかりなので、2日目以降の酸の輝きに期待。

 ♡☺♡「なんか、気づくと飲んじゃう感じ。」

 余韻に木香っぽい渋みもあるけど、別にノイズにはなってない。今日は軽い味見です。





── 2日目。

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 ▲所属事務所の社長と木村佳乃の誕生日パーティーで自作の歌を弾き語りで披露する菅田将暉。そして、お祝いのシャンパーニュは、出ました、ルイ・ロデレールの「クリスタル」。「金持ち (セレブ) は発想が似通う」の典型 (笑) 。あーあ、こんだけの芳醇ゴージャスなプレスティージュ・シャンパーニュをフルートグラスで頂くとは、さすがはド素人、モッタイナイことをする。



 立ち香──なぜかいつも「温泉」っぽい硫黄を感じるのはナゼだ (笑) 。やや甘めのナタデココなヨード感。

 これ言ったらアレだけど、マジで「真澄」の後だと神酒だな (笑) 。ただなあ、なんというか、どうも「篠峯」の生酒としては〝まろやか〟過ぎるんだよなあ。

 酸のエッジ感もあるにはあるんだけど、コクみに透明感がないというか、エキス感の輝きよりも円みのある旨みが主体の仕上がりというか、端的に言って、いつものスタイリッシュネスが表に出て来ない。ま、普通以上にはイイ酒なんだけど、果たしてコレをブラインドで飲んで「Type-M」と言い当てることができるかどうかは、正直、わからん。少し水で薄めると酸がキビキビするけどな。



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 ▲トップコートの第1号タレント。というより、元々は木村佳乃をマネージメントするために立ち上げた事務所なのな。



 お燗──。

 香りはそこそこミルキー (牛乳) 。含むと・・・うん、思ってたよりも旨い (笑) 。酸の輪郭線がクッキリするというか、生酒燗にありがちな〝ブチャっと感〟がヌワイのが良い。スリムなラインに酸がスっと走って、逆にこっちの方が「篠峯」らしいくらい。これは予想以上に旨いじゃないか。

 RS (れいしゅ) に戻ると、ちょっと退屈に感じる。



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 ▲なにげにトップコートの売れっ子たちと共演多数の美波ちゃん。



 とまあ、もう一つこの酒に夢中になれない時間帯が多いわけだけど、実は寝酒にクイっと飲んだら夕食時に飲んだ時よりもチャキっと酸っぱく感じたので、評価は3日目を飲んでからにします。

 おそらく熟成の結果だとは思うんだけど、なんか「生詰」の酒みたいな量感。元々チヨメンの29BYの9号酵母系は麹の出方が強めで旨みがマッチョな瓶が多かったんだけど、さすがにこの段階になると、重さはヌワイです。ただ、その代わり、1回火入れっぽい〝まとまり感〟が出て来たので、望んでいたような透明感や輝けるエキス感はなく、快活なジューシネスが少し乏しいです。

 30BYとは異なり、明利系パートの華やか成分がイヤな表情として微塵も表に出ない点は大いに評価できる。





── 3日目。

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 立ち香──ようやくカニッキー (果肉) なブドウや小さな赤い果実感が出て来たかな。そこそこフルーティー。そして甘酸の表情には、なぜか──まるで「篠峯 生酛 純米 山田錦 無濾過生原酒」のような──乳酸ライクなニュアンスがある。しかしまあ、瓶詰めされてから1年8ヶ月も経ってるのに、まるで表面上の熟香がヌワイとは。

 やはり、昨日の夜中から徐々に〝抜けて (晴れて) 〟来たか。余韻に〝やや木香〟もあるが、全体には瑞々しいクリアなフルーティネスが開花して来た。ちょい苦いけど、なんとかジューシイ。余韻にはサラサラした粉雪のようなパウダーシュガーな甘み。ギリ〝砂糖甘く〟ならないのは、やはりスペックの上位性ゆえか。



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 それでも、もう一つオレを夢中にさせるための何かが足りない。やっぱ少し優しく甘いのかなー。お燗は相変わらず旨いです。スベリ良くキリっとクッキリと液の球体を艶っぽくコーティングする感じが何ともエレガント。スティルトン (イギリス産のブルーチーズ) にもよく合う。

 今日もこの流れで〝RS返し〟すると味気なく感じる。むしろ温め方が酸が立つ。 





── 4日目。

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 立ち香──日に日に甘酸っぱい。

 なんか今日はマスカット系の甘やかなタッチ。ちょっと例年になく好みから離れるニュアンスで甘い。大胆に加水すると──ALC.15%以下くらい──、この酒に固有のキャラも味も薄くなるけど、旨みの肉だけを残してスリムに酸っぱくなり、木香っぽい渋みも後退するので、なかなかいいですね──なんかスポーツドリンクみたいな味わいになるけど (笑) 。



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 新酒コンディションで味見した時は将来性を感じたのだけれど、その時には見えにくかった「29BYらしい麹の強さ」がこのスペックでも前に出て来た印象。美酒ラインも維持しつつ、まろやか&柔らかで旨みもしなやかなんだけど、オレがこの酒に求めるべき野性味に欠けるというか、ちょっと〝はんなり〟し過ぎてます。その分、思いの外「お燗」が良くて、後半はちょいちょいレンジ燗で飲んでました。

 この段階でも〝露骨な生熟感〟がまるでヌワイので、低い温度でストックしてる人は、もう少し開けるのを先に延ばしてみてもいいでしょう。ボチボチ寒いので、外に出して春先に飲む感じでもいいかも。この分だと「Type-9」の1800mlはまだまだ屈強な味筋なんでしょうね。さっそく冷蔵庫から出しましたわ。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 篠峯 雄町 not_on_list_excellent 浜辺美波

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