もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤MONTHLY REPORT - 2019/10 (日本酒:菊鷹/あべ/篠峯/黒澤/無窮天穏) 



MONTHLY REPORT ── 2019年10月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2019/10月 (合計12本=1升瓶×4本、4合瓶×8本)


JUMP:



☆=marvelous (ワールドクラス、驚くべき酒)  ◎=excellent (特に優れている)  ◯=good (問題ない)  △=insufficient (物足りない)  X=faulty (失敗している)  ー=indeterminable (判定不能) ※「On My List」の酒に「X=faulty」はない。「Not On My List」の酒に「☆=marvelous」はない。「ー=indeterminable」は便宜的に「Not On My List」へ振り分けるが「List」へのジャッジはない。


画像CLICKで該当記事にJUMP


Japanese SakeOn My List [sake index
marvelous/excellent/good/insufficient

 ◎菊鷹

 ◯篠峯

 ◯篠峯

 ◯篠峯

 △篠峯



 ◯菊鷹

 ◎黒澤

 ◯篠峯

 ◯黒澤

 ◎あべ




ChampagneOn My List [champagne index
※評価基準は日本酒とは別。高級アペラシオンであるAOCシャンパーニュの場合は「=good」判定でも問題なく旨いので「=excellent」以上は後悔させません。

 ◯Comte Hugues




Still Wine/SparklingRecommended & Good [wine index
※評価基準は日本酒ともシャンパーニュとも別。スティルワインは価格がそのまま味わいに反映されるケースが多いので、常にコストパフォーマンス (値段に見合った満足度) という視点が介在します。我が家の予算上「=excellent」以上は滅多に出ません。ここでのみ「=good value」という評価があり、値段とのバランスを考慮すれば「買ってみても損はしない」程度の意味合いです。「=recommended」はカテゴリ内と同じ「また買いたい/recommend」です。[

 ◯Berthaut

 ◯IL Valentiano

 ◯Pieropan

 ⓖ◯F. Arancio

 ⓡ◎Joseph Voillot





Japanese SakeNot On My List [sake index
excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

 ◯篠峯

 ◎無窮天穏





This Month's SAKE INDEX

'On My List ' is garnet ▷▷▶︎

【830/菊鷹 純米 8号酵母「菊一文字」無濾過生酒 29BY <愛知>
【831/篠峯 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 30BY <奈良>
【832/篠峯 田圃ラベル「Azur」純米吟醸 山田錦55 にごりざけ 生原酒 30BY <奈良>
【833/篠峯 純米「遊々」7号酵母 無濾過生原酒 30BY <奈良>
【834/篠峯 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type 9」30BY <奈良>
【835/篠峯 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type M」30BY <奈良>
【836/菊鷹 〜雲外蒼天〜 山廃 純米吟醸 仕込9号 無濾過生酒 30BY <愛知>
【837/無窮天穏 生酛 純米吟醸 ひやおろし 30BY <島根>
【838/黒澤 生酛 純米「Type 9」仕込15 直汲み生原酒 30BY 1800ml <長野>
【839/篠峯 純米 伊勢錦 無濾過生原酒 30BY <奈良>
【840/黒澤 生酛 純米「Type 7」仕込16 直汲み生原酒 30BY 1800ml <長野>
【841/あべ ☆シリーズ (スターシリーズ)「REGULUS」生詰 30BY <新潟>

sake index



SAKE GRADE ( ☞ about )

 初呑みではない酒 (銘柄/商品) については過去ヴィンテージとの比較も含まれるので「insufficient」は出やすい。個人的に「Not On My List」の酒は飲んでいて楽しくはないが「excellent」に振ったモノは品質に問題ナシ。間違いなくイイ酒です。「Not On My List - good」の中には「ま、所詮、この酒はそんなもんでしょ」という無関心が含まれるので、飲んだ人がGoodな気分になるかまでは保証できない。当然「On My List - insufficient」は「Not On My List - good」よりも我が家にとっては重要で価値がある。「marvelous」はかつての☆5以上なので、必ずや飲んだ人の多くに爪痕を残す。「On My List - excellent」の中にかつての☆5に近いモノが時に含まれるのと同様、「On My List - good」が☆4.5に相当する場合もある。





MONTHLY REPORT - 2019/10

 毎度アクセスありがとうございます。

 今月も限られた銘柄のみだけど、想定外に美酒だったのは「無窮天穏」。ただ、瑞々しい透明感のある表情をチラっと見せつつも、やはり全体には重心低めのゴツっとした体躯で、ここが克服されるとオレにとってはコイサーなんだけど、そうなると「山陰アペラシオン」としてのアイデンティティーがなくなるわけで、結局のところ、ここの酒はこれからもこういう酒ではあるんでしょう。ま、これからの寒い季節に、なんか適当な火入れ加水の1800mlでも──料理酒も兼ねて──お燗用に買ってもいいかな。まだ29BYの山廃純米が売れ残ってるみたいだし。

 残念ながら30BYの「篠峯 Type-9/M」にはあまり良い印象がヌワイです。なんか変な方向に味と香りが伸びて来た──特に「Type-M」は。「Type-9」はまだまだ寡黙なので、今後どうなるかは未知ではあるものの、わざわざ確かめるほどの魅惑はなく、だったら「愛山45」を買い増した方が得策。一方、ある程度の熟成期間を経て非常に〝好ましいサイズ感〟を得るに至ったのは「伊勢錦66」で、もうすぐ同じ酒の「2019 (新酒) 」がドロップされるというのに、30BYは今がちょうど〝標準的な美味しさ〟を兼ね備えはじめたという感じです (笑) 。「遊々」もニャカニャカに手堅い出来映えなので、軽く薦めておく。

 というわけDE、今のところ、オレが最も惹きつけられるチヨメンは「愛山45」ということになります。大枠で (大まかなタイプとして) 27BYの味筋に近いので長命だろうし、なんだかんだで高精白スペック&9号酵母の酒に対してはストックすることへの安心感というものがある。実際の飲み口に比して「日本酒度」も「+7」とシッカリあるので骨格も堅牢だし、何より堺杜氏の造る酒は、基本、まあ強い。

 10月は「on my list - excellent」が3本。トータルで12本しか開けてないので、ある意味「4本に1本は傑作」と思えば、実はそこまで低い打率でもヌワイ。まずは「あべ REGULUS」。個人的には望ましい方向での「進化/発展」を遂げたことを何よりも評価したい。これは造り手自らが自らに課した目標にある程度は到達したということを意味する。まさに〝新潟淡麗地酒の最新アップデート版〟と言った趣きで、無理だろうけど、何ならレシピを他の蔵と共有して「独自のアペラシオン」を──例えば「富士宮焼きそば」のように──確立して欲しいとすら思う。

 すでに「marvelous瓶」も得てるので「黒澤 Type-9」の話はここでは割愛するけど、意外性という意味では「菊鷹 8号酵母 29BY」はニャカニャカに興味深い変化を見せてくれた。若い頃は「フルーティー」だったのに、今は完全に「スパイシー」な酒に変貌してます (笑) 。ワインではよく使われる「スパイシー」という表現だけど、日本酒でそういう味わいに当たる機会はそれほど多くはヌワイので、興味のある人はトライするといいでしょう。まだ買えます。29BYと比較しても別に面白くはないけど、30BYはまだまだ「フルーティー」なので、こちらもオススメです。

 シャンパーニュは「ハズレ」というほどのモノではないものの、特に際立つキュヴェに当たる機会が10月は結果的に少なかった。ま、日本酒と違って──値段も含めて (基本4,000円〜) ──スタートラインがあまりにも高いジャンルなので、これは生姜はあるけどショウガナイ面もある。

 スティルワインは──シャンパーニュとの比較がない分──どうしても「赤」を贔屓にしてしまうという段階に突入して来た。「Pieropan “La Rocca” 」も普通には旨いんだけど、楽天だと4,000円弱くらいするので「だったらシャンパン買うぜ」とはなる。ちょっと高いけど、クリスマス用の赤として「Joseph Voillot “Volnay” 」は自宅で開けても手土産にしても楽しい時間を約束してくれることでしょう。

 あと、冗談でも誇張でもなく「Feudo Arancio」の1,000円ワインは〝驚愕のコスパ〟ではあるものの、華やかな場にピットインさせるには相応しくないので、むしろ料理をしながら台所で呑むのが好きな人にとっての「最高の料理酒&料理中酒」として、例えばビーフシチュー (赤ワイン煮込み系) を作る時のお供には最高の赤。近所で買えるなら、是非一度はお試しあれ。赤の一番人気は「Nero d’Avola」だけど、料理酒には「Sangiovese」の方がいいでしょう。


moukan1972♂





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