◤篠峯 - 田圃ラベル「Azur (紺碧) 」純米吟醸 山田錦55 にごりざけ 生原酒 30BY <奈良> ── dಠಠb「3つの中では最もエレガント」#Clear/Dry 




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 毎度チヨメンで失礼します。


 30BYから全て「6号酵母」になった「田圃ラベル」ですが、精米歩合55の山田錦ということになると、精米歩合60の「蒼」という商品 (山田錦&6号酵母) とスペックが被るので、新しい仕込みでは「蒼」の方を「山廃」でやってくれないカナート思ってます。そうすれば「山廃 雄町66」との相関性も強まるし。

 というわけDE、これまた30BYに初登場した「にごりヴァージョン」ですね。逆に「通常ヴァージョン」の方が買いにくくなってる (扱いが少なくなってる) んだけど、酒屋にとっては「にごり」の方が売りやすいということなんでしょうね。




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 bottle size:720ml





【832】篠峯 -しのみね- 田圃ラベル「Azur (紺碧) 」純米吟醸 山田錦55 にごりざけ 生原酒 30BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:奈良県榛原産 山田錦/55%
▪︎酵母:協会6号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+7/2.2/0.8
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年2月
▪︎管理状況:2019/9/7に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年10月6日 (日) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──ややお酢っぽいけど完全にジャンル酒で、カルピス要素はツヨーメ。

 ♡☺♡「超気に入った。全てのバランスがいい。これは結構イイんじゃないか。」

 やはり「伊勢錦66 うすにごり」より滑らかでクリアで口どけ抜群。凝縮された果実感が〝渋み〟に宿るニュアンスで、淡麗な味筋ながら、甘みはコアに吸収されることなく、内へ向かう渦の中からスルリと滑るように抜けて来る。開栓前、瓶内で細かいオリが無重力気味に浮遊してたものの、ガズは弱め。



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 まあでも、徐々にワラワラとギスギスした苦みも顔を出すかな。一口目は「excellent?」とも思ったけど、今はそれほどではない。でも、十分に旨いです。「通常ヴァージョン」を飲んでないのでそことの比較はできないし、これ自体にチヨメン6組らしいキャラは少ないけれど、従来までの9号酵母よりは軽やかなんじゃないかな。ペターンとしたプレス感のある旨みのボディ、ツヤツヤした甘みの鏡面仕上げ、テンションのある酸ロード、透き通った堅牢な骨格。





── 2日目。

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 立ち香──ま、ジャンル酒の範疇ではありますね。一昔前の「萩の鶴」みたいなニュアンス (いつかのメガネ酒みたいな) もありつつ、チヨメン6組ライクなストレンジさも初日よりは伸びて来た。

 オリ成分の比率が上がると、ちょっと鰹節っぽいテクスチャーというかミネラリティを感じるんだけど (笑) 、そうだなあ、3種類の田圃ニゴリの中では一番エレガントではあるかな。見晴らしも良く、旨みのボディは引き締まっていて、ストラクチャーは堅牢。まるでガラス張りの四角い家みたいだ。



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通常ヴァージョン」はどうかなー。「にごりヴァージョン」ならではの、この〝薄さ&軽さ〟がこの酒のチャームポイントのような気もするけど。それにしても「通常ヴァージョン」ってあまり売ってないんだよな。

 ま、この手の酒には、先の「愛山45」のような「輝ける未来」は特にないでしょうね。もちろん、常識ハズレに追熟させれば「面白不思議酒」になる可能性もあるだろうけど (笑) 、基本的にはチャチャっとカジュアルにデイリー使いするべき酒です。

 なんだかんだで田圃ラベルのニゴリを制覇してしまったけど、鈍重で明らかにハズレなのは「Blanc (伊勢錦50) 」で、ジャンル酒として一番キャッチーでガスが強いのは「Vert (亀ノ尾55) 」で、酒としてのフィネスやエレガンスを獲得しているのが「Azur (山田錦55) 」という感じです。

 結局、この手のニゴリ酒って、どれも似たような味わいになる──というより個々の差異を感じにくいので、気軽に飲むなら安いスペックを買うのが方針としてはベター。これも税込で1,760円と、アタリのクレマン (2,081円) に比べて、別に「日本酒は安い」とは思わない。もしも海を渡ってパリの酒屋にでも並べば2,500円くらいにはなるんだろうし。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 篠峯 on_list_good

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