◤Domaine Berthaut (ベルトー) AOC Crémant de Bourgogne Brut「Blanc de Noirs」NV 




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フランスワイン地図3AOCクレマン」はフランスのシャンパーニュ地方以外で作られるスパークリング・ワインのうちの一つです。

 AOC以外の泡モノは「Vin Mousseux (ヴァン・ムスー) 」などと表記されることが多いけど、単に「泡のワイン」という意味なので、実は「Champagne」もコレに含まれるという〝ややこしさ〟があり、これを分かりやすい例に置き換えると「内閣総理大臣」が「政治家」や「時の与党」に含まれるのと同じで、この場合「Champagneとはシャンパーニュ地方で造られる最高級ヴァン・ムスー」という風に理解すればいいでしょう。

 他にも幾つかのスパークリング・ワインの呼称があるけれど、それらは飲んだ時に触れます。


主なクレマンの産地
Crémant d'Alsace (クレマン・ダルザス=アルザス地方のクレマン/49 %)
Crémant de Bourgogne (クレマン・ド・ブルゴーニュ/20 %)
Crémant de Loire (クレマン・ド・ロワール/18 %)
Crémant de Limoux (クレマン・ド・リムー/6 %)
Crémant du Jura (クレマン・ド・ジュラ/5 %) ;
Crémant de Bordeaux (クレマン・ド・ボルドー/2 %)

(2006年のDATA)



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 というわけDE、珍しくmoukan1973♀が2夜連続で飲み会ということで──しかも木曜にはモエシャン (薄い) と十四代 (純吟赤磐雄町/1800ml口開け/普通、少し甘い) まで御馳走になったらしい──、オレも密かにクレマンを信濃屋で買って来ました。新しいポイントカードでは現金をチャージできるようになって、それで買うと5%還元です。

 クレマンのブラン・ド・ノワール (ピノ・ノワール100%) って想像できないので少し怖かったけど、むしろブラン・ド・ブラン (シャルドネ100%) よりは「アリかも」とは思いました。酸はまるで足りてないけど、ギリギリ「水」にはならないというか。





 コート・シャロネーズに本拠を置く、1946年創業のドメーヌがベルトー。現在所有している12haの畑のほとんどで黒ブドウを栽培しています。このクレマン・ド・ブルゴーニュも黒ブドウのピノ・ノワール100%で作られているブラン・ド・ノワールです。

 黒ブドウ由来のふくよかな果実感にフレッシュな酸、果実の旨味が十分に感じられる辛口のスパークリングのクレマン・ド・ブルゴーニュは生産量も少なくほとんどが固定客に販売される為、市場では出回らず、ドメーヌ秘蔵に近い1本です。

(販売ページより)



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◤ドメーヌ・ベルトー AOCクレマン・ド・ブルゴーニュ「ブラン・ド・ノワール」NV2,081 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。気負うことなく薄そうだけど、ちゃんとピノってるあたりは評価できる。消しゴムでコスコスしたシャンパーニュ地方のピノ・ノワールという感じ (笑) 。可憐で小さなフルーティネス。清楚ですね。それなりにはエレガントです。

 グラスに注いで──割りとリアルにシャンシャンしてます。ヤル気のないシャンパーニュによくある軽いヨード感、メントールなミント感。



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 これは飲む前が一番旨いパターンかも──。

 消えた果実を探せ (笑) 。まあでも、ハズレ気味のRMシャンパーニュを〝七掛け (30%OFF) 〟にした感じなので、値段なりというか、飲んでて腹が立つことはヌワイですね。逆にシャンパン初心者には薦めません。これはシャンパーニュの偉大さを再確認するためのアイテムだし、そればかりか、これをシャンパーニュと同じフィールドで語ることを卒業した中級者以上の日常スパークリングです。



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 冷たすぎない方がいいですね。むしろ温度が上がった方が逆に酸っぱく感じるくらい。泡はキメが細かく、アタックはシルキー。味はクレマン式の薄さではあるけど、ミネラルの質感がシャンパーニュ風なので、テクスチャーが象る陰影にはそれなりの骨格が宿る。2,000円ちょいのスパークリングとしては不当な出来ではヌワイです。正直、思ってたよりは綾瀬はるかにマシなクレマンです。






── 2日目。

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 ♡☺♡「前に飲んだオレンジのヤツより旨い。」

 約半分くらい残しておいたけど、今日の方がピノ由来の果皮な渋みがズリっとミネラルに絡むので「 (果実味) は薄い」が「 (骨格) だけは太い」シャンパーニュという感じ。やはり温度が上がるとグイグイと酸っぱくなり、オマケに焙煎コーヒーのようなアロマも湧き上がって来るので、泡は弱いし味も薄いけど、この段階になると、話に夢中で飲むのを忘れてしばらく放置していたグラス・シャンパーニュくらいには〝らしい味わい〟になる

 ♡☺♡「なんか木曜に飲んだモエの方が薄い気がするんだけど (笑) 。」

 とにかく、この〝罪悪感のない値段〟こそが魅力。オレの場合、シャンパーニュ以外では、基本「スパークリング・ワインの価格=スティルワインの価格+泡手数料500円」という考え方なので、そう考えると、このブラン・ド・ノワールはベースワインが1,500円ということになり、これは大いにアリではある。平日の「泡・禁断症状」に苛まされた際の「緊急・点滴注射」としてストックしておくことも吝かではヌワイ (笑) 。

 それでも初心者には薦めないけれど。どうせタマにしか飲まないなら、絶対に4,000〜5,000円のシャンパーニュを買った方がいい。ただ、熱心なシャンパーニュ・ラヴァーが「アイツに飲ませるのはモッタイナイ」と感じた時に素人を騙せるくらいのクオリティはある。





 2本目!!!
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 ▲JA共済「生活障害共済・働くわたしのささエール」の新CMは11/11 (月) 〜全国でオンエア。2019年公開の映像作品としては、美波ちゃんのマトモな現代劇 (ザックリ言うと年齢に即した普通の現代人役) を観れるのが──怪獣だのギャンブル狂だの大根剣士だの腹黒アイドルだの江戸時代の姫君だの太平洋戦争前の御令嬢だのではなく──「JA共済」と「ガーナ」のCM内だけとは、それでいいのか、東宝芸能。[「保険の見直し」篇 (30秒) ][「保障点検」篇 (30秒) ][スペシャルムービー][メイキング&インタビュー][まとめ記事][ガーナ「赤チョコよろしくね」篇 (30秒)


 2019年11月8日 (金) に2本目を開栓──。


 香りはピノ主体の蜜っぽさのある赤いベリー感。いつも言ってるけど、日本酒界隈で言う「ベリー」とはまるで違うからな (笑) 。

 まあ、薄いし少し甘いけど、そこそこ旨みはシッカリ出てるかな。いわば〝シャンパーニュの陰武者〟ですね。何もかもが足りてないけれど、なんか「はちみつレモン味のスパークリングワイン」という感じで、まろやかなコクに包まれて──値段的な罪悪感のなさも手伝って──、正直、前回飲んだ時の方が好印象ではあったものの、まあ、これはこれかな。

 そうか、これ、ブラン・ド・ノワールだったのか。せめてシャルドネが20%くらいアッサンブラージュされてればヨサーゲなんだけどな。とはイエイ、逆にシャンパーニュのブラン・ド・ノワールだと、ここまで円いコクみのある優しいワインは造り得ないわけで、良くも悪くもコレこそが〝クレマン・クオリティ〟ということか (笑) 。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


スパークリング クレマン ブラン・ド・ノワール

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