もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に高いワイングラスを1つ割ってしまったので、前から欲しかった「REIDEL - Sommeliersシリーズ (シャルドネ) 」の創業260周年記念バリューパック (2脚で1脚分の値段=特製ケース無し) を買った。ついでに〝脚無し〟の「Oシリーズ (ピノ・ノワール) 」を買ってみたら、金魚は無理でもメダカなら何とか飼えるデカさだった。実は「Sommeliers」より「Superleggero」の方がリム (口) も薄くステム (脚) も細くて長いんだけど、安定感 (重さは似たようなもん) は「Sommeliers」の方がある。「Superleggero」はスタイリッシュでカッコイイし飲み口もスムースだけど、扱いが・・・。ハンドメイドが怖い人は「Veritasシリーズ」が4,950円なので割っても涙はギリこぼれない。日本酒用に「リースリング」か「シャルドネ」が1つあると便利──な時もある。ただ、ハンドメイドとマシンメイドとでは、重さがじぇんじぇん違うのと、体感上の精米歩合も変わります。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤Andre Clouet (アンドレ・クルエ) AOC Champagne Brut「Grande Réserve」Blanc de Noirs NV 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 André Clouet (アンドレ・クルエ) はモンターニュ・ド・ランスのBouzy (ブージィ) とAmbonnay (アンボネイ) の絶好のロケーションに畑を持つ家族経営のドメーヌ (実質的にはRM) だけど、業態はNM (ネゴシアン・マニピュラン) で、所有する畑は全てグラン・クリュです。これらにVerzenay (ヴェルズネイ) を加えたグラン・クリュがモンターニュ・ド・ランス地区おける「三大ピノ・ノワール名産地」ですね。ザックリした個人的な印象だと「Verzenay=エレガント (端正) 、Bouzy=パワフル (野性的) 、Ambonnay=チャーミング (愛らしくフルーティー) 」という感じです。

 この「Grande Réserve」というキュヴェ (ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール) は、2016年の12月に一度飲んでるけど、まだシャンパーニュの飲み始め時期だったので相対的な位置づけはできず──「改めてココのブラン・ド・ノワールを飲んだらどうなのかなあ」──と思って買ってみたんだけど、コンディション不良というわけではないものの、ちょっと我が家で開けた瓶 (ロット) は個性が過ぎる味わいでした (笑) 。

2019_9_28Andre_Clouetタンク 現当主であるジャン=フランソワ・クルエ氏が考案したという独特な複雑性を持つ醸造過程は「発酵の初期」「発酵中期・前半」「発酵中期・後半」「発酵の最終段階」の4段階に分けられ、特注のステンレスタンクでスタートさせたマスト (果醪) は段階的にバリック樽に移され、最終段階ではバリック内で発酵を終了。その後マストは一度ステンレスタンクに戻し、さらにバリックに移して澱引きを行うという、何とも面倒な工程 (笑) 。

 ドザージュの量はロットによってマチマチみたいだけど、だいたい「7〜10g/1L」内には収まる模様。飲んだ感じ、割りと滑るように甘みが流れて来たので、たぶん「8g」くらいは普通にありそう。樽のニュアンスはそこまで際立ってないけど、ちょっと不思議な酸化のニュアンスはありました。



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 ▲最新ロットはこのレシピらしいので、おそらく今回の瓶もこれと同じか。


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 ちなみにココのシャンパーニュはノンドゼのブラン・ド・ノワールである「Silver Brut」というキュヴェが『神の雫』掲載で人気で──かつて諏訪のワイン王も薦めてたしオレも買って飲んだ──、今や他に選択肢はあるとは思うものの、久々に買ってストックしてます。決して初心者が粋がって手を出すようなキュヴェではないと思うので、まずはちゃんとドザージュが施されたモノで正しく感動することが先です。

 それでもブラン・ド・ノワールのノンドゼを飲んでみたい人にはMarie Courtin (マリー・クルタン) やPierre Gerbais (ピエール・ジェルベ) をオススメしておきます。コート・デ・バール地区のピノ・ノワールの方が潜在アルコール度数は高いと思うので、ノンドゼでも十分な甘みが出せます。ただ、価格という意味では、エッジの効いたコート・デ・バール地区の生産者 (特に新星系のRM) のシャンパーニュは割高傾向にはあります。なんでだろ。輸入本数が少ないからかな。



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◤アンドレ・クルエ AOCシャンパーニュ ブリュット「グランド・リゼルヴ」ブラン・ド・ノワール NV5,109 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。割りとニュワっとミルキー&クリーミイ。ピノらしい分かりやすいベリー感はまるでなく、蜜っぽいコクの表面にはシナモンや花のアロマの纏い。そして爽やかミントな清涼感。結構フローラル。

 グラスに注いで──色はブラン・ド・ノワールとしては薄め。写真よりもレモンイエロー寄り。テロっとしたヨード感。チャツネのようにカニッキー (果肉) な肉感。

 飲むのは久々──。

 ♡☺♡「香りはまろやかだけど、飲むと酸っぱいし、複雑で面白い。」



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 つうか、草 (笑) 。なんかサンセールみたいな草っぽさ。クミン、シナモン。なんかスゲえ独特で、前に飲んだニュアンスとはまるで別物。キャラ的にはAmbonnay (アンボネイ) よりBouzy (ブージィ) の方が強めに前に出てる。不味くはないけど、あまりにも想定外な仕上がりなので困惑星。

 オレ換算だと、なんだろうな、ホコリ系ミネラル (笑) 。あとは青カビ系とか、何とも言えない味わい。コンディションなのかなー。もしもブショネだとしても、これまでに経験したタイプとは少し違うし、別に不味くはないんだよなー。ただ、コンディションの良くないサンセールには、こういうニュアンスはあるんだよな。

 ドザージュはしっかりされてる雰囲気。割りと滑るように甘みが奥から流れて来る。5〜6gくらいで十分だと思うけどな。ちょっとオレには甘い。





── 2日目。

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 香りはクリーミイだけど、昨日よりはピノっぽいアロマが前に出て来たかな。酸の輪郭がクッキリして来たので、不思議ちゃんキャラはイイ感じに後退。それでもニャカニャカに個性的なブラン・ド・ノワールではある。そんなものがあるとして、なんか「究極のクレマン・ド・サンセール」みたいなんだよね。

 もちろん、クレマンよりは果実味も濃いしワインとして上級ではあるんだけど、イマドキのブラン・ド・ノワールとしては少し攻めっ気が足りないかな。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Andre_Clouet ブラン・ド・ノワール

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