もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 田圃ラベル「Blanc (白) 」純米大吟醸 伊勢錦50 無濾過生原酒 30BY 2本目! <奈良> 




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 ▲清純でぇ〜す。9月25日(水) 00:08 配信終了。[9月17日 (火) 放送分・ウチのガヤがすみません!




 毎度チヨメンで失礼します。


 7月にfacebook上でやり取りした時に──評価の低かった櫛羅純米吟醸やBlancなども再評価してみて下さい!──と堺杜氏に言われたのもあるけれど、個人的な興味として、あの〝ちゃんと固まってないゼリーみたい〟だったユルユルの「Blanc」が〝どこまで固まるか〟ということについて少なくない興味があったので、ついでに同梱してみました。それに、いくら「ユルい」と言っても、たぶん普通に飲めるとは思うので、そこは安心です。

 一つ言わせてもらうと、別に「評価の低かった」と言っても、それは「29BYの傑作群」との相対評価であって、日本酒全体の中では十分に「良酒」だとは思います。人間という生き物は極めて厄介で、一度「」を知ってしまうと、もう二度とそこから基準を下げることが難しくなるものなのです。



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 bottle size:720ml





【826】篠峯 -しのみね- 田圃ラベル「Blanc (白) 」純米大吟醸 伊勢錦50 無濾過生原酒 30BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:奈良県産 伊勢錦/50%
▪︎酵母:協会6号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+7/2.3/─ (※29BY=+7/2.2/0.7)
▪︎ALC:15.5%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年1月
▪︎管理状況:2019/9/8に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年9月18日 (水) /1本目に開栓。
▪︎備考:1本目は「2019年2月17日 (日) 」に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み



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 立ち香──相変わらずのアロマ。若干「お酢感」が1本目より増したような気も。つうか、あまりフルーティーに香らんな。

 とりあえず飲んでみる──。

「あああ・・・」という言葉の意味は、もはや29BYとは全く違う道を歩み始めているからで、じゃあ、1本目とどっちがマシかという話になると、どうだろう、もはや「香り」や「フルーティネス」を楽しむ酒ではなくなってるので、比較は難しいのだけれど、この2本目は、いわゆる〝干物化〟する方向で旨みが内側に向かって閉じるように硬くなってるので、そこそこ筋肉質なテクスチャーで、細マッチョでドライな旨口という意味では、これはこれ。ガスは「やる気のない直汲み」レベル。



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 とはイエイ、これを29BYと同じ土俵に上げて語る気には一切なれない。だったら若いコンディションの1本目の方が、まだ29BYとの相関性はあったし。

 いやー、意外に〝ユルさ〟は消えたものの、酒の表情そのものは一気にモノトーンになりましたね。味とか香りとか、そういうものが導く魅惑の属性というのは〝ほぼ〟消えて、今はもう、旨みの柱に沿って黙ってクイクイ飲む酒に変貌してます。この酒にあったはずの〝酸っぱさ〟は含むと少なく、割りと旨みに沿った甘みが伸びてます。



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 酒単体としては「亀ノ尾 Vert」の方がチャーミングだし、飲むことに関する充実感は上だけど、この「伊勢錦 Blanc」も「黒子の酒」としてはそこそこ上質ということで、酒そのものから送られて来る情報をダイレクトに感じたい向きの人には「亀ノ尾 Vert」を薦めておきます。食中は割りとホロ苦い。





── 2日目。

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 ▲『衝撃のアノ人に会ってみた!』で川越高校・男子水泳部の初代リーダーが今どんな仕事をしているかと聞かれて、咄嗟に「お水関係」と口走る美波ちゃん。大学時代に再履の英語にリアルホスト (徹夜のスーツ姿で登校) がいて、先生に英語で「あなたは何の仕事をしてますか?」と聞かれて「I'm water business!」と答えたアホを久々に想ひ出したわ (笑) 。



 立ち香──昨日よりは〝らしさ〟もあるけど、やっぱアロマティックというほどではありません。そして、29BYとは異なり、酒そのものは先に進もう (変化を好もう) とします。

 昨日よりはエキス感で飲ませるニュアンスではあるけど、やはり、ちょい〝砂糖甘い〟のと──酸パワーが脆弱──、チヨメン6組としての表情に乏しいのと、要するに29BYのように魅せられることのない仕上がりではあるものの、まあ、普通には──今となっては普通に飲める数少ない貴重な日本酒としては──スイスイ飲めます。



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 1本目で感じた〝ユルさ〟だけど、あるにはあります。ただ、旨みのボディが多少は筋肉質になったので、今はそれほど気にはなりません。〝 (29BY) 〟を知る身としてはアーダコーダ書いてますが、30BYが初呑みの人なら──何でもかんでも「去年より出来がいい!」と叫ぶバカ舌の酒屋も含めて──普通に「美味しい」とは言うんじゃないですかね。




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 ロックにすると普通に水っぽく薄まるものの、酸だけはキビキビするので、これはこれで悪くないです。

 個人的に今時期の30BYの「田圃ラベル」に関しては「亀ノ尾 Vert」の方が出来 (仕上がり) はイイと思ってます。「Blanc」は29BYが傑作だっただけに、この30BYに対してトキメキを感じることはありません。〝日本酒という飲み物の病的なまでの再現性の低さ〟には慣れたつもりだけど、毎回が出たところ勝負というのも、さすがに辟易として来た。そう考えると、国内大手の缶ビールの再現度 (毎度の変わらなさ) というのは尋常じゃない。



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 ▲ブス (笑) !「あなたはTVで喋ると残念だがら黙ってた方がいい」──by 美波ちゃんのお母さん (実話)

 ▼一応、本人の名誉を守っておくか。
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 実は黒澤の「Type-K」の720mlをデイリー使いで開けてます──。

 まず「Blanc」とのブレンドは旨いです。まさに足りない何かを自然に補う感じで、まるでシャンパーニュにおけるピノ・ノワールのように「黒澤」が骨格を与える感じ。単独ロックはイイ意味でゴワッシュにチョーキーなミネラル感があって、端正で厳格な佇まい。そして、とてもじゃないけど「原酒」のままでは飲めないです。この時期の720mlは1800mlと違ってスゲえ苦い。いずれにせよ、ロックこそがこの酒にとっての正義


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 篠峯 浜辺美波 on_list_good

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