もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【16】まで更新。(12/15/15:43)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 田圃ラベル「Vert (翠) 」純米吟醸 亀ノ尾55 無濾過生原酒 30BY <奈良> ── dಠಠb「少なくともこの時期のコンディションとしては過去3ヴィンテージの中で一番イイ」#Fresh/Fruity/Clear 




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 ▲手頃な価格で〝明らかな違い〟を体感できる「高級爪切り・匠の技」はオススメです。



 毎度チヨメンで失礼します。


 30BYから「ニゴリVer」がラインナップされた「田圃シリーズ」だけど、逆に「通常Ver」が買い難くなってる店もあって──だいぶ不便──、人々はそんなに濁った日本酒が好きなんでしょうか。ま、物によっては上澄みが余計にシュワシュワしてて「旨い」ケースもあるけれど、オレ自身は〝ニゴリそのもの〟にはあまり興味ありません。

 というわけDE、結構なシュワシュワ酒だった「亀ノ尾 にごり」の通常ヴァージョンです。30BYから6号酵母に変更されたので、まずはチヨメン6組 (千代酒造メンバーの6号酵母) としての固有性に期待です。



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 bottle size:720ml





【825】篠峯 -しのみね- 田圃ラベル「Vert (翠) 」純米吟醸 亀ノ尾55 無濾過生原酒 30BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:奈良県産 亀ノ尾/55%
▪︎酵母:協会6号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+7/2.2/1.0 (※30BYのニゴリVer=+3/2.0/1.0、29BYの透明Ver=+7/1.8/0.8)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年3月
▪︎管理状況:2019/9/7に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年9月17日 (火) / 1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み



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 立ち香──あまりチヨメン6組ライクなアロマは出てません。むしろ例年より穏やかで、この段階では〝特徴的な何か〟が放出されることはありません。グラスに注いで液面を動かすと、甘酸っぱい果肉感。

 とりあえず飲んでみる──。

 やや滲むような苦みがあるものの、果肉感のあるジューシネスで、歴代「Vert」の中では最も軽やか&クリア。含むとチヨメン6組ライクな抽象的 (アンドロイド) なフルーティネスがある。なかなか良いです。「excellent寄りのgood」です。旨みのボディにチヨメン9組にありがちな〝お餅〟を感じない点がオレの評価を高めている最大の要因。エキスの反射感は「菊鷹 8号酵母」と同じ組で、なかなかの透明感。ここがもう一段階ほど削がれて、更なる〝見晴らしの良さ〟が得られれば文句ナシゴレンです。

 ガス感は「ニゴリVer」とはまるで相関性のない弱々しいレベル。



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 とはイエイ、それでも「亀ノ尾」という米の特性なのか、キャラクターを支配するのは〝渋み〟の領域で鎮座する動きの少ないドシっとした〝酸〟ではあります。旨みの肉に色を付けるとすれば、まさに〝赤身の酸〟とでも言うべき何か。

 ただ、この30BYはこれまでの9号酵母のそれらよりも軽やかで口どけがイイので、篠峯的なエレガンスを素直に感じれます。今のこの状態で十分に飲み頃でしょうね。これ以上、情報量が増えると軽さが失われそう。日本酒全体を見渡しても、やはり、このレベルのエレガンスを体得している銘柄はそう多くはヌワイ。先日は少し不意に舞い上がってしまったけれど、コレがあれば、もう「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」は要らないです。





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「ちょっと濃い?
 dಠಠb「28BY、29BYと比べると、この時期のコンディションとしては、30BYが一番クリアで軽やかだと思う。正確に言うと、これは『味が濃い』わけではなく、単に甘酸のボディに果肉感が出てるからで、味というよりはテクスチャーの問題。」

 ♡☺♡「でも、旨いな。クイクイ飲んじゃうヤツだ。」
 dಠಠb「6号酵母になって視界が良くなったから、以前のような〝闇鍋〟感がなくなった (笑) 。」

 値上げしていいから、来季は「精米歩合:50%」で造って欲しい。酵母は「6号」のままでいいと思う。





── 2日目。

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 ▲9月25日(水) 00:08 配信終了。[9月17日 (火) 放送分・ウチのガヤがすみません!



 立ち香──ちょっと甘酸の表情が〝乳酸寄り〟になって来た。なかなかチャーミング。奥からグイっと濃醇なマスカット

 それなりの果肉感こそあるものの、口どけ&捌けが良く、あくまでも旨みの肉は柔らかい。退けにかけては少し〝カァっ〟としたアル感もあるにはあるけど、甘酸ジューシイに対するアクセンテッドな輪郭線というタッチで悪くない。

 最後の2~3杯は薄っすらとニゴってるので、ヨード感のあるナタデココかつ寒天ライクな旨みの立体に当たるものの、クドさはヌワイです。



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 この酒は3年連続で飲んで来たけど、珍しく最新版 (30BY) が一番良いです。個人的にはもう少し露骨な6組キャラが欲しいのと、やはり「伊勢錦50 Blanc」と対を成すべき酒だと思うので、来季は是非「精米歩合:50%」でやって欲しい。そうすれば、6号酵母による鏡面仕上げのツヤツヤ感がもっと出て、理想的なクリスタルネスを獲得できるような──そんな気がしてます。

 この酒はもっと素直かつ普通に売れて然るべき酒。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 篠峯 亀の尾 on_list_good 浜辺美波

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