もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Charles Noellat (シャルル・ノエラ) AOC Ladoix Rouge 2006 




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 ▲『HELLO WORLD』のサントラはあくまでもOKAMOTO'Sが中心の音楽プロジェクトなので、最も大衆的でキャッチーな作りである「Official髭男dism - イエスタデイ」を大々的に前面に押し出して刷り込めない (音楽ベクトルでの洗脳的な印象付けができない) という問題 (主題歌が3つあること) がここへ来て小さくない障害に。先に配信した「OKAMOTO'S - 新世界」なんかまるでチャートインしてないけど──普通の人々の「OKAMOTO'Sは洋楽っぽい (マニアック) 」という感想にはウケたけど (笑) ──、ヒゲダンは水曜以降の各週間ランキングでTOP3以内が濃厚。主題歌を手掛けた3アーティスト (OKAMOTO’S, Official髭男dism, Nulbarich) が全員集合する音楽番組もないし、キミスイコンビ (or メインキャスト3人) でのTV番宣が不自然にゼロだし、東宝は本当に売る気あるのか。〝京都推し〟は正直どうでもいい。「聖地巡礼」というのは「結果」であって「仕掛け」ではない (作品を観た人が京都に行くのであって、京都に行った人が作品を観るわけではない) 。そもそも大ヒットしないと誰も「聖地巡礼」なんかしないんだよ。公開規模が254館だとコケた時のインパクトが傷になる──だったら小規模で地味にスマッシュヒットした方が公開後のニュースとして取り上げられやすい。中身が面白ければ口コミでジワジワ伸びるけど、ネタバレ回避で映像を出し惜しみするなら、やはり、ここは〝音楽推し〟で挑むしかないわけなのに。幾つかの〝カード〟はあるのに──それなりの〝必殺カード〟──、どれも有効活用できない宣伝部は無能。ローソンのパンとかマジでどうでもいい。せめて惣菜パンにしてくれ。ギリ、酒のツマミになる (笑) 。

 ▼だったらオリジナルの「京風スイーツ」でも開発しろよ。それも面倒なら、せめて「あんぱん」を期間限定で「京風こしあんヴァージョン」にしろよ。人気TVシリーズの劇場版ではなく新作なんだから『ねじりパン』は、映画の主人公である堅書直実と一行瑠璃が通う錦高校購買部で販売しているパンで、主人公たちの性格を表現するアイテムの一つとして劇中に登場しますと言われてもオマル (笑) 。それと、確かにコンビニにおける菓子パンの売れ線は──昔コンビニでバイトしたことあるから知ってるけど──、実は「あんぱん」や「クリームパン」や「ジャムパン」だったりの王道トラッド系ではあるんだけど、それらは主に『HELLO WORLD』なんかにまるで興味を抱かない層である高齢者 (御隠居) やガテン系のオジ様たちに人気であって、学校帰りの中高生に一番人気なのは、デイリーヤマザキだと「まるごとソーセージ」などの惣菜ジャンルがダントツ──オレのバイト先では (近所に高校があったので) 常に総合でもダントツ1位だったし、そういう点でもマーケティングを見誤ってる。ビッグデータをちゃんと活用してるとは思えない。まるで深夜に柔軟剤のCMを打つようなものだ。[ねじりパンをお願いします





 毎度アクセスありがとうございます。


 Côte de Beaune (コート・ド・ボーヌ) 地区の北に位置するアペラシオン「Ladoix (ラドワ) 」の「2006」と「2008」を味クラーヴェしてますが、Charles Noellat (シャルル・ノエラ) はネゴシアン (ブドウやワインを買い付けて瓶詰めする業態) なので、たぶん両ワインの生産者 (ブドウ栽培者) は別です。評価が異なるのでそれぞれ個別にUPしてますが、初日までの内容は同じです

 結論を先に言うと、素直でピュアなのは「2008」で、一方の「2006」は香りに少しクセがあり、長期熟成というオプションがなければ「はあ、、」という感じではあるものの、意外に食中は気になりませんでした。どっちも3,000円未満ですが、まあ、味わいそのものは〝値段なり〟で、特別の〝お得感〟はヌワイです。とはイエイ、特に「2008」は──きっと若い頃は〝ただ酸っぱいだけ〟のワインだったんだろうなあ──と思えるので、10年熟成というオプションが〝無料〟と考えれば、そこそこ満足の行く値付けではありました。

 ちなみにこれらはフィッチの「お取り寄せメルマガ」で買ったので、楽天では売ってません。





 photo: Anyway-Grapes






- Charles Noellat -
セリエ・デ・ウルシュリーヌのブランド名のひとつ

 シャルル・ノエラは最盛期にはアンリ・ジャイエとも比較されるほどの名ドメーヌでしたが、1980年代に売却され、現存しないドメーヌです。所有畑はラルー・ビーズ・ルロワ女史に買収されたことは有名ですが、「シャルル・ノエラ」という商標(ブランド名)については、ドメーヌ・シャルル・ノエラ当主の甥にあたる、ネゴシアンのセリエ・デ・ウルシュリーヌ当主が譲り受けることになりました。

 生産者、特にネゴシアンの多くは自社でブランド名を多数所有しており、マーケットや需要によってブランド名を使い分けて販売することがあります。セリエ・デ・ウルシュリーヌでも、「シャルル・ノエラ」という商標をブランドのひとつとして使用しています。そのため、エチケットにはシャルル・ノエラの記載がありますが、ワインはセリエ・デ・ウルシュリーヌが別の生産者から買い付けたものです。

 セリエ・デ・ウルシュリーヌは、1970年代に元クルティエのドミニク・ラヴォー氏によって設立されました。モットーは「よりコストパフォーマンスが高く、堅苦しくない親しみやすいスタイルで誰からも愛されるブルゴーニュワインを提供すること」。

 ネゴシアンとして、契約している優良な生産者よりワインを買いつけていますが、厳格なリュット・レゾネを実践し、丁寧に栽培された古樹からのブドウも購入しています。徹底的なグリーンハーヴェストや収量なども細かく制限し、ブドウはすべて手摘み。さらに選別を厳しくしたブドウのみを買い付ける徹底ぶりは、はっきりとワインの純粋さに現れています。伝統的かつ丁寧な醸造後、アリエ産のミドルトーストされた樽で熟成されます。新樽率は15~35%。ワインはボーヌ郊外にあるブリニー・レ・ボーヌ村の醸造所にて瓶詰め、その後自らのラベルを貼って販売しています。

 また、元クルティエならではのネットワークを活かして、生産者の蔵に眠っているオールドヴィンテージのボトル買いも行っています。その膨大なストックと品質の高さはブルゴーニュでも特に有名で、ルイ・ラトゥール、ジョゼフ・ドルーアンやアルベール・ビショーなどの優良なネゴシアンも買い付けるほどです。

ワイングロッサリーのHPより)



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◤シャルル・ノエラ AOCラドワ ルージュ 20062,884 円

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 2006──

 立ち香──まずは開けたての瓶口から。一瞬クリームチーズ的な酸を感じたんだけど (笑) 。さすがにクセは強そう。海藻系のヌメり (そうそう「都の酢こんぶ」的な) も感じる。正直、この段階では旨そうには感じない。好き嫌いの分かれる色の濃い漬け物みたいな香り。うっすら〝ドブ川〟も感じるので、逝っちゃってる可能性も。ま、飲むまで5時間以上あるので、その頃には多少の変化もあるでしょう。

 30分後──早くも諸々の〝エグみ〟が〝複雑みの端くれ〟に感じれるようになって来た程度には前向きな香りに変化してます。滲むような酸、重心低めのタンニンのヒント。とはイエイ、今のところ、あまり好きなタイプのピノ・ノワールではないです。

 グラスに注いで──徐々にフローラルな表情が膨らんで来た感じはある。遅れてニッキやシナモン系のスパイシーなアロマも。あとは繊維質の野菜──ルバーブっぽいニュアンスも。






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 2008──

 立ち香──まずは開けたての瓶口から。こっちは問題なさそう。爽やかエレガントで果実の瑞々しさもクリアに残ってます。チャーミングかつ柔らかなベリー系の甘みもあり、優しくじんわり旨みが横に広がりそうな予感。清楚に抑制されたフローラルネスは好ましいレベル。両者、買い付け先の蔵元は別々なんだろうけど、まるで香りの異なる2本です。

 グラスに注いで──クリアに愛らしくフルーティーながら、遅れてヨモギ系の草っぽさも。






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 ▲色はレンガ調に変化してます。透明度は低く、やや濁り系のくぐもりがある。


 2006──

 ややクセ強めながら──ワイン用語で言うところの「獣臭」なのか?──、含むと別に普通に飲める。すりおろし系の無濾過なテクスチャーで、旨みの連なりはポリフォニック。意外にコチラの方が横に広がるイメージ。タンニンのほどけは柔らかく、それなりに情報量の多い味わいながら、飲み疲れすることはないかな。少なくとも香りで感じたイヤな予感に浸食されることはヌワイです。

 ♡☺♡「飲むとそれほどでもないけど、香りは牛舎系 (笑) 。」
 dಠಠb「フローラルネスが少しこじれた感じ。」






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 ▲こっちの方が透明度は高い。パンを食ってるのは玉木宏の奥さん (木南晴夏) 。


 2008──

 アタックは流麗にしてシルキー。クリアな液性ながら、酸は躍動的でタンニンはアクセンテッド。含むと実際には縦のラインが端正な味筋で、収斂性もあり、キリキリとミネラリーで、ギュっと内側に味を閉じる流れ。まだまだキビキビと若々しくフルーティーながら、ちゃんと仕上がってる面もあり、値段を考えると、10年という歳月を一気に飛び越えることのできる手軽さに関する満足度は高い。

 ♡☺♡「こっちは普通に美味しい。これで3,000円しないならイイ。」






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 ▲良い部位のラム・ブロック (あまり売ってない) が売ってたので、ちょっと本気を出してシチューを作ってみた。ちゃんと食べたのは翌日。当日の別の食事を作りながらで約4時間。カレーもそうだけど、この手の料理の場合、ニンジンとジャガイモは絶対に使わない。


 2006&2008──。

 ♡☺♡「シチューには2006も合う。香りは正直キツイけど (笑) 。」

 食中の「2008」は少し縦のライン (端正なテクスチャー) が強調されるので、どちらかと言うと、ガッシリしたボルドー同様、グリル系の赤身肉の方が合うんでしょう。「2006」は液性が〝すりおろし系〟なので、口の中でフワっと溶けるタッチがあり、まあ、この料理との相性はコチラの方が上ではある。





──「2006」の3日目。

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 ▲とっても危険な二人。彼らが穏やかなシアワセを手に入れる日は訪れるのだろうか。さて、中1日ほど休んで、細部を再チューニングして──タマネギ&マッシュルーム&トマトジュース&赤ワイン&諸々を追加して──、ラム・シチューの味のバランスを「ハッシュドビーフ (ハヤシライス) 」に寄せてみた。困った事に、とても、旨い。



 こちらは3日目に飛びます。香りは相変わらず〝変なお花〟という感じだけど、まあ、食中は意外にアンビエントな酒です。ところが、旨み成分がファットだからなのか、消化が悪いようで、結構、酔います (笑) 。普通にスイスイ飲むなら「2008」ですね。たしかに村名らしからぬ複雑みを感じないわけじゃないけれど、ちょっと何かが〝こじれてる〟印象は否めません。

 まだ少し残ってるので、今夜は一人で飲もう。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Charles_Noellat ブルゴーニュ赤 ラドワ

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