もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【16】まで更新。(12/15/15:43)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 純米 愛山66 無濾過生原酒 30BY <奈良> ── dಠಠb「別に普通に飲めるけど、おそらくこの酒としては正しい状態ではヌワイ」#透明瓶、やめたら? 




shinomine_aiyama66_30by1.jpg
 ▲松坂桃李 (30) なんかオレたちからすりゃ単なる兄ちゃんという感じだけど、19歳と21歳に挟まれるとシッカリおじさんに見えるという軽い絶望・・・。




 毎度チヨメンで失礼します。


 造り手の名誉のために先に書いておきますが、この瓶のこの状態でも別に普通に美味しく飲めるとは思うものの、敢えてチヨヲタの視点で言わせてもらえば、楽天のKTRで買ったこの瓶は、おそらく正しいコンディションではありません。たかだか1月リリースのチヨメンが〝こういう進み方〟をする例をほとんど知らないので、判定不能とさせて頂きます。

 この状態のこの酒を飲んで何か些細な違和感と出会う飲み手は極少数だと思うので、ふだん貴方が「旨い、旨い」と言いながら飲んでいる〝どこぞの純米生原酒〟と比べて見劣りすることは一切ないと、そうここで断言させて頂きます。最近はチャリで日本酒を買いに行くこともしなくなったけど、久々にAKYMでも覗いてみるかな。ちょっと正しい状態で飲んでみたい気はします──そもそもこういう酒である可能性もあるけれど、それが知れたならそれはそれでOKというスタンス。

 これを言って伝わるかどうかは分からないけどれど、どうにも〝熟れ感〟のカラーが「紫」寄りの「茶色」というか、イチジクや紅茶に発展する、前向きな生老ね系の熟味とは少し違う方向の含み香が微かに出てます。



shinomine_aiyama66_30by2.jpg
 bottle size:720ml





【824】篠峯 -しのみね- 純米 愛山66 中取り 無濾過生原酒 30BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:兵庫県産 愛山/66%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/2.1/0.9
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年4月
▪︎管理状況:2019/9/7に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年9月12日 (木) /伊勢錦66の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On Listindeterminable

※On Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On Listの「good」とNot On Listの「good」は同じではない。On Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「undeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




shinomine_aiyama66_30by3.jpg



 立ち香──非常に穏やか。特に問題はないかな。すぐにテロっとした光沢感のある甘みが膨らんで来る。そこはかとないが、それでもキビキビとした酸が導く篠峯らしいフルーティネス。赤い小さな果実のニュアンスもありつつ、マスカット様の甘やかさも。そして、ほんのり柔らかな乳酸系のアロマ。

 飲んでみる──。

 ひとまず29BY的な腐造は回避。ガスは弱々しく柔らかめ。ただ、どこで買うかにもよるとは思うけど、実は一緒に開けた「伊勢錦うすにごり」の後だとそこそこ甘く感じるのと、すでに薄っすらカカオな熟味の芽が出始めてます。今はまだカステラの耳という感じだけれど。

 続け様に飲んでることも作用してるかもしれないけど、ちょっと今は、この酒がそもそも「篠峯」であることすら感じにくい状況です。ただ、酒としてはちゃんと仕上がってるので、心優しい日本酒ブロガーたちがオレにとっての糞酒ですら美味しく飲め、そして褒め讃えている、その酒よりは旨いはずです。



shinomine_aiyama66_30by4.jpg
 ▲実は結構な雨女。



愛山」の酒全般でタマに感じることのある、独特の旨みのボディ感は確かにあるかな。なんだろうな。マロングラッセ風というか、少しホクホクしたテクスチャーもあり、それでいて、量感豊かな果肉感やチャツネっぽさもある。

 求めていたチヨヤマ (千代酒造の愛山) ではないものの──酸の役割が低く、ややユル甘やかな液性──、酒としての出来は悪くないです。甘旨が横に広がるニュアンスもあり、やや人懐こさのある表情ではあるけれど、やはり、この人の作る酒は洗練されていて、かつエレガント。流石ですね。当然「九平次」よりは上です。





 1973チャレンジ!!!
shinomine_aiyama66_30by5.jpg



 ♡☺♡「うわ、濃いな。これはガブガブは飲めない。」
 dಠಠb「〝老ね〟までは逝ってないと思うけど、少し〝あらぬ方向〟に進み始めてることは確か。瓶が透明だと、こういうリスクは避けられない。」

 ♡☺♡「伊勢錦は超うまい。」
 dಠಠb「こっちもこっちで〝予想外な方向〟に進んだとは言えるけど、ジャンル酒 (シュワシュワのカルピス酒) としては正しい姿。」





── 2日目。

shinomine_aiyama66_30by6.jpg



 立ち香──残りは2合弱。昨日は意外に飲んだな。今日はチヨメン的なブドウ感もある。少し渋みを伴う熟れたブドウというか。

 さて、どうか──。

 今日はコレの前に何も飲んでないからちゃんと酸っぱく感じる。余韻に関しては少しサラサラとしたまろやかな米の甘みが横に広がるけど、結構、ギシっとした収斂性もあり、全体としてはクリアな辛口なのかな。そこそこいいですよ──去年のアレは一体なんだったんだろう???



shinomine_aiyama66_30by7.jpg



 とはイエイ、少し──いや、だいぶ掴みどころのない酒ではある。場面場面では酸っぱく感じたり、甘く感じたり、旨口に感じたり。たぶんね、やや〝あらぬ方向〟に進んでるコンディションだと思います。なんだろうなあ。このタイプの甘み──この酒にとっての〝大事な何か〟が溶けてしまったかのような軟体ライクな甘み──を「篠峯」で感じる経験が〝ほぼ〟ヌワイので、最後まで〝微かな違和感〟を拭い切れない。

 ま、瓶が透明だと、いろいろあるわな。



shinomine_aiyama66_30by8.jpg



 ちゃんとしたコンディションなら、もっとパキっとビビッドな表情の中に酸キラリなフルーティネスが宿る酒だとは思うけど、なんか今は、飲んだ瞬間からその記憶を失うという、そうだな、だいぶ前に飲んだ「三重錦 純米吟醸 おりがらみ 中取り生 27BY」なんかにも通じる、変なアンビエンスに満ちた酒。

 判定不能です。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 篠峯 愛山 浜辺美波

Comment

Add your comment