◤Baptiste Dutheil (バティスト・デュテイユ) AOC Chinon「Les Délices」2015 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 Chinon (シノン) はロワール中部のアペラシオンで、白やロゼではなく赤がメインです。ボルドーではブレンド品種として使われるカベルネ・フランを主に使用します。近年ではサッパリとエレガントな飲み口のモノも増えてるとかで、安いし試しに買ってみたものの、思ってた以上に芳醇かつ濃醇でした。

 実は一部のエリアでピノ・ノワールなんかも栽培されてるので、次はサンセールのピノでも手配してみるか。その前にフィラディスで買ったシノンも1本あるので、そっちが先か。





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◤バティスト・デュテイユ AOCシノン「レ・デリス」20151,690 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。ヤヤウマ (やや馬小屋臭) だな。先日のロワール赤にも似たようなタッチがあったわ。「ミキ・プルーン」に「花びらエキスを搾ったかのようなエグみ」が足されるとこうなるのか!? 徐々にバニラも出て来たけど、とりあえず、飲むまで少し時間をおこう。一時的に立ち現れる還元臭ならいいんだけど。

 グラスに注いで──色はそこそこ濃いです。割りと土っぽいニュアンスもあるかなー。もっと瑞々しいフルーティネスを想定していたのだけれど、ややクドめのフローラル感。



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 あああ。確かに「花びら茶」というタッチもあるけれど──風呂敷カラーな青み (いわゆる一つの「お婆ちゃん家の桐箪笥」) も感じる──、タンニンのほどけは柔らかいものの、思ってたより旨みの層はサクサクと厚め。余韻にはフローラルなアロマが鼻から抜けて行くけれど、まあ、ギリ許容かな。1,500円前後の赤ワインとしては十分過ぎるほどに個性的なので、まあ、飲むことそれ自体に意義を見出しやすいということはあります。

 酸もそれなりにはシッカリしてるんだけど、やっぱ少しオレには「甘い」かな。「ボルドー」よりも「ブルゴーニュ」よりも、先日飲んだ「ローヌ」のChâteauneuf-du-Pape (シャトーヌフ・デュ・パプ) なんかに近いニュアンスで、もうちょい素っ気ない透明な酸を期待していたものの、それでも値段が安いので、まあアリっちゃアリ。



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 そうそう、飲む前に感じた「馬小屋」臭は今は特に感じないかな。少し冷やしめの方がタンニンに力強さが出るので、甘さも後退して、個人的には好み。思っていたよりも濃醇な味わいではあるが、日本酒の「特別純米」と同じ価格帯ということを考えれば特に不満はヌワイです。いわば「キャラ立ちの良い (安いが爪痕を残す) グラスワインの優等生」という感じです。





── 2日目。

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 ▲一体どうすりゃココまでメガネが曲がるんだ!?



 うん、ちょっとクセがあって、想定していたエレガンスや透明感は全くヌワイけれど、この値段でこのインパクトはアリかな。また買いたいとは思わないし、ましてや貰って嬉しいワインでもないけれど、もちろん、道端に落ちてれば、喜んで拾います。あと、どっかのビストロやカフェでグラス500円でコレが出て来たとしても、決して文句は言いません。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


ロワール ロワール赤

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