もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 おっと、楽天の某酒屋が一部スポット的に「篠峯」の扱いを始めてた。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Derot-Delugny (デロ・ドゥリュニー) AOC Champagne Brut「Cuvée des Fondateur 」Pinot Gris NV  




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 ▲セブンプレミアム『チーズのうま味がクセになる堅揚げポテトチップス』はさすがにクセがあり過ぎ (笑) 。




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 Derot-Delugny (デロ・ドゥリュニー) はヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の西の端「Crouttes-sur-Marne (クルット=シュール=マルヌ) 」のRMで、この蔵が持つ唯一にして最大のトピックは、何と言っても「Pinot Gris (ピノ・グリ) 100%」で造られる〝超珍品シャンパーニュ〟の存在で、生産量は僅か3,500本です。

 ピノ・グリと言えばアルザス産がメジャーだけど、他だとドイツやイタリア、NZやオーストラリアなど、割りと安価で買えるラインナップが多いので、よーくよく観察すると、そこらの普通の酒屋でもゴロゴロ売ってますが、ことシャンパーニュの場合は「古代品種」として扱われるので、シャルドネ&ピノ・ノワール&ムニエらの主要品種と比較すると超絶マイナーです。シャンパーニュ地方では「フロモントー (Flomonteau) 」というシノニム (同義語) で呼ばれたりもしますね。ピノ・ノワールの突然変異種で、色が「黒と白の間」ということで「灰色=グリ」というわけですが、実際の色は違います (笑) 。



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「デロ・ドゥリュニー」は1929年創設の、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの中のクルット・シュル・マルヌ村に居を置くドメーヌです。デロ家とドゥリュニー家は何世代にもわたってマルヌの丘の上でブドウ栽培を行ってきましたが、1929年にフィリップ・デロ氏とイヴォンヌ・ドゥリュニー氏がお互いの名字を結び付け、「デロ・ドゥリュニー」というブランドを作ったのがドメーヌの始まりとなります。

 現在クルット・シュル・マルヌでは、フランソワーズ・ベデルやポール・ルレッドなど他の生産者もシャンパーニュ造りを行っていますが、同地で初めてシャンパーニュ造りにあたったのは、こちらのデロ・ドゥリュニーなのだそうです。当初は少量生産だったものの、デロ・ドゥリュニーのシャンパーニュの品質はすぐに認められ、1933年にはパリで金メダルを獲得しました。 そして現在は4代目となるローラン・デロ氏がドメーヌを率いて、さまざまなキュヴェを世に送り出しています。





 また、デロ・ドゥリュニーではシャルドネやピノ・ノワールなど、シャンパーニュのメジャーな品種も栽培していますが、特筆すべきなのは1996年から未開墾の区画を整地して植樹した高品質な「ピノ・グリ」の存在。 畑に点在して栽培されていたピノ・グリの品質の高さに着目したデロ・ドゥリュニーは、植樹したピノ・グリをもって栽培や醸造でさまざまな試行錯誤を繰り返し、実に10年以上の歳月を掛けて、2009年にピノ・グリ100%のシャンパーニュを初リリースしたのだといいます。

 ドメーヌ80周年を記念して造られたという、他ではなかなかお目にかかれないピノ・グリ単体のシャンパーニュ…

(販売ページより)



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◤デロ・ドゥリュニー AOCシャンパーニュ ブリュット「キュヴェ・デ・フォンダトール」ピノ・グリ NV3,801 円

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 というわけDE、出自のユニークなキュヴェではありますが、中身は田舎のビストロ・シャンパンです (笑) 。3,000円台なので「これで旨かったら儲けもの」なーんて淡い期待も少しはありましたが、ワインの世界はそんなに甘いモノではアーリマセン。

 もちろん、クレマン2,000円台の糞シャンよりはキチンとしていて普通には美味しいけれど、ホント、田舎の人懐こいワインという感じ。グリ品種らしい渋みとブラン・ド・ノワールっぽい骨格があるのはいいんだけど、品種の問題なのか醸しの問題なのか、乳酸の出方が〝やや木工用ボンド〟ライクで、高貴なフィネスなんかまるでアリマセーン (笑) 。ま、基本的に話のネタにする目的以外に飲む価値はヌワイです。



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 そんなシチュエーションは現実にはあり得ないけれど、言うなら、ある晴れた陽気で暖かな昼下がりにマルヌ川沿いをmoukan1973♀と散歩していたら楽しそうにピクニックをしている集団を見つけて近づくと「やあ、キミたちも一杯飲んでいかないか〜?」と誘われてサンドイッチと一緒にご馳走になったとしたら、そりゃあ、とっても美味しく感じるんじゃない?──というワインです (笑) 。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


古代品種

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