もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日本酒を飲んで心底「面白い」と思ったのは久しぶりかも。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤菊鷹 〜Hummingbird〜 純米 無濾過生酒 30BY <愛知> ── dಠಠb「初心者向けのイマドキなジューシイ生酒」#「風の森」が好きな人には〝どストライク〟です。 




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 ▲最初、勝手に兄貴が結婚したのかと思った。つうか、41の割りに目尻のシワが・・・。

 ▼まるで〝うらなり〟──再現VTR──の郷ひろみ。
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 bottle size:1800ml





【812】菊鷹 -きくたか- 〜Hummingbird〜 純米 無濾過生酒 30BY <愛知>

藤市酒造 (by 日本酒専門店 Sake芯) :http://sake-sin.blog.so-net.ne.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:富山県産 雄山錦100%/70%
▪︎酵母:金沢酵母
▪︎備考:「乳酸発酵」=菊鷹シリーズの山廃酒母から抽出して培養した乳酸菌を酒母造りの段階で投入して発酵。ま、自家製の乳酸菌を使った「速醸」ですね。
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:15%
▪︎処理:無濾過生酒 (どうやら原酒)
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年3月
▪︎管理状況:2019/8/5に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年8月8日 (木) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲この女にスーパーで売ってる中国産の安いウナギを食わせたい衝動に駆られるにはナゼだろう??[妊娠余波、滝川クリステルのビールCM差し替えへ]←キリンへのオモテナシが必須。



 立ち香──ちょい木工用ボンド (笑) 。やや人工的な乳酸感。あまりフルーティーには感じないものの、しっかりキャッチーです。キャンディーのような甘やかさ。徐々にバナナで作ったセメダインにバニラを足したようなニュアンス。つまりは、奈良の〝あの銘柄〟チックなアロマに近づきます。

 どうでしょうか──。

 飲んだ瞬間に「8号酵母」支持を心の中で表明したけど──要するに甘い (酸が足りない) んだよ──、これはこれで悪くはないかな。ややオコチャマだけど、軽いし口どけは抜群だし、モダン・ジューシイ酒としては良い出来じゃないでしょうか。少なくともコレを飲まずして30BYの「風の森」をアーダコーダイーダヨーダ言って欲しくはないです。それでもまあ、大筋では「風の森 雄町80」と〝ソックリの他人〟──もしくは〝腹違いの兄弟〟──という感じではあります。こっちには明らかに「低アル属性」を感じるので、よりクイクイ飲めるのは「菊鷹」ではあるけれど。



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 すでに飽き始めてるけど、完成度は頗る高いです。28BYよりもミネラリーで骨格に野太さを感じつつも、エキス感の透明度は高い。グラスは外開きタイプの方がザクザクしたテクスチャーが割り増されてオレはこっちの方が好きです。

 まあ、薦められてこういう言い方するのも忍びないんだけど、いちいちオレが正面から向き合うような酒ではないです。まさに「最高級の初心者用日本酒」という感じ。もしも同じ値段なら、たとえそっちが750mlに過ぎないとしても、迷わずシャンパーニュを買います。結局のところ、高品質でも高級感はヌワイんだよな。文句も出ない代わりに全く心も踊らない。カジュアル酒としては上質だけど、要するに「清涼飲料水」で、やはり、大きく分ければ「風の森」と同じ組です。



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 ▲またしても危ういカップルが誕生してしまった。。



 今日のところは絶対的に「8号酵母」を支持します。透明感が運んで来るフィネスとエレガンスの質をコレと同列に並べることはできない。こっちはあくまでもオコチャマ向け&飲みやすいの権威酒。「風の森」よりは〝コチラ側の酒〟だけど、さほど興味は沸かないかな。ジュース、ジュース。720mlがあれば気合い不足の日本酒マニア連中の間で大ヒット間違いナシゴレン。

 たぶんmoukan1973♀も同じ意見でしょうね





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「なんか最後イヤな感じのが残るな。正直、旨いとは思えない。あんま菊鷹っぽくない。」←そもそも我が家では「速醸菊鷹」の方がマイナーな存在。

 そこまで悪い酒だとは思わないけど、やはり、味としての「酸っぱさ」はあまり感じない。ここからの巻き返しには期待できないけれど、まあ、捨てずには飲めそう。





── 2日目。

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 なんか変化 (劣化) の式まで「風の森 雄町80」と同じだな (笑) 。やや粉っぽく苦いけど、まあ、許容。そうそう、昨日、書き損ねたけど、ガスはそこらの「直汲み」程度にはあります。今日もまだ少し残ってます。

 なんか微妙だな〜。もはや「8号酵母」と比べることそれ自体が無意味。オレの中では、日本酒を飲まない人にとっての居酒屋における「生レモンサワー」みたいな位置づけなので、何というか「味わう」とか「感じる」とか以前の酒で、ホント、黙ってテレビでも観ながら単にグビグビ飲むというだけの存在。正直、今日に関しては「旨い」と思える瞬間は1秒もヌワイです。出来の悪くない、普通より少しだけ上を向いてる酒。



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 とはイエイ、当然ながら「風の森」よりは情報量の少ない酒なので──ALC.度数も低いし今日は割りとドライだし──、日々の〝上質な酔い〟を担保するという意味においては、その存在価値の灯火までは消え切らない酒です。

 それでも、この酒を持ち上げる感性を全く理解できません。きっと「クソ酒」ばかり引いた不幸による、そことの相対としての「好印象」じゃないんですかね。我が家の場合は諸々の高級酒も相対化の一員に加わるので、この程度じゃ、相当のハンデでもない限り、ボーダーラインから浮上することすら難しいです。

 いろいろ厳しいことを書いてますが、飲み手が平均的な感性の持ち主である場合のみ、そこそこキチンとした酒として享受できるレベルではあると思います。オレは全く心を動かされないけれど、これまでに付けて来た「not on my list - good」よりはマシという意味では「優れている (excellent) 」んでしょうね。

 なんだかんだで〝減り〟だけは早い酒です。繰り返し言っておきますが、これを「8号酵母」と同じ俎上に乗せることはできません。ジャンル違いも甚だしい。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 菊鷹 not_on_list_excellent

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。


──8号酵母、仕込み8号(自社酵母・山廃純吟)、Hummingbirdと再入庫したので、同時に開けて菊鷹クラーベの楽しい再履修しようかな(笑)

「Hummingbird」はむしろ「風の森 雄町80」と並べて飲んで「どっちがどうの」と合点を探しに行った方が面白いとは思います。そのグループだと、どうしても「見劣り」とまでは言いませんが「一際ポップ」に感じてしまうでしょうね。

「菊鷹」の山本杜氏は、おそらく自身では「山廃」や「酵母無添加」とか、そっちの造りを推し進めたい考えがあるものの、外様なのでオーナーの要望──要は「売れる速醸の酒をもっと造れ」的な注文──には逆らえず、それで28BYからは一部の「山廃」が「速醸」にリニューアルされたんだと思います。

そういう意味で、この「Hummingbird」は彼なりの「意地ある折衷案」というか、テクニカル面では「速醸」ながら、風味的には「山廃」を目指しつつ、それでいて飲食店のウケもバッチリ押さえると、そもそも「そういう酒」なので、出自からして目指すべき着地点が違うんですよ。

めいさんの場合──信じられないことに──「山廃菊鷹」が未飲らしいので、まずはそこから出直して下さい (笑) 。だいぶ「異質」ですよ──「速醸菊鷹」とは (草ボウボウ) 。うちでは「山廃菊鷹」に対する認識がメインなので、やはり「Hummingbird」は別ジャンルです。28BYの方が酸の出し方がピーキー (イイ意味でヤリスギ) だった印象で、30BYは少しスマートに仕上がった分、moukan1973♀なんかは「中途半端」と言ってますね。

「8号酵母」は「速醸らしからぬ透明感」を獲得している点が得難いわけで、これは「低アル属性」のなせるワザだとは思いますが、そこも含めて「新しい」というわけです。「Hummingbird」は飲む前から「風の森」を想起させる時点で、もう「個性」は放棄してます。つまり、これは完全に「売れ線」を意識した酒というわけです。

なので、比較の俎上には載りません。


2019.08.11 Sun 10:43
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Name - めい  

Title - 

毎度です。

思ってた感じの記事で納得です(笑)

moukanさんには深みがないと言われるだろうな、と覚悟してました(笑)

8号酵母にあった秘境感もなくて、あっけらかんとしたお酒ですよね。

こういう健康優良児というか、裏表がないというか、分かりやすいお酒にほだされたいタイミングにハマったのかもです…

8号酵母、仕込み8号(自社酵母・山廃純吟)、Hummingbirdと再入庫したので、同時に開けて菊鷹クラーベの楽しい再履修しようかな(笑)
2019.08.10 Sat 16:09
Edit | Reply |  

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