もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日本酒を飲んで心底「面白い」と思ったのは久しぶりかも。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤あべ - 夏の純吟 生原酒 30BY <新潟> ── dಠಠb「オレが篠峯や黒澤でやってるようなことを『あべ』でやってるマニアさん、いるの?」#Dry/Spicy 




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 ▲妹ちゃん──役作りで「まんじゅう姫」化が加速中 (7kg増量中) 。

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 photo: 蔵直酒屋 方舟




 毎度アクセスご苦労様です。


 ドスンとした生酒のあべです。「REGULUS 29BY 火入れVer」には〝今後の飛躍に期待も込めて〟──「on my list - excellent」を付けましたが、この「平仮名あべ」は、良くも悪くも粗野でワイルドな味わい。

 どのスペックもなかなかの売れ行きのようだけど、オレが「篠峯」や「黒澤」でやってるようなことを「あべ」でやってるマニアさん、いるの?──つまり、同じスペックの瓶を5〜6本ほど手配して時期を変えて飲んで〝真のポテンシャル〟を探るということを指すわけだけど、こんなもん、リリース直後に味見した程度じゃ──苦みフェチの変わり者でもない限りは──どうにもならんだろ。

 とはイエイ、自分でわざわざそれをやる気が起きるほどこの銘柄に価値や魅力を感じてはいないので、もしも「あべ博士」の読者さんがいたら〝想ひの丈〟をコメント欄で語ってくれても構いません。



 ▼姉ちゃん──ちょっとキレイになった?
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 bottle size:720ml





【802】あべ - 夏の純吟 生原酒 30BY <新潟>

阿部酒造 株式会社:http://www.abeshuzo.com


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:麹・五百万石、掛・こしいぶき (新潟県産) /50%、60%
▪︎酵母:新潟G9
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5/─/─ (※体感上は+10/2.0/1.8のイメージ。)
▪︎備考:「完全発酵型のドライ設計」だそうです。「菊鷹 雌伏 (山廃7号酵母) 」や「众 -GIN- 」なんかとニュアンスが被る。
▪︎ALC:16%
▪︎処理:「生原酒」なの?
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年6月
▪︎管理状況:2019/6/29に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年7月11日 (木) / 長陽福娘の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──まるで香らん (いいこと) 。ナニコレ、瓶の匂いしかしない (笑) 。グラスに注いで液面を動かしても無臭。なんじゃこれ。冗談に聞こえるかもしれないけど、バジルのピザの幽霊? つまり、微かにチーズと草 (笑) 。

 飲んでみる──もしかしてオレ、風邪気味? ←いや、そこそこ元気なおじさん。

 まーたこれ、変な酒 (笑) 。ガスは微量だけどある。味わいはお爺ちゃん愛用の「のど飴」ライク。そして、結構ワイルドかつストリクトリーに辛口。なんか蒸留酒の「ジン (Gin) 」みたい。

 しかしさあ、なんつうか「而今サイコー!」とか「風の森でピクニックしたい!」とか言ってるマニアさんたちは、一体コレを飲んでどう思うわけ (笑) ? 結構な出力でイマドキ地酒のメインストリームからは外れてる酒だと思うんだけど。面白いっちゃ面白いけど──まだまだ「風変わりな格好=個性」と思ってる田舎者の域は超えてないけど──、でもまあ、この野心や攻めっ気だけは前向きに評価したいな。若い頃は「人とは違うぜ!」だけが「生きる意味」だったりするので。



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 ▲少なくとも2019年5月31日の時点で『君の名は。』未鑑賞の東宝シンデレラ (上白石姉妹とは同期) 。



 まあ、大枠では「変な草」ジャンルでいいと思います。基本的にはスリムドライな味筋。だけど、クセが凄い (笑) 。味も香りも違うけど「」を飲んだ時に感じたストレンジャーな雰囲気はある。「旨いのか?」と訊かれて「旨い!」とは言えないけど、それこそブロガースタンプラリアン向けの酒。

 そこまで重い酒でもないけど、このタッチなら山廃でALC.15%に仕上げた方が面白いとは思うけどな。やや旨みの余韻がネチっこく野暮ったい。ちょっと熟成させた「菊鷹 雌伏」みたいな複雑みもあるけどな。

 ワイングラス──。

 酒が口に届くまでにアルコール成分がグラス内で揮発するので、より一層スパイシーな辛口になります。まだまだ粗野で不完全な出来映えだけど──ウブな日本酒ヲタを「個性的!」と喜ばせることにかけては事足りてるけど──、まあ、見守りたい銘柄ではあります





── 2日目。

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珍しく日本酒マニアっぽいことをやってみた☆

 昼間に少し手を加えてみた。約1合をチロリに採って小さめの氷で少し薄めて60℃までお燗。それを冷まして瓶に戻して夜まで冷やした。つまり「ナンチャッテ生詰」を自前で作ってみた。オリジナルの生酒はサンテック小瓶に移しておいた。


 左が火入れ (燗冷ましの冷蔵) 、右が生の少し割り水。香りはそれほど変わらないな。

 生から──昨日よりしっかり甘みがデロンギ。ちょっとクドいというか野暮いよな。

 火入れ──やっぱこっちの方が馴染むな。うん、普通に生詰っぽい (笑) 。こっちも「あべ流儀な苦み」はあるんだけど、ここから生に戻ると更に苦いな。火入れの方が旨みのテクスチャーがオレ好みの〝硬めに炊いた御飯〟みたいにコツっと当たるニュアンスがある。



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 さすがに「REGULUS 30BY」の「生酒 vs 火入れ」の味クラーヴェを自前でやる情熱はもはやオレにはないけど、ここの酒はそこまで「生酒向け」だろうか。なんなら濾過して加水して一回火入れにした方が酒としての気品あるフィネスを体得できると思うんだが、そこのあべ博士さん、どう思います?


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 あべ not_on_list_good

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