もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今季の「山鷹 (山廃の菊鷹) 」は軽く仕上がってるヤツが多そうな予感。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤若駒 - 八反錦80 (おりがらみ) 無加圧採り 無濾過生原酒 2018 (30) BY <栃木> ── dಠಠb「最初の2〜3杯は面白かったっす」#Dry/Unique 




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 ▲随分とハッキリ映り込む心霊写真だこと。



 毎度アクセスご苦労様です。


 初めて買うし飲みます、若駒 (わかこま) です。ホントは「愛山90」が飲みたかったんだけど、NBR酒店では720mlがSOLD OUTでした。

 普段ネット巡回してる酒屋でも新規取扱が増えたりしてるので、世間ではジワジワと人気なんでしょうか。どうして栃木のマイナー銘柄が短期間で成り上がりつつあるのか、実は密かに訝ってはいたんだけど、ここの6代目の柏瀬幸裕氏は「風の森」の油長酒造で修行した経験の持ち主だったのね。いやー、たまたまとはイエイ連続で開けた以上は、この事実を知らずに飲んで「風の森の風」と書きたかった (笑) 。




 photo: SAKETIMES



 きっと多くの日本酒マニアたちは「風の森」経由で「若駒」を飲むんだろうけど、確かに五味フィールドでも共通要素の多い銘柄同士ではありますね。ただ、今回の「八反錦錦80」と「愛山80」なら、個人的には「若駒」の勝ちです。もちろん「勝者ナシ」が最も正しい表現ではあるけれど。



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 bottle size:720ml





【800】若駒 -わかこま- 八反錦80 無加圧採り 無濾過生原酒 30BY <栃木>

月井酒店のHPより:http://www.paw.hi-ho.ne.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:八反錦/80%
▪︎酵母:T-ND (栃木ニューデルタ)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:17%
▪︎処理:無加圧採り、無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年3月
▪︎管理状況:2019/6/29に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年7月8日 (月) / 風の森の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──スクリューキャップが不良気味にユルいんすけど、大丈夫でしょうか (大丈夫だったけど瓶を寝かすのはやめといた方が無難) 。極めて望ましいことに〝ほとんど〟香らん。なんか極薄の和紙に洋梨の香りが塗布されてる感じ (笑) 。グラスに注いで液面を動かすと、まさに「風の森」の「風」がそよぐ。奥から品の良い蜜様の甘やかさ。今のところ──オレが言うところの「草」はヌワイ。

 潔い薄さ (笑) 。味筋はシャープで、骨格は無駄のない堅牢さ。そしてスパっとキレる。この順番で飲んだからなのか、まるで「風の森」をロックで飲んでるみたいな水っぽさを感じるんだけど、ALC.17%であることが信じられないくらい軽やか。



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 ともすれば「味気ない」と感じるほどに口どけは抜群。少なくともアタックは純米大吟醸みたいにシルキーで、言われなきゃ「精米歩合80」とはわからない。味わいがそこそこ「 (青い) バナナ」寄りなのでオレの嗜好からはハズれるけれど、基本的にはハイレベルなドライ酒だと思う。ガスも少しだけある。そうだこれ──どうして肩口ラベルとかに書かないのだろう──、実際には「うすにごり」なんだよな。

 食中は〝無味無臭レベルに淡泊な米サイダー〟だけど、なんとなく個人的なバイアスとして、後半にかけての (スパっと切れる手前の) ザラザラとしたミネラリーな渋みの中に「」を感じるな。今はホント味も素っ気もないけど、まあ、飲める。まるでバナナと洋梨の皮を炭酸水に漬けて発酵させて蒸留したみたいな酒 (笑)

 すぐに飽きるけど、少なくとも最初の2~3杯は味の出し入れのグルーヴが面白いっちゃ面白い。それなりにスタイリッシュでモダンな辛口純米。



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 ブレンド──「風:7、駒:3」。

 はい、今日イチ





── 2日目。

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 立ち香──両者の香りを比べると「風の森 − ミルキー要素=若駒」っていう感じだよね。まるで性格の似てない兄弟という感じ。

 まあ、これもこれで「別に」なんだけど、すごい面白い立体感なんだよね。味はともかく、オレ好みのペターンとしたプレス感があって、旨みの球体が無重力。ただし、今日は少しオリ成分が進入して来てるので、スパイシーに〝カァっ〟と苦いです。

 ぼちぼち飽きて来たのでワインでも開けますわ





── 3日目。

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「風の森 愛山80」と約半々でブレンド──瓶ごと合体です。

 立ち香──酢酸イソアミル系だけど、そこまでバナナでもないし、青リンゴとか洋梨もあるから、香りそのものは悪くないです。ちょうど「風の森」のミルク成分が緩和されてる感じ。

 うすにごり状態ですが──。

 うん、ジョウヘモニイですね。寝酒にします。余韻の汚さは精米歩合なり。「若駒」にはいろんなスペックがあって一体どれが「アタリ」なのか分からないけど、気が向いたら他のを買ってみてもいい。これで最後までクリアに澄み渡れば「銘酒誕生」だけど、そこが難しいわけで。「雄町50」もあるけどカプロン酸エチル生成酵母なんだって。



 ▶︎坂本龍一 - NHK「You (Opening) 」(1982)
 



 最後まで美味しくは飲めないけど、開けたての2〜3杯は面白かったっす。新人発掘オーディションで表向きは落としたけど「You、明日からレッスン参加しちゃいなよ」みたいな (笑) 。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 若駒 not_on_list_good

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