もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今季の「山鷹 (山廃の菊鷹) 」は軽く仕上がってるヤツが多そうな予感。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤星泉 - 純米吟醸 Prototype-9 無濾過生原酒 30BY <愛知> 




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 ▲1年分の「金麦」とかマジでイラネね (笑) 。



 毎度アクセスお疲れ様です。


 そこそこイイ線を行きつつ、なかなか大当たりを飛ばせない「星泉 (ほしいずみ) 」ですが、なぜかタマに拾いたくなる程度の魅惑のある不思議な銘柄ではあります。YJM酒店のアナウンスだと──NBR酒店のそれとは異なるけれど──、今季は「6号酵母」の数値 (日本酒度/酸度) が「−0.5/1.8 (29BY) 」→「+1/2.2 (30BY) 」になっていたので、それで勇んでカートに入れたものの、届いたのは「9号酵母 (−1.5/1.7) 」で、おいおい、と履歴を見たらオレが間違えていたということでした (大いなる異常行動) 。

 DESUGA、何号酵母だろうと飲んだ感想は書かねばならないのです。いやー、ふんわりしたハズレ酒でしたが、水のキレイさだけはあるので、日本酒マニア100人中、おそらく80人以上は普通に飲めるんじゃないでしょうか。我が家では残りの半分は料理酒 (平均精米歩合60%以下の純米酒) に合体、それでも残ったモノは土曜の夜に「豚しゃぶ」用に使いました。



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 bottle size:720ml





【798】星泉 -ほしいずみ- 純米吟醸 Prototype-9 無濾過生原酒 30BY <愛知>

丸一酒造 株式会社:http://www.sake01.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:夢吟香/60%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:−1.5/1.7/0.8
▪︎ALC:16.5%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年6月
▪︎管理状況:2019/6/28に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年7月4日 (木) /菊鷹の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──少なとも開けたては特にケバケバしいカプエチはないかな。少し安心。とはイエイ、うっすらとパウダリーに甘やかな森の奥に小さな吟香の花を発見。それでも全体としては極めて穏やか。あと、気づかない幸せ者 (moukan1973♀) の方が多いとは思うけど、微かに「木香様臭 (アセトアルデヒド) 」が出てます。

 とりあえず飲んでみる──日本酒度マイナスの速醸酒なんて超久々。

菊鷹」の後だと甘いし重いけど、そこまで出来の悪い酒でもないな。グラマラスな量感で余韻は無駄に長く──だが邪魔な香りやクドい甘さもなく──、まさにモノトーンのドッカンファイヤー (笑) 。



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 ちょっとグラチェン──。

 徐々にミルキーな甘クドさが出て来るかな。言葉は悪いが、上品ぶった田舎吟醸。この酒で今日を終えたくはないので、お菊さんに戻りますわ。2日目は一杯目に飲む。

 お菊返し──。

 シアワセ侍。





── 2日目。

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 立ち香──今日は最初に飲む。やっぱ微かに木香様臭あるんだよな。たぶん100人中98人がわからんと思うけど──世間ではそれを「ない」と言う。なんか不抜けた「ろくまる」みたいな香りなんだよな (笑) 。ほんのりトゥワン&カプエチ&木香ライクな渋み。

 さすがに昨日よりは味の輪郭を正確に捉えることができる。全体には少しザラつきのある粉砂糖ライクな甘みが支配するバランスなんだけど、後半にかけての苦みのタイプが「」や「焦げ」系なんだよね。五百万石のハズレ瓶なんかでタマに出会うタイプの苦み。



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 オレ的にはジョウジェモニイ酒 (どうでもいいさけ) ですが、出来映えそのものは普通かな。高性能の味覚フィルターを発動させれば、エキス感そのものには〝キラリとした反射性〟を見つけることができる。数値以上に酸に張りがあるので、旨みの筋肉はポチャっとしつつも若々しい弾力感に富んでいて、そこにお上品な和菓子ライクな甘みが併走しつつ、最後はややダーティーな焦げみのあるフィニッシュ感で、一連の嚥下物語においてフルーティーに感じる瞬間は1秒もありません

 これで酸度が「2.0」以上あれば多少のアセトアルデヒド (木香様臭) もグレープフルーツ (柑橘) 系のキャラクターを身に纏うんだろうけど、残念ながらそういう酒ではありません。水の美しさだけはちゃんと感じれるので、そろそろ「星泉」でアタリ引きたい。





── 3日目の昼間。

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 ♡☺♡「なんか明利系のカプエチを感じるんだけど。」
 dಠಠb「微かに木香があるのわかる?

 ♡☺♡「それはわからないけど・・・。ああ、なんか重いな。もう一杯飲みたいとは思わないよね。」
 dಠಠb「液性 (水) そのものはキレイ系なんだけどね。」

 この「9号酵母」は全てが中途半端というか〝臆病な中庸さに満ちた酒〟という感じで、その手堅さ、無難さが何の魅力にもなっていません。だったら「山田錦55」でやればいいじゃん、という感じ。それに引き換え「菊鷹 8号酵母」はモダン日本酒の傑作


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 ほしいずみ not_on_list_good

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