もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日本酒を飲んで心底「面白い」と思ったのは久しぶりかも。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Sons Of Wine (サンズ・オブ・ワイン) Vin de France「Pinot Escobar」2017 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 不自然なピノ・ノワールです。以前飲んだPierre Frickのピノ・ブラン (AOCアルザス) が旨かったので、店主に「これのピノ・ノワールあります?」と訊いたらヌワイということで「じゃあ、アルザスのピノ・ノワールで何かあります?」となり、すると何やら裏から出して来て、なんでも「数が少ないのでインポーターさんも表のラインナップには載せてません、先日、うちで試飲会やった時に大人気でした」ということで買って来た、そのお値段、ぬわんと4,000円




 photo: 二番通り酒店




オレ版『自然派ワインってこんな感じ』
(恣意篇)

アペラシオン的なテロワールからは逸脱するので、1本1本は「場当たり」で、ほとんどの日本酒マニアと同じように違う地域の違う銘柄の酒を脈絡なく気分でその都度チョイスしては「はい、次!」とスタンプラリー制覇の如く周遊しながら気軽に自由にいろんな酒を楽しめる。 (※基本的に体系的知識の習得を必要としない。)
ゆえに、基本的には造り手でしかワインを選べない。 (※少なくともアペラシオン買いに特別な意味はヌワイ。)
酸化防止剤 (SO2=二酸化硫黄) が無使用だったり少なかったりするので、液性に日本酒で言う「生酒」のような緩み&撓みがある。
言われなきゃ「ワイン」であることすらよく分からない味や香りのするモノもある。 (※我々はこれらを「不自然なワイン」を呼ぶ。)
音楽で言うとインディーズや地下アイドル、純文学小説で言うと「文學界」「群像」「新潮」「文藝」以外の雑誌や公募で新人賞を取った作家と似たような存在。 (※王道ジャーナリズムからは相手にされないケースが多い。)
ポップでロックでパンクなエチケット (ラベル) が多い。
愛飲家の志向性 (信条の質) が菜食者のそれと被る。ゆえに若干「信仰的」な雰囲気を醸し出す。 (※200%恣意的な見解。)
なぜか地酒を扱う店でプッシュされていることが多い。 (※酒泉洞堀一IMADEYA登酒店)
今のところオレが普通に飲んで素直に「旨い」と思えたのはPierre Frick (アルザス) とMother Rock (南アフリカ) だけ。




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◤サンズ・オブ・ワイン ヴァン・ド・フランス (VdF)「ピノ・エスコバール」2017 4,000 円

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 立ち香──アルザスの赤い石鹸。

 ♡☺♡「なんちゃってワインだなあ。4,000円、許せないなあ。オコチャマワイン。これで今日をこれで終わらせたくはない。」

 モロフシ麹 (もろ不自然な広治) だけどな。ピノ・ノワールなので色が薄いのは別にいいとして、なんか味までロゼみたいなんですけど。そして、ピノ・ノワールを飲んでる気分ZERO小隊。ザクザクなミネラリティはあるけど、とにかく香りだよな。まるで石鹸の匂いが染み着いたグラスで酔えるフラワーティー (花びら茶) を飲んでる気分。そしていつものように「何を飲んでも自然派は自然派」というお決まりの味わい。





── 2日目。

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 ▲女と身体が入れ替わったら胸を揉むくらいじゃ済まないぜ──オレなら。



 写真にはないけど、寝酒にグイ呑みでキンキンに冷えてる状態で飲んだら、実はこれが一番旨かったというね (笑) 。舌先に微かなガス感もあるし、日本酒と同じ条件で飲むことで、このワインのフィネスやクオリティが都合良く同じフィールドで相対化されるというね。

 いつも言ってるけど「酒屋のオススメ」と「政治家の公約」ほどアテニナラナイものはないので、別に最初から過度な期待はしてなかったけど、それでもコレは流石に酷い。だって「そんなに自然派っぽくないですよ」と言ってたじゃん。いやコレ全然「不自然」だから (笑) 。

 そればかりか「先日の試飲会で大人気でした」──とまで。うーん、逆にそれこそがフラグだったのか。所詮は不自然派グループの会合だしな。「そこでの一番人気我が家でのNGワイン」ということは、いつかのスロバキア・ワインでも実証済みだったはずじゃないか。



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 このへんは「センスの問題」だけど、他人の趣味嗜好を推察する (汲む) 行為において、オレは今まで自分以上の能力の持ち主に出会ったことはないから、別に嘆いたりはしないけど、ただ「もうアイツは使えない」ということですね。そもそもオレの自然派ワインに対する見解を一緒に確認したじゃないか。せめてそこを踏まえてセレクトしてくれよ。これじゃまるで、さんざ「NY産のDance Musicが好き」と言ってるのに「ヨーロッパ産のEDM」を推薦された気分 (笑) 。





── 3日目。

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 裏のエチケットには「サーブ温度:14℃」と書かれてるけど、とてもじゃないが、そんな温度じゃ香りがキツくて飲めたもんじゃない。むしろ日本酒の冷酒温度をグイ呑みで飲んだ方が全然マシ。渋くて酸っぱいけど、似たような低アルの日本酒と相対化させでもしなければ飲めたもんじゃない。実際、1,800円のワイン酵母の日本酒の中身がコレなら──「やるじゃん」──とはなる。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


アルザス 自然派ワイン

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