もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日本酒を飲んで心底「面白い」と思ったのは久しぶりかも。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤風の森 - 純米 雄町80 しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY <奈良> ── dಠಠb「2日目はダダ下がりですが、処女ヴィンテージへのエールを込めて」#Fresh/Fruity/Women 




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 ▲moukan1973♀が菅田将暉ファンじゃなくて良かった (笑) 。[映画『さよならジュピター』予告

 




 毎度アクセスありがとうございます。


 お久しブゥーり稲、あなたに会うなんて風の森 (小柳ルミ子) です。27BYのある時から品質がガタ落ちになり──ちょうど生産量&取扱店が増えたあたりから死に始め──、味が薄く凝縮感に欠け、骨格がフニャフニャのくせに香りだけは芳香剤みたいにクドくなって、もう二度と手に取ることはヌワイと思ってましたが、なんでも──30BYの風の森は風邪が治った──ということらしいので、それで拾ってみました。


 確かこの会社は、持ち回り制というか、社員の全員が順番に担当を変えるスタイルだったと記憶してるけど──誰かが倒れても他の誰かがその誰かの代役を務められるように──、それで若い女のコ (山本悠奈ちゃん?) が杜氏に初挑戦という運びになった模様。

 誰にでも、どんなことにでも「ビギナーズ・ラック」という奇跡は起こり得るので、手堅い再現性を技術的に獲得するためには、今後、様々な苦難が彼女を待ち受けているだろうけど、これが本当に彼女にとっての処女ヴィンテージであるのなら、素直に彼女を讃えたいと思います。

 もはやオレにはジャンル外の味わいだけど、ファン及び平均的な日本酒マニアの皆様にとっては久々の「マシの森」じゃないでしょうか。いわゆる一つの「ブロガー大絶賛系」です (笑) ──実際にどうだかは知らないけど。



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 bottle size:720ml





【796】風の森 -かぜのもり- 純米 雄町80 しぼり華 30BY <奈良>

油長酒造 株式会社:http://www.yucho-sake.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:岡山県産 雄町/80%
▪︎酵母:協会7号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:17%
▪︎処理:無濾過無加水生酒 (無濾過生原酒)
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年6月
▪︎管理状況:2019/6/28に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年7月1日 (月) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──割りと穏やかだな。ラムネ菓子っぽい乳酸を感じるけど、たとえば「御前酒 Cry Baby」ほどの鷹揚さはヌワイ。ほんのり甘やかミルキーなタッチもありつつも、品良く清楚な佇まい。7号酵母っぽい鋭利なセメダインやテカりは感じないかな。液面を動かすと──オレにとっては少し懐かしい──パウダリーなバニラっぽさも顔を覗かせ、スっとした優しいメントールな揮発感、シュガーレスガムのようなバナナ香、透き通った酸には甘やかなマスカット。どちらかと言うと「26BYのキヌヒカリ45」──オレも遠くまで来たもんだ (笑) ──に近いイメージ。

 キレイな表情はしてますが──言われなきゃ「純吟」みたい。

 イイ出来だ。ガスはそれなりにある。グラスにビッシリ気泡の群衆。ちょい甘いし、27BYの面影はないけれど、シャープな味筋ながら集中力のあるジューシネス (肉感的な乳酸体) もあり、余韻はノンシュガーの (味のしない) ラムネ菓子をガリガリ噛み砕いたかのようなミネラル感があって、この余韻が予想外に長いものの、日本酒的な鈍重さやクドさはなく、極めてエレガント。



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 正直、思ってたより綾瀬はるかに良い出来映えです (笑) 。もはやオレの守備範囲ではないが──「オモチャ」というか「お菓子」みたいな酒だもんで (笑) ──、旧評価スタイルなら☆5は余裕。変な話、うちに子供はいないけど、親目線で言えば、子供に買ってあげたいオモチャやお菓子みたいな優良な存在。

 ワイングラス──。

 立ち香──ピーチ味のラムネみたいなアロマだけど、モッチリした旨口フェイスのヒントも。なんか「ヴィーダー In ゼリー」の「プロテイン (ヨーグルト味) 」みたいだな (笑) 。



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 ワイングラスによってギュインと甘旨が開くと、ちょっとオレにはミルキー過多なバランスになるので、冷たい温度をグイ呑みでチャキっとクイっとが好み。あと、ワイングラスだと硬水チックな鉱物感が増すので、余韻が少し重くなる。

 いかにも「初心者向け」の味わいではあるものの、良質な児童書というか絵本というか、質は高いと思います。特に性根の曲がっていない日本酒ファンなら、おそらくコレを飲んで「否定的な意見」を言う人はいないと思うし、ましてや初心者や素人なら感動すること間違いナシゴレンですね。

 捨てずに笑顔で飲み切れそうなので、本当に良かった (笑) 。「美味しいスイーツ」みたいな酒で食事には合わないので、パーティーにおける「乾杯酒」or「終盤のデザート酒」もしくは「酒単体」でどうぞ。



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 ▲本業以外の話題ばかりの国内メディア。



 Larue (ワイン) の3日目──残りは150mlくらいだけど。

 あああ。ようやくこのキュヴェに求めるべき酸や集中力が出てきたけど、逆に今はアンダー4,000円レベルの風合いになっちゃったかな。しかしまあ、オレも昔はそんなことを言ってたし書いてたけど、少なくとも「風の森 雄町80 30BY」を飲んで「ワインっぽい」とは思わねえよな (笑) 。ま、次は本命の「愛山80」でも開けるかな。これの27BYは確かに酸っぱかったんだよな。

 気分としては「マンガ」を読んだ後に「純文学」を読んでる感じ。別に「どっちが上」とかはないけどね──値段以外は (笑) 。





 1973チャレンジ!!!
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 ▲まるで幽霊・・・。



 ♡☺♡「あああ、飲める。乳酸ジュース。意外にクイクイ飲んじゃう。これを嫌いという人はいないと思うよ。」





── 2日目。

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 立ち香──ようやく7号ライクなセメダインが出て来たな。それでも全体にはチャーミングな乳酸系清涼飲料水という感じだけど。

 まだガスが少し残ってる。残念ながら昨日の方が旨いです。今日の方がミネラリーかつ無骨な味筋もあるけど、やっぱ少し甘いのと、酸に抜け感はないので、アタックの甘さが邪魔に感じる。それでも別にこんなもんでしょ。酸っぱい酒が飲みたければ我々には他にいくらでも選択肢はあるわけだし。

 なんか今日はドライなバナナジュースっぽい表情もあるな。「バナナ」って酸が少なくて少し甘苦いニュアンスあるじゃん。つまり、バナナジュースとしてはドライだけど、酒としては甘いみたいな──なぜなら「日本酒」だから



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 今日は割りとジョージェモニイ (どうでもいい) 酒ですね。足の速そうな酒だとは思っていたけど、まさかここまで一瞬でピークアウトするとは (笑) ──♡☺♡「昨日の方が旨かったな」。まあ、初日の頑張りに免じて評価は「not on my list - excellent」にしておきます。リスト外という時点で、基本的には「興味の外」なので、ジョージェモニイっちゃジョージョエモニイですが、彼女は頑張ったと思う。そこは前向きに評価したい。

 つうか、スーパーにミニテナントとして入ってる美登利寿司の「まぐろのスペアリブ」だけど、380円 (写真は約2/3の量) でコレはアリだわ〜。そして当然、たとえアルザスの赤い石鹸であっても、こと食中酒としての分はワインにある──「冷酒温度をグイ呑みで」という特殊な条件付きだけど。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 風の森 雄町 not_on_list_excellent

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