もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 その吟醸、720mlが840円ナリ。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤萩の鶴 - 純米吟醸 別仕込み 猫ラベル 〜夕涼み〜 27BY ── ♡☺♡「フルーティーというよりは、単に甘くて旨い水というか、疲れ知らずに飲めるカジュアル酒です」#Sweet, Women 




 わたし♡☺♡が書きます。

 萩の鶴です。1月に飲んだ別撰が最高だったので、山廃ラインの日輪田シリーズも含め、27BYはいろいろ飲んでますが、なかなかこれを超えるものには出会えずにいます。

 春にリリースされた猫ラベル桜Verは生原酒でしたが、今回の夏限定「猫ラベル風鈴Ver」は加水&火入れ仕様になっています。たしか瓶燗の1回火入れだったと思うので、それなりにガスやフレッシュさは残っているのかな?



 photo: 8代目蔵元 佐藤曜平さん ( byしらべぇ )
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d۝۝b「少しデカいが、フレームが細めなのでバランスはOK。色は茶系の鼈甲調。普段からメガネを掛けてる感たっぷりで、極々自然に似合ってる。たった一枚の写真でも〝掛け慣れてる感〟は伝わる。」



 ▶︎蔵元のNEWSより

原料米:美山錦100% 精米歩合:50% アルコール分:15度
日本酒度:-1.8 酸度:1.6

昨年より華やかな香りをやや抑え、優しい甘さを感じやすい味わいに仕上げました。
よく冷やして、ラベルの猫のように夕涼みしながらのんびりと楽しんでください。







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d۝۝b「特に問題なく似合ってはいるが、さかなクンの場合、逆にメガネが彼のキャラに負けてしまってる。もっとメガネで遊ぶ (攻める) べき。ギョロ目の彼なら、多少パンチのあるフレームでも問題なく似合うはず。ちなみにのび太は日本一デカい丸メガネが似合う小学生。」



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 bottle size:1800ml

d۝۝b「デカめのボテっとした黒縁を盲目的にオサレだと信じてる人 (藤井フミヤとかw) に典型的な火傷ぶり。似合ってもいないし、カッコ良くもない、ただただ胡散臭くて安っぽいだけ。いくら本人が気に入っていようが、似合ってない姿を見せられるのは、常に他人である我々。オシャレな眼鏡+オレ=オシャレなオレ、ではない。」






【131】萩の鶴 -はぎのつる- 純米吟醸 別仕込み 猫ラベル 〜夕涼み〜 27BY <宮城>

萩野酒造 株式会社:http://www.hagino-shuzou.co.jp


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 立ち香はリンゴ系の優しい香りがほんのりと。甘さより涼しげな酸が心地良いです。大吟醸用の酵母と吟醸用の酵母をブレンドしてるみたいですが、そこまで派手に華やかに香る感じはありません。基本的には透明なニュアンスのナチュラルな立ち香ですが、奥でチョコレート様の甘酸も僅かに感じます。わたしの苦手なセメダイン系は皆無です。

 ワオ、いいサイズの飲み口 (笑)


haginotsuru_yusuzumineko4.jpg 甘み、酸味、旨み、すべてがいいサイズです。ファーストタッチはソフトに甘やか。火入れらしく、アフターにはわりと渋みと辛みがしっかり出てると思いますが、まとまりの良さとして感じられるので、特に気になりません。フワっとした立ち上がりからのキレ上がりはコントラストが少しキツめですが、飲み進めていく中でノイズに感じることはないですね。

 旦那は、「最近飲んだ中だと、分福とかShooting Starなんかを小粒にタイト化した感じ」と言ってますが、たしかに温度が上がってくるとチョコレート的な甘苦さも出てきます。冷たい温度では酸による収斂性がバシっとキマる感じですが。

 フルーティーというよりは、単に甘くて旨い水というか (笑) 、あえて果物で言えばリンゴ系なんですが、ふじではく、酸っぱくない、モソモソした甘やかなリンゴですね。加水のALC.15度なので、疲れ知らずの軽やかな飲み口がいいです。

 おかわりすると、もっちりとしたトロみも伝わりやすくなってきます。果実の蜜のような、糖分ワイドリーに甘ぁ〜い含み香から、最後はしっかりとした渋みと辛みで切らせる流れですかね。広がりすぎない旨みと、程良い酸の中で弾ける小粒なジューシイ感が心地良いです。

 食中、苦みを感じるタイミングもありますが、頭の甘さがあるから気になりません。日本酒であることを忘れてしまうカジュアルで軽やかにチャーミングな酒質は、杜氏の人柄がそのまま伝わってくるようです。気取らず肩肘張らず、気軽にサラっと上質に旨すぎないこの感じは今の季節にピッタリです


moukan1973





── 2日目。


 今日はオレdಠಠbが書くぞ。


haginotsuru_yusuzumineko5.jpg 今日は瓶口から、マスカット、ラムネ様の透明な酸、ほのかにメロン様のクリーミイな甘やかさも。合わさって優しくバニラ。全体にはパウダリーでソフトな甘やかさが静かに漂ってくる感じ。

 初日より酸がチャーミング。酸っぱさとしての酸ではなく、甘さに溌剌さや瑞々しさを与える黒子としての酸。2日目に関しては、味の出方や酒質のプロポーションは、最近飲んだ中だと、東洋美人なんかに近い。ただ、あそこまで分かりやすくフルーティーじゃないし、フェイスとしての美人度は低い。でも、「このコ、メイクしたらきっと化けるぜ〜」という美人ポテンシャルを感じさせる、バランスの良い顔立ちの、地味めのかわい子ちゃんではある (笑) 。その意味じゃ、あえてスッピンで (香り控えめで) 勝負する美人ちゃんとも言える。今日はあんまチョコ感はない。

 2日目の方が旨いっす

 少し粉っぽいようなサラサラした舌触りの中で広がる絶妙な米の旨み。含み香がイヤらしくないから、食事にも付かず離れず寄り添う優しい酒質。甘さはね、なにかのフルーツというよりは、ソフトにシュガーなタッチかな。含んだ後にワンテンポ遅れてやってくる渋み、そして辛みによるキレ上がり、これは頭の甘さを打ち消すものではなく、次への一杯を誘発するタイプのアタック感。このメリハリ強めのアフターから、次の一口目の頭で広がるふんわりとした優しい甘み、このコントラストがスイスイ飲みつづけられる大きな理由なんだろうな。

 温度が上がってくると少しアルコールが浮くかな。冷たい方が旨いタイプ。これ、女連中は好きでしょ。うちのオバさんも気に入ってるしね。なにもかもが絶妙な節度でヤリ過ぎないバランス。ここまでカジュアルな吟醸酒もなかなか見当たらない。華やかさを抑え込んだ中にも一廉のエレガンスがあり、それでいて親近感のある嫌味のない酒質。

 好きだ




── 3日目。


 今日は少しイチゴも顔を出してきたな。

 旨いっす

 残り1合ちょっとだけど、火入れということもあり、わりとタフな酒質。町田酒造の雄町なんかも思い出すな。味や香りは違うけど、リズムというか、流れというか、なんとなく思い出した。

 とはいえ、今日が一番「美山錦」を感じる。オレの言うところのニュワっとした感じ。わかんねえか? そりゃそうだ、オレにもよくわかってねえし (笑) 。


haginotsuru_yusuzumineko6.jpg 相変わらず、アフターの渋みや辛みは前半とのバランスの中では強めなんだけど、飲みつづけているうちは全く気にならない。

甘口」に振ってみたんだけど、世間的な意味でのモロな甘口ではない。ただ、時間軸上では「はじめに甘みありき」な酒質だし、これがないと全く成立しない味わいだと思うので、そうした。

 一応、夏酒シーズンの限定品だけど、火入れ加水でALC.15度、味のプロポーションはスリムめで、甘さの中身はフルーツ大爆発じゃなくて優しくシュガー、香りは清楚で品良く節度あるレベル、美味しい温度帯は冷酒ゾーン。これ、ある意味で夏酒として完璧な設計だと思うんだよな。

 贔屓めな部分は否定しないが、「夏にオススメの酒は?」と訊かれたら、オレはコレと残草蓬莱Queeen山本和韻を挙げておきます。

 いやはや、肩肘張らずに品良く美味しいよ。これでガスがあって、もう少しだけ酸っぱかったらHighly Recommendedだね。



moukan1972♂






日本酒 萩の鶴 メガネと酒 日輪田

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