もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【16】まで更新。(12/15/15:43)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Maison Roche de Bellene / ロッシュ・ド・ベレーヌ AOCモレ・サン・ドニ「Vieilles Vignes / ヴィエーユ・ヴィーニュ 」2014 




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 ▲三幸製菓『熟成おかき 醤油味』は割りと普通。老舗高級煎餅屋に迫るクオリティで実際には「安い」というのが最大のアドバンテージなんでしょう。



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 毎度アクセスありがとうございます。


 ウメムラの「お任せ6本3万」セットのうちの1本 (左の「S.C. Guillard 2008」はリクエスト) 。「Morey-Saint-Denis」の村名というだけで、もはや5,000円以下で買える赤は限られるけど、まあ、そこはセットで単価を下げると。こんなもん、7,776円も出して自分じゃ絶対に買わないです。ちなみにこの6本の (単品で買った場合の) 合計金額は45,176円 (1本平均=7,529円) です。

 ニコラ・ポテル氏が手掛けるワインのうち、この「Maison Roche de Bellene」は、その名の通り「ネゴシアン部門」のキュヴェ。裏のエチケットには詳細なDATAが書かれているけど、これは結構珍しいパターンだと思います。1962年に植えたブドウなので樹齢は2014年の収穫時で約52年です。









 1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線の新世代ネゴシアンとして一躍脚光を浴びるも2009年に当時の親会社、コタン・フレール社と決別。自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルは現在ボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン部門「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を運営。ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、ボーヌ市の古い呼称。

 ロッシュ・ド・ベレーヌでは従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりぶどうの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践。ワインはいかなる場合も補糖、補酸等を一切行わず、ヴィエイユ・ヴィーニュ表記をする場合は平均樹齢が50年以上としている。

 バランス良く、ブルゴーニュらしさに溢れた優年2014年。

(販売ページより)



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◤Maison Roche de Bellene / ロッシュ・ド・ベレーヌ AOCモレ・サン・ドニ「Vieilles Vignes / ヴィエーユ・ヴィーニュ 」20147,776 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。割りとジューシイで横に広がるタイプの予感。少し甘塩っぱいニュアンスにありつつ、干しプルーン的な黒ずみも。ブルゴーニュにしてはボルドーっぽいチョコ感もあるし、徐々に、それこそ醤油っぽさも (笑) 。

 グラスに注いで──ザクザクな旨みの層の連なりを感じる。花の要素はクワナリ少なめで、花より土、森の湿った枯れ葉のニュアンス。まるで森にあるホテル周辺の朝の散策気分。



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 ♡☺♡「薄いっていうのは語弊があるけど、あと、素人目線で言うと、高いワインって渋いかな、みたいな (笑) 。」

 結構な出力でビター。味わいが横に広がるニュアンスもありつつ、力強い凝縮感もあり、渋みの握力はストロングで、酸がブった斬る縦のラインはそれなりに太い筋を残す。香りよりも味と旨み勝負のピノ・ノワールなので、ちょうど日本酒で言う「味吟醸」的な方向性。これ1本だけで「AOCモレ・サン・ドニ」うんぬんは言えないけど、このキュヴェに関しては、これまでのブルゴーニュの中では割りと力強いタイプですね。「好きか・嫌いか」で言ったら「どっちでもない」みたいな (笑) 。だったら今は早飲みしても柔らかめにこなれてるか (横に優しく広がる柔らかな旨口) 、もっと極端に酸が細くてピーンとしてる方 (透明感のある洗練されたクリアな味筋) が好きです。



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 ♡☺♡「高級ワインの味がする。エレガンスがあります!」←ホンマかいな (笑) !

 ピノ・ノワールとしてはタンニンの先生は厳しめだけど、肉にはベラボウに合います。どうだろうなー。ちょっと若いというか硬いというか、諸々の要素がまだまだ閉じてるような。少なくとも今開けて飲むべきワインではなかったとは思います。そうかと言ってなあ、この程度のワインを3年も5年もストックしてられないしな。





── 2日目。

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 2日目の方が旨いです。初日より味わいが横に広がるニュアンスがしっかりあり、よりジューシイ。香りにもエレガントなフローラルネスが出て来た。適度なタンニンが幾つもの旨みの層を束ねながらズシリとした着地をもたらす。旨みに寄り添う甘みに明確な輪郭を与える酸は、初日とは打って変わって、まるで厳しさを伴わない、しなやかで柔らかなライン。

 このクラスのブルゴーニュの赤でも2日目の方が旨いことは儘ある。こうなると、ますます外でワインを飲む気がしなくなるなあ。よく「飲み方の指南」で「抜栓後、◯時間後くらいから味が開いて来ます」とかの言説を見かけるし、中には「翌日も美味しいです」と書くヤツもいるにはいるが「今日は抜栓&ブショネの確認だけ済ませて翌日に飲みましょう」と書くヤツには未だお目に掛かったことはヌワイな (笑) 。


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※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


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