もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Pierre Gerbais / ピエール・ジェルベ ブリュット・ナチュール「L' Audace / ロダス」ブラン・ド・ノワール 2014(Dégorgement:2017/11) 




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 ▲左が「通常土下座」(約20秒) 、右が「焼き土下座」(約12秒) 。[世にも奇妙な焼き土下座の世界




 毎度アクセスありがとうございます。


 Pierre Gerbais / ピエール・ジェルベはシャンパーニュ地方の最南エリアに離れ小島のように広がるコート・デ・バール地区のセル=シュル=ウルス / Celles-sur-Ourceの家族経営のドメーヌで、業容登録は「NM=ネゴシアン・マニピュラン=自社畑以外のブドウも使う」ながら、実質的にはRM──しかも新世代のトンガリ蔵 (笑) ──だと思っていいでしょう。そして、我が家ではすっかりフェイヴァリット銘柄になってます。[シャンパーニュ地方の全体地図

 今回は (実は2本目の) ピノ・ノワール100%のノンドゼ「L' Audace」を2年ぶりくらいに飲んだけど、初心者時代の何となくの感覚にブレはなく、やはり、これは素晴らしいブラン・ド・ノワール。むしろ今回の方が美味しく感じたのは、オレの味覚が研ぎ澄まされたことも多少は関係しているだろうけど、それよりも単にこのロットが良い出来なんだと思います。ちなみに使用するブドウは100%2014年のモノだけど、瓶熟期間が規定の「36ヶ月以上」に達していないので、それでエチケットに「ミレジメ」であることを示す表記はありません。



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 ピエール・ジェルベが最初に業界で注目されたのは、2000年の記念にシャンパーニュとしては史上初めて「ピノ・ブラン100%」のキュヴェ「L' Originale / ロリジナル」を造ったことがキッカケで、そこで多くのメディアに取り上げられ、加えて現在は若き跡取り息子オーレリアン・ジェルベが中心となり様々な改革を大胆に進めてる真っ最中。

 輸入元の説明では──「ドメーヌの新しい顔、若きオーレリアン氏が手掛けた新キュヴェで、粘土石灰質の強い区画の樹齢50年のピノ・ノワール100%から造られる。醸造時のSO2無添加、ドザージュ0というキュヴェ名である<ロダス=大胆さ>を感じさせる新感覚のブラン・ド・ノ ワール。2014年の単一年産。24ヶ月間の瓶熟成。」という話だけど、蔵のHPを見ると、瓶熟は30ヶ月の模様。



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◤Pierre Gerbais / ピエール・ジェルベ ブリュット・ナチュール「L' Audace / ロダス」ブラン・ド・ノワール 20145,508 円

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 立ち香──微かに硫黄 (鍾乳洞) 系の還元臭はあるものの、それよりもピノ・ノワールの赤い芳しさの方が主役。ノンドゼなのに香ばしい甘焦げたクッキーのアロマもあり、果皮由来のしなやかな渋みと美しく溶け合う。シャンパーニュとしての王道感もありつつ、モダンかつスタイリッシュな風貌も兼ね備えつつ、それでも一番感じるのは、生命力のある、この力強い果実感。マロラクティック発酵由来のクリーミイなタッチにクドさはなく、シャープな酸を適度に優しく研磨する。

 色はブラン・ド・ノワールらしく赤みのあるゴールド──。

 ♡☺♡「旨っ。濃いっ。酸っぱいわ〜。最近の中で一番酸っぱいんじゃないかな。旨いっ。酸っぱいんだけど、イイ感じの色なりの深みがあって旨い。」



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 これは最高だな。まさに最先端ブラン・ド・ノワールや〜。焙煎系のホロ苦ミネラルの狭間から凝縮された果実味がグイグイ溢れてくる。つうか、たまたまだけど、ルッコラのサラダと合い過ぎ (笑) 。

 ノンドゼだけど、量感に削げたニュアンスはなく、割りとふっくらと円やかな旨みの球体もあり、味気なさを感じさせることなく、活き活きとした果実味をダイレクトに堪能できる。まさに超絶ジューシイ





── 2日目。

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 ♡☺♡「あ、旨ぁ〜い。酸っぱい。今日のが旨い?

 今日の方がしっかりノンドゼの表情を感じる。香りはガツンと、しかし高貴にトースティ。エキス感もたっぷり。適度な熟味もありつつ、瑞々しく快活な弾力感のあるフルーティネスがプチュンと口の中で割れながら踊る。そして、なぜかブリュレな焦げた甘みにすら出会う。

 中級者 (最低でも7〜80本は家で消化済み) が最初に手に取るべき素晴らしいブラン・ド・ノワールであり、もしも貴方がノンドゼ星人であるのなら、もはや〝飲まない〟という選択肢はヌワイ。値段も依然として抑えられたままなのが嬉しい。


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※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


Pierre_Gerbais ブラン・ド・ノワール コート・デ・バール

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