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◤Stocco / ストッコ IGTヴェネツィア・ジュリア「Sauvignon / ソーヴィニヨン」2017

▲ココは一度喧嘩が始まるとお互いに全く噛み合わねえぞ〜。「理屈 (ネチネチ) vs 感情 (ギャーギャー) 」の闘い (笑) 。是非、添い遂げて下さい。山ちゃんが激ヤセし始めたら要注意。[「永遠にともに」唄・陣内智則]

毎度アクセスありがとうございます。

ソーヴィニヨン・ブランという品種は〝好きな部類〟ではあるものの、やはり国や産地や醸造スタイルによって味わいはクワナリ変わります。大きく分けると「柑橘 (草) 系」vs「トロピカル (南国) 系」という2つのタイプがあって、前者はフランスのボルドーやロワール (サンセール) が代表格、後者は近年だとニュージーランドが銘醸地として名高いけれど、個人的にはピンと来ない。スペインやイタリアでもソーヴィニヨン・ブランはよく使われていて、これらのエリアも基本的には「トロピカル (南国) 系」ではあるものの、中にはチラホラ好きなヤツもありました。[J. Hofstatter][Marques de Riscal]

◤Stocco / ストッコ IGTヴェネツィア・ジュリア「Sauvignon / ソーヴィニヨン」2017(1,814 円)
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立ち香──まずは開けたての瓶口から。割りと暖かめのネコーシ (猫のオシッコ) だな。醸造はスレンレスタンクのはずだけど、シャンパーニュなんかでよくある、少し香ばしい焙煎コーヒー系のアロマもある。この段階では、言われなきゃ「シャルドネ?」と言ってしまいそう。温度が少し上がるとヨーグルト・キャンディーのような甘酸も膨らんで来ます。全体的には良さげですが。
グラスに注いで──特にトロピカル系でもないし、ましてやサンセール系の草もないし、なんか愛らしくフルーティーなソーヴィニヨン。

飲んでみる──。
ちょっと風変わりですね。なんかアンセルミのようなセロリ感がある──しかも「セロリの葉」の方 (笑) 。ちょっと冷たいと苦いか。酒としての苦みというよりは、野菜的な苦みのニュアンス。ニャカニャカに個性的なソーヴィニヨンだけど、だったらアンセルミを買うという話。

徐々に香りは開いてグングンと青臭くフルーティーになるんだけど、飲むと「野菜?」っていう (笑) 。この価格帯の白の割りにはゴツっとミネラリーで骨格も逞しいので、リジッド (rigid) な集中力もあるんだけど、流石にもうちょい陽気な果実感が欲しいかな。
── 2日目。

▲山﨑夕貴アナの旦那 (おばたのお兄さん) 。絶望的につまらん。
初日よりは愛らしさが増したかな。相変わらずセロリの葉っぱだけど (笑) 。まあ、アンダー2,000円のくせに「変わり者」ということ以外にチャームポイントがないようなワインですね。だったらワンコイン足してアンセルミ、同系統の味わいのワインであれば、これが正しい選択です。
moukan1972♂
※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン]