もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Charles Noellat (シャルル・ノエラ) AOC Côte de Nuits-Villages Rouge 2014 




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 ▲中谷美紀ではない。




 毎度アクセスありがとうございます。


AOCコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ (Côte de Nuits-Villages) 」は、コート・ド・ニュイ地区の中の、特に個別の村名アペラシオンを持たない一部のエリアで名乗れる赤白のAOCで、そこまでソムリエ試験でも重要じゃないみたいなので (笑) 、細かいエリア指定のあるコート・ド・ニュイ版「AOCブルゴーニュ」という理解でいます。実際、ほんの少しだけ価格が上乗せされます。





 photo: wine-mart.net



 主なエリアは、ニュイ・サン・ジョルジュの南側、ボーヌの北側の地域、それとジュヴレ・シャンベルタンの北側にあるフィサン (Fixin) とブロション (Brochon) の一部の村なので、当然、産地によってキャラクターは変わるんだろうけど、このキュヴェに使用されているピノ・ノワールが具体的にどのエリアのブドウなのか、そこまでは分かりません。ただ、元々はジュヴレ・シャンベルタンやシャンボール・ミュジニーで有名なブランドなので、フィサンやプロション界隈のブドウのような気も。実際、スゲえクリアだったし──悪く言えば「薄い」というか (笑) 。



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- Charles Noellat -
セリエ・デ・ウルシュリーヌのブランド名のひとつ

 シャルル・ノエラは最盛期にはアンリ・ジャイエとも比較されるほどの名ドメーヌでしたが、1980年代に売却され、現存しないドメーヌです。所有畑はラルー・ビーズ・ルロワ女史に買収されたことは有名ですが、「シャルル・ノエラ」という商標(ブランド名)については、ドメーヌ・シャルル・ノエラ当主の甥にあたる、ネゴシアンのセリエ・デ・ウルシュリーヌ当主が譲り受けることになりました。

 生産者、特にネゴシアンの多くは自社でブランド名を多数所有しており、マーケットや需要によってブランド名を使い分けて販売することがあります。セリエ・デ・ウルシュリーヌでも、「シャルル・ノエラ」という商標をブランドのひとつとして使用しています。そのため、エチケットにはシャルル・ノエラの記載がありますが、ワインはセリエ・デ・ウルシュリーヌが別の生産者から買い付けたものです。

 セリエ・デ・ウルシュリーヌは、1970年代に元クルティエのドミニク・ラヴォー氏によって設立されました。モットーは「よりコストパフォーマンスが高く、堅苦しくない親しみやすいスタイルで誰からも愛されるブルゴーニュワインを提供すること」。

 ネゴシアンとして、契約している優良な生産者よりワインを買いつけていますが、厳格なリュット・レゾネを実践し、丁寧に栽培された古樹からのブドウも購入しています。徹底的なグリーンハーヴェストや収量なども細かく制限し、ブドウはすべて手摘み。さらに選別を厳しくしたブドウのみを買い付ける徹底ぶりは、はっきりとワインの純粋さに現れています。伝統的かつ丁寧な醸造後、アリエ産のミドルトーストされた樽で熟成されます。新樽率は15~35%。ワインはボーヌ郊外にあるブリニー・レ・ボーヌ村の醸造所にて瓶詰め、その後自らのラベルを貼って販売しています。

 また、元クルティエならではのネットワークを活かして、生産者の蔵に眠っているオールドヴィンテージのボトル買いも行っています。その膨大なストックと品質の高さはブルゴーニュでも特に有名で、ルイ・ラトゥール、ジョゼフ・ドルーアンやアルベール・ビショーなどの優良なネゴシアンも買い付けるほどです。

ワイングロッサリーのHPより)





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◤Charles Noellat / シャルル・ノエラ AOCコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ 20142,570 円)←ポイント15倍

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 ▲何だと!? 月曜にTOHOシネマズ新宿でゴジラのイベントをやったのか。意外に見物人が少ないな。よくそこのマツキヨでカロリーメイトを買ってるわ。



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。そこそこフローラルで複雑みがあるじゃないか。そして花の中から、ほんのりビターでスモーキーな表情も。なんというか、勝手に薄酸っぱいピノ・ノワールを想定していたけれど、思ってたより濃醇な感じ。徐々にミルクチョコっぽい甘やかさも。

 グラスに注いで──さっきのは「開けたてならではの還元臭」だったのかなー。今はだいぶ爽やかな、言っちゃえば〝らしい薄酸っぱさ〟のあるアロマになってます。色は少し茶色がかった赤です。そして、キッチリ薄めです (笑) 。



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 ▲田中圭のマネージャー感よ (笑) 。もしくは誰でもない東宝の人。



 飲んでみる──。

 ま、こうなるわな。まさに値段なり。一瞬「平日から旨過ぎたらどうしよう!?」という小心すら沸いたが、逆に安心 (笑) 。「2014」ということで、このレンジのピノ・ノワールとしては、多少は熟してるのかなー。ちょっといつもとは違う柔らかさ&甘み&愛らしさに出会える。なんか花のお茶みたいだな。

 税込1,800円以下ならコイサー (最高) という感じのピノ・ノワールだけど、まあ、さすがに同価格帯のNZやチリの糞ピノよりはエレガントな瑞々しさもありつつ、やはり芯のある凜としたフィネスを感じるんだよね。旨みの層にミルフィーユ状に重なるミネラル感もあるし、やはり、酸の透明感にはそれなりのエリート感がある。



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 ▲こちらは「第8回〝東宝シンデレラ〟オーディション」グランプリの福本莉子ちゃん。



 あとは酒単体より食中で活きるタイプのピノ・ノワールですね。少し冷やし気味の温度帯からサーブして、徐々に上げながら飲むのがいいでしょう。薄いっちゃ薄いけど、夏場に少し冷やし気味に飲む赤としては悪くない。この値段でリピートすることはヌワイけど──誰かに貰っても特には嬉しくもないけれど、道に落ちてれば拾いますよ。そうすりゃ記事を書く手間が一回減るし (笑) 。

 オレもだいぶ薄ノワール耐性が付いたので、ぼちぼちフィリップ・ジャノをリピートするかな。今なら普通に飲めそうなんだよな。

 モットーは、よりコストパフォーマンスが高く、堅苦しくない親しみやすいスタイルで誰からも愛されるブルゴーニュワインを提供すること──なるほど、ここにウソはヌワイです。


moukan1972♂



※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


Charles_Noellat ブルゴーニュ赤

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