もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Mastroberardino / マストロベラルディーノ  IGTカンパーニャ「Neroameta' / ネロアメタ」ブランコ (ブラン・ド・ノワール) 2016 




浜辺美波_映画『賭ケグルイ』初日舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木
 ▲2019年5月3日 (金) 映画『賭ケグルイ』初日舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木。事前に告げられていた経路をスカーリ忘れ、左端の通路を独り旅する美波ちゃんと、それを止めようと懸命に声を発するマッヒー (※最初はマッヒーも美波ちゃんに釣られて途中まで後ろをついて行ってた) 。どこの誰が撮ったかは知らないけれど、これは何かの「写真コンクール」で入選するレベルの良い写真。二人の性格や力関係を正確かつナチュラルに捉えてる。クリックで元写真表示。[動画][俺たちのTOKYO POP LINE



 photo: MELLOW




 毎度アクセスありがとうございます。


 ちょっとした珍品ワインです。というのも、原料は〝南イタリアのバローロ〟と称される「DOCGタウラージ」の主要品種である「アリアニコ」という黒ブドウですが、中身は白ワインで、初ヴィンテージは「2014」です。つまり、シャンパーニュで言うところの「ブラン・ド・ノワール (Blanc de Noirs=黒の白) 」ですね。黒ブドウが原料の白ワインはスパークリングだと普通だけど、スティルのブラン・ド・ノワールは非常に数が少ないです。





 目を閉じたまま香りをかぐと、プラムやスミノミザクラなどの非常に厚みのある、実に均整のとれたマントに包まれた香りを感じる。そして目を開けてみるとそれは何と白ワインだった! そして桃やプラムのアロマが広がっていく。最高の凝縮感を持つワインだ。ブドウの要素の濃密でピュアなエッセンス。酸とやわらかさとタンニンという味わいの要素の完璧なバランス。その味には両性具有の魔法がある。ブドウからの抽出された香りと、オークのニュアンスと花の完全なエレガントさ、そして力強さ。栽培と熟練の技術による唯一無二のワインに脱帽。

『ルカマローニ』99点(2016ヴィンテージ)




 とまあ、スゲえ勢いで大絶賛されてますが、別にそこまでのワインではありません。珍品なので、人に貰って嬉しいタイプのワインですが、決して安くはないので、イベント的な目的があれば──という感じです。

 とはイエイ普通以上には美味しいですけどね。少し風変わりなニュアンスにも出会えますし、高貴な華やかさもあるので「パーティー」や「女子会 (ワイン会) 」向けです。



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◤Mastroberardino / マストロベラルディーノ  IGTカンパーニャ「Neroameta' / ネロアメタ」ブランコ (ブラン・ド・ノワール) 20163,337 円

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 ▲『黒胡椒焼き穴子』は駄菓子に毛がボウボウ生えた程度の出来映え。



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。甘やかなバニラ。柑橘系のブライトな果実感。グラマラスな旨みの球体感。それなりにボリュームはありそう。徐々に複雑にフローラルな表情が次々と。春の花というか、パウダー感のある〝花粉ミネラル〟というか (笑) 。この段階では特に黒ブドウは感じないなあ。

 グラスに入れて──別に白ブドウだなあ (笑) 。乳酸フレイヴァーは少し強め。樽は使ってないみたいだけど、徐々に香ばしいナッツ感。



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 ♡☺♡「あああ。いつもの白だね (笑) 。まあ、普通に美味しい。味わい深い。ま、いいんじゃないの? オモロイ。酒単体で飲める感じ。」

 アルザス品種 (ピノ・グリ) ライクな渋み&酸は感じるけど、そこまで黒ブドウ黒ブドウしてるわけでもないかなー。とはイエイ、余韻のドラマが非常に多層的で、白ワインとして普通に旨いですわ。明らかに1,500円前後の白とは違う景色を見せてくれる。



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 ▲NHK『世界はほしいモノにあふれてる』のエノテカのバイヤー回より、ピノ・ノワールで造った白ワイン。色はだいぶオレンジだけどな。[Cavallotto Bricco Boschis “Bianco Pinner” 2017][登場ワインまとめ



 粘性豊かな蜜っぽい甘みがしなやかに透き通って消えて行く流れの中で不意に清楚な花のアロマが立ち現れ、その刹那、粉雪のような粒子の細かいミネラル感が美しく余韻を手仕舞う。やっぱ「渋み」のニュアンスにはグリ種っぽいアタックを感じるけど、まあ、言われなきゃ分からんな。

 ♡☺♡「なんか気に入っちゃった。安物じゃない味。味わい深いし、1,500円前後の白とは満足度が違う。イイ物を飲むと心が落ち着く・・・。」





── 2日目。

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 どこがどうだかは上手く説明できないんだけど、それでも〝どことなく風変わり〟で、今日も言われなきゃ「ブラン・ド・ノワール」とは分からんな (笑) 。

 香りや渋みの出方は相変わらずアルザス品種系なんだけど、丸みのあるコクと、鼻から抜ける優しいフローラルネス、キメの細かい粉雪のようなミネラル感、これらのニュアンスは、やはり1,500円前後のアルザス品種系の白とは異なるし、こちらの方が1枚上手なクオリティはある──けど3,337円でリピートしたいかと自問すれば、それはヌワイな──と。

 ま、珍品のネタ系ワインなので、持ち寄りワイン会の隠し球としては面白いんじゃないですかね。皆に黙って飲ませて一通り感想を聴いてから「これ、黒ブドウ100%だよ」みたいな (笑) 。 


moukan1972♂moukan1973



※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


静ブラン・ド・ノワール カンパーニャ Mastroberardino 浜辺美波

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