もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 チャリは寒いけど (逆に汗が冷えてスースー) 、お燗用の1800mlを買って来た。これでしばらくは安心。その店、去年から〝あの銘柄〟を扱うようになったのでオレにとっては更に便利。他に気になったのは「諏訪泉 阿波山田錦 Vintage 2015」とか、もはや「生酒コーナー」なんか見向きもしなかったよ (笑) 。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤Clos des Fous (クロ・デ・フ)「Subsollum」Pinot Noir 2015 & 2016 



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 毎度アクセスありがとうございます。


 チリカベならぬチリピノです。先日、樽醗酵&熟成の「Latuffa / ラトゥーファ (2,673円) 」を飲んだので、安いし、せっかくなので醗酵&熟成がALLステレンレスタンクの「Subsollum / スブソルム」も同梱で取り寄せてみた。使用するブドウは「ラトゥーファ」と上級キュヴェ「アレナリア」のブレンドみたいです。

 オーナー兼地質学者のペドロ・パッラ氏がなかなかにクレイジーな面白人物なので、気になる人は販売ページと輸入元の説明をご覧下さい。



 ワインスペクテーターが「現代のインディージョンズ」と呼ぶテロワーリスト!

 ▲「テロワーリスト」──最初「テロリスト」と読み間違えたわ (笑) 。



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◤Clos des Fous / クロ・デ・フ 「Subsollum / スブソルム」ピノ・ノワール 20151,825 円

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 ブルピノ (「ピノ・ノワール:50%、ガメイ:50%」のAOCブルゴーニュ・パストゥグラン) と味クラーヴェです


 立ち香──まずは開けたての瓶口から。こちらは極めて鉱物的で、ノンオークなのに、まるで風に舞う土煙のようなスモーク感。焙煎したコーヒー豆のような焦げみ。やや酸は青み掛かってはいるものの、メリハリのある輪郭線を描いており、躍動的。この時点ではコチラの方がヨサーゲ観測所とも思ったが、少し冷やすと逆に余計な複雑みというか、やや鈍重なアロマが滲んで来た。

 グラスに注いで──こっちの間違いなく旨いだろうな。イイ感じのフローラル感が出て来た。これホントにステンレスなのかな。煎ったような焦げみがあるんだよな。



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 飲んでみる──。

 おおお、スケール感が違うこっちの方が綾瀬はるかに旨いです。滑らかなアタックから透き通った甘みが広がり、そこから一気に力強くタニックな収斂性が巻き起こるこの流れはニャカニャカにドラマティック。これに比べたら、山本先生が絶賛してたNZのピノなんかクソもクソですね。しかしピノは漬け物にも合うよなあ (笑) 。




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 むしろ、値の張る樽熟の「Latuffa」よりこっちの方がジューシイで身の丈に合ってるな。別にステレンスならではのツルピカなテクスチャーというわけでもないし、むしろ値段以上にしっかりミネラリーだし、コシのある旨みのモアレにも出会える。確かにブルピノより甘いっちゃ甘いんだけど、別に旨ければどっちでもいいよ、というか。



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 ▲すでにクランクアップ済みだけど、原作に準じたシナリオなら、相当に頑張らないとダメだな。心配だ・・・。映画でメインを張るには、ちょっとキャリアが少な過ぎる。



 ALC.度数が高いということもあるけど、単純にパワフル。土っ気のあるミネラル感からは豪放磊落な印象も受けるんだけど、それでもどことなく漂う気品、このギャップが魅力的。





── 2日目。

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 だいぶ差が付いちゃったな。ブルピノは「もう飲みたくない」レベルですね。チリピノは昨日からの〝伸び〟こそないものの、この価格帯のピノとしてはキッチリ飲み手に満足感を与えてくれます。少し甘くて濃醇だけど、酸とミネラルにテロワール由来の無骨さがあるので、常に〝安っぽさ〟だけは回避できてるというか。

 せっかくなのでトップ・キュヴェ「Arenaria / アレナリア (3,925円) 」にも手を出してみようかな。ニューワールドのスティルワインに4,000円というのは勇気がいるけど、どうせなら水平試飲できた方が実りは多いだろうし





 2本目!!!

 ◤Clos des Fous (クロ・デ・フ)「Subsollum」Pinot Noir 2016(2,062 円)
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 ※2019年12月12日 (木) に「2016」を開栓


 立ち香──まずは開けたての瓶口から。香りの輪郭の縁が鋭角的というか、パキっとカチっとしてる。そして相変わらずステンレスタンク醸造なのに、独特な土気というか、焦げみがあるんだよな。「2015」より黒ずんだ渋酸を感じる。

 グラスに注いで──薄酸っぱい果実感。実際に色も薄め。徐々に柔らか&優しめのバニラ香が沸いて来て、安いブルピノに寄って来た。とはイエイ、ややゴムっぽいニュアンス (お香のような緑のアロマ) もありつつ、ヌラリとした昆布出汁のようなヨード感。



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 アリかナシで言ったらアリですね。含むと意外に粘性はグラマラスで舌にテロっと果実の甘みがまとわりつく感じ。ちょっと甘いような気もするけど、余韻の中に独特の野性味 (土・草・鉱物のニュアンス) があって、内側へ手仕舞うミネラリティもそれなりには力強い。

 少なくとも2,000円のブルピノでお茶を濁すよりは正しいチョイスじゃないかな。ピノ・ノワールとしては少し異質だけど、それでもピノ・ノワールを感じることはできるし。「2015」より若干フェミニンな味筋で、果実味も一層ピュアで甘やか。



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 少し冷やしてみた──。

 イイですね。旨みの層が柔らかなタンニンと腕組みしてサクサクと折り重なる様は何ともチャーミングではあるものの、ふとした瞬間にスパイシーな表情も見せるあたりの野性味こそが「The クロ・デ・フ」の持ち味!

 これ、フィッチ以外だとそこまで安くないんだよなあ。もちろん、近所の酒屋なんかじゃ買えないし。うん、アラモスより上ですね。近所で気軽に買いたい・・・。ちなみにトップ・キュヴェ「Arenaria (アレナリア/3,998円) 」も一緒に手配済みです。違う景色、見せてくれるんだろうな?


moukan1972♂



※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


Clos_des_Fous チリ 浜辺美波

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