もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Clos des Fous / クロ・デ・フ 「Subsollum / スブソルム」ピノ・ノワール 2015 



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 毎度アクセスありがとうございます。


 チリカベならぬチリピノです。先日、樽醗酵&熟成の「Latuffa / ラトゥーファ (2,673円) 」を飲んだので、安いし、せっかくなので醗酵&熟成がALLステレンレスタンクの「Subsollum / スブソルム」も同梱で取り寄せてみた。使用するブドウは「ラトゥーファ」と上級キュヴェ「アレナリア」のブレンドみたいです。

 オーナー兼地質学者のペドロ・パッラ氏がなかなかにクレイジーな面白人物なので、気になる人は販売ページと輸入元の説明をご覧下さい。



 ワインスペクテーターが「現代のインディージョンズ」と呼ぶテロワーリスト!

 ▲「テロワーリスト」──最初「テロリスト」と読み間違えたわ (笑) 。



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◤Clos des Fous / クロ・デ・フ 「Subsollum / スブソルム」ピノ・ノワール 20151,825 円

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 ブルピノと味クラーヴェです


 立ち香──まずは開けたての瓶口から。こちらは極めて鉱物的で、ノンオークなのに、まるで風に舞う土煙のようなスモーク感。焙煎したコーヒー豆のような焦げみ。やや酸は青み掛かってはいるものの、メリハリのある輪郭線を描いており、躍動的。この時点ではコチラの方がヨサーゲ観測所とも思ったが、少し冷やすと逆に余計な複雑みというか、やや鈍重なアロマが滲んで来た。

 グラスに注いで──こっちの間違いなく旨いだろうな。イイ感じのフローラル感が出て来た。これホントにステンレスなのかな。煎ったような焦げみがあるんだよな。



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 飲んでみる──。

 おおお、スケール感が違うこっちの方が綾瀬はるかに旨いです。滑らかなアタックから透き通った甘みが広がり、そこから一気に力強くタニックな収斂性が巻き起こるこの流れはニャカニャカにドラマティック。これに比べたら、山本先生が絶賛してたNZのピノなんかクソもクソですね。しかしピノは漬け物にも合うよなあ (笑) 。




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 むしろ、値の張る樽熟の「Latuffa」よりこっちの方がジューシイで身の丈に合ってるな。別にステレンスならではのツルピカなテクスチャーというわけでもないし、むしろ値段以上にしっかりミネラリーだし、コシのある旨みのモアレにも出会える。確かにブルピノより甘いっちゃ甘いんだけど、別に旨ければどっちでもいいよ、というか。



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 ▲すでにクランクアップ済みだけど、原作に準じたシナリオなら、相当に頑張らないとダメだな。心配だ・・・。映画でメインを張るには、ちょっとキャリアが少な過ぎる。



 ALC.度数が高いということもあるけど、単純にパワフル。土っ気のあるミネラル感からは豪放磊落な印象も受けるんだけど、それでもどことなく漂う気品、このギャップが魅力的。





── 2日目。

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 だいぶ差が付いちゃったな。ブルピノは「もう飲みたくない」レベルですね。チリピノは昨日からの〝伸び〟こそないものの、この価格帯のピノとしてはキッチリ飲み手に満足感を与えてくれます。少し甘くて濃醇だけど、酸とミネラルにテロワール由来の無骨さがあるので、常に〝安っぽさ〟だけは回避できてるというか。

 せっかくなのでトップ・キュヴェ「Arenaria / アレナリア (3,925円) 」にも手を出してみようかな。ニューワールドのスティルワインに4,000円というのは勇気がいるけど、どうせなら水平試飲できた方が実りは多いだろうし。


moukan1972♂



※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


Clos_des_Fous チリ 浜辺美波

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