もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今季の「山鷹 (山廃の菊鷹) 」は軽く仕上がってるヤツが多そうな予感。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Dominique Laurent / ドミニク・ローラン AOCマルサネ「Champs Perdrix / シャン・ペルドリ」ヴィエイユ・ヴィーニュ 2015 




2019_4_24Dominique_Laurent7989.jpg
 ▲撮影:moukan1973♀@新宿西口地下通路。もちろん瓶の撮影はパソコンの前な。






 毎度アクセスありがとうございます。


 Jean Fournier / ジャン・フルニエのついでに適当に買った「AOCマルサネ」です。調べ物は飲んだ後にするんだけど、やはりDominique Laurent / ドミニク・ローランはブルゴーニュ界の超有名ネゴシアンでした。だってこのクラスのキュヴェでも抜かりなく旨いもの。いやー、少しずつ勝手に知識が増えて行くのって楽しいですね (朝起きたら昨日までの自分ではなくなっている) 。「確かウメムラの6本3万セットの中にも入ってたな」と思ったんだけど、そちらは息子と2006年から始めたドメーヌ銘柄 (自社畑で獲れたブドウを使って醸造&瓶詰) である「Domaine Laurent Pere et Fils」の「Nuits Saint Georges Les Quatre Vignes 2013」でした。

 というわけDE、こちらが本業とも言えるネゴシアン銘柄 (ブドウ、または出来上がったワインを樽買いして自社で熟成&瓶詰) の「AOCマルサネ」です。ブルゴーニュ地方コート・ドール地区の「コート・ド・ニュイ」の最北部に位置する「AOC Marsannay / マルサネ」は、マルサネ・ラ・コート村とその北に隣接するシュノーヴ村の一部、それに南のクシェイ村から成り立つ「村名アペラシオン」で、このエリアとしては唯一プルミエ・クリュとグラン・クリュが存在しないことから、近年はその割安感から注目されていて、先日のジャン・フルニエの当主ローラン・フルニエらが中心となってINAO (Institut National des Appellations d'Origine=国立原産地名称研究所) に対して14のクリマのプルミエ・クリュ昇格を働きかけている真っ最中であり、3〜4年後の認可を目標にしている模様。

 この「Champs Perdrix」はクシェイ村の区画で、同じ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」には無印瓶もあって、こっちの方が少しだけ高いです。マルサネはその年の作柄によって上級品の「ヴィエイユ・ヴィーニュ」ラベルか、 セカンドラベルの「キュヴェ・トラディション」に振り分けられるみたいね。




2019_4_24Dominique_Laurent8000.jpg





◤Dominique Laurent / ドミニク・ローラン AOCマルサネ「Champs Perdrix / シャン・ペルドリ」ヴィエイユ・ヴィーニュ 20153,240 円

Tag Link



2019_4_24Dominique_Laurent8009.jpg
 ▲マサルとマルサネ。



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。好き系の甘酸っぱさだな。チェリーや赤紫蘇や梅っぽいアロマ。酸の出方が美しい。ウニョウニョした複雑みはなく、クリア。しかし徐々にピノ的な出汁感も。

 グラスに注いで──グイグイと出汁 (笑) 。ザクサクした旨みのモアレ。

 ♡☺♡「やっぱいいね。いいライト感。悪い意味じゃなく、いい軽さ。出汁感スゴい (笑) 。」
 dಠಠb「だんだん分かって来た? もうコレ飲んで『薄い』とは言わないよな (笑) ?

 ♡☺♡「さすがに分かって来た (笑) 。」
 dಠಠb「もちろんボルドーよりは薄いし軽いけど、品種も醸造スタイルも違うから。」



2019_4_24Dominique_Laurent8012.jpg



 流麗で滑らかなアタック、柔らかく量感を満たすこなれた果実味、程良いサイズの旨みとザクザクしたミネラルの森を抜けると、清楚な花のアロマが優しく鼻から抜けて行き、タンニンはフワっとほどける。値段ナリのサイズ感 (香りの出力) ではあるものの、極めてレベルは高く、その内に秘めたエレガンス、活き活きと発露されるフィネスは本物。さすがは穴場アペラシオン、村名で3,000円、そしてこのレベル。

 ♡☺♡「あああ、やっぱこのくらいの軽さがいいかなー。ボルドーはガブガブ飲む感じじゃないけど、このくらいのブルゴーニュならスイスイ飲めるし、やっぱスペインワインなんかと違って品があるよね (笑) 。二つ並べてブラインドで試飲しても、今ならさすがに『こっちがブルゴーニュでしょ?』って分かると思うよ。」
 dಠಠb「そりゃそうだろ!







 少し冷やすとフォニョフォニョというかプニョプニョというか、固まる前のゼリーのようなテクスチャーが現れつつも、折り目の正しい酸とミネラルが優しくワインを包み込む。どちらかと言えば「味わい重視」のピノ・ノワールなので、香りも酸もそこまで強くはないです。とにかく〝こなれて〟ます。骨格も筋肉質ではなく、まさにドミニク・ローラン氏のアゴ肉のようにポニョっと柔らかい (笑) 。

 この価格帯のブルゴーニュ赤なら、個人的にはGuillardの方が好きだけど、少なくともPhilippe Charlopin Parizotよりは支持したいし、当然Jean Fournierより出来栄えは上。3,000円台のACブルはとっとと100本くらいは達成したいです。シャンパーニュはもうすぐ200本か。さすがにアタリとハズレの違いくらいは飲んだ瞬間に分かるようになって来たな (笑) 。


moukan1972♂moukan1973



※2019年4月22日より、コメントは「承認制」になりました。[詳細&ガイドライン


Dominique_Laurent ブルゴーニュ赤 マルサネ 浜辺美波

Comment

Add your comment