もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【10】まで更新。(12/12/17:37)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Domaine Alain Brumont / アラン・ブリュモン IGPガスコーニュ「ブラン」グロ・マンサン - ソーヴィニヨン 2016&2017 #ジェーン・スー著『私がオバさんになったよ』 



 ※2019/4/4に「2017」を飲んでみた。

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 ▲今も昔も「トム・クルーズ愛飲!」がこのドメーヌ最大の売り文句 (笑) 。[竹姫回顧録



 photo: ENOTECA online




 毎度アクセスありがとうございます。


フランスワイン地図3 うちのマンションのゴミ置場にも定期的に空き瓶が捨てられている超人気メジャー白ワインは、フランスのマイナー産地「南西地方」のアラン・ブリュモンです。斯く言う我々夫婦も10年以上前はよく飲んでました──このワインがフランスAOC全体の中でどういう位置付けなのかも知らずに。

 杉並区の西荻窪に住んでいた頃、タマに足を運んでいたフレンチ (小さなビストロ) でアラン・ブリュモンの「ブースカッセ」という赤を適当に頼んだらそこそこ旨くて、それでスーパーでこのドメーヌの白を見つけて買って飲んだらこれまたそこそこ旨くて、いろいろ試すのも面倒だからこればかり飲んでいたと、そういうわけです。







 セパージュは「ソーヴィニヨン・ブラン:50%、グロ・マンサン:50%」です。ここ最近も「2014」と「2017」を飲んで「あああ、これこれ」と懐かしい気持ちにもなってましたが、改めてフランスAOC全体の中でどういう位置付けなのかを確認するために買ってみました。

 とにかく日本全国そこら中で売ってるワインなので、たぶんアナタの近所の酒屋やスーパーにもシレっと置いてあると思います。



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◤Domaine Alain Brumont / アラン・ブリュモン IGPガスコーニュ「ブラン」グロ・マンサン - ソーヴィニヨン 20161,224 円

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 立ち香──まあ、サンセールやボルドーほどのビビッドなシトラスはないものの、ソーヴィニヨンらしさは十全とあるわな。いつものトロピカル・ファイヤーは控えめで、どこかアルザスワイン (リースリング) っぽいタイヤチックな (ゴムっぽい) 焦げみもあるけど、やはりそれでも、陽気なフルーティネスは確かにある。

 あああ・・・そりゃあ、この値段でコレなら売れるわな。うちのマンションのゴミ置場にも定期的にコレと「富乃宝山」の空き瓶があるもの (笑) 。とにかく〝全ての点で分かりやすく正しいワイン〟だということ。まず、値段が正しい。香りも果実味の濃さも酸もミネラルも、値段を考えれば全てが正しいし、場合によっちゃ、2,000円前後のワインを余裕で打ち負かす満足感がある。



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 微量のガスも感じるな。決して下品な領域に陥ることなく、とにかく値段以上の分かりやすい濃さ (飲んでる感) があって、これがこのワインが世界中で大ヒットしてる最大の理由じゃないかな。おそらく、ワインに2,000円以上は出せない人々がそれ以内でいろいろ試した結果、最終的にココに落ち着くみたいな (笑) 。なので、上を目指すことを諦めた人々の日常ワインとしては、これ以上のコスパを追求するのはそう簡単なことじゃないわけだな。

 500〜999円の白よりは明らかに上質で、場合によっちゃ2,000円以上の糞ワインすらも簡単に打ち負かす。そして、これが一番「大事」な点だけど労せずどこでも買えるっていうね (笑)



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 税込み1,200円ちょいの白ワイン (楽天最安値1,009円!) でコレ以上に満足度の高いワインをそのへんで探すことは極めて難しいでしょう。もちろん、ネットの有力店から取り寄せれば他の選択肢もあるけれど──最近だとジャン・マルク・ラファージュ (1,328円) とか──、近所の酒屋やスーパーでこれ以上に満足できる同価格帯の白ワインを探すことは、間違いなく一般人 (非マニア人種) には不可能です。





── 2日目。

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 立ち香──やっぱリースリングっぽいペトロール香 (ゴムっぽい焦げみ) を感じるわな。この酒としては少しイレギュラーな風味だとは思うけど、オレにとっちゃ別にアリ。ま、この酒を愛飲している人間がいちいちそこまで細部を気に留めることもヌワイだろうけど (笑) 。

 やっぱね、この価格帯の他のワインと何が違うって、キレイに酸っぱいんだよ。大抵は澱んだ酸が安っぽい甘みに纏わりつくバランスになるからね。補酸してるかどうかは知らないけど、結果的に正しいんだから別に文句はヌワイです。



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 ま、一杯300円の「かけそば」における各店の優位性を巡る議論と同様、アンダー1,500円の白としての相対的な優位性と正当性がこのワインには確実にあるということですね。ファクトリーメイドなメジャー感がシッカリあるので、このレンジのキュヴェに関しては、一廉のエレガンスやフィネスよりは「正しい味の濃さ」が勝負のワインです。

 アナタが野菜や肉を日頃買ってる近所のスーパーでも普通に売ってるはずなので、宅配ピザでも頼んだ日には、タマには日本酒は一休みしてコレでも行っとけば?──くらいにはオススメ。「2017」はちゃんとトロピカルだったので、この「2016」よりは アラン・ブリュモン指数はタカーメです。ぼちぼち「2018」も入ってくるんじゃないかな。

 ちなみにオレの記憶だと、同じレンジの赤はイマイチという印象だけど、今飲んだらどうなんでしょ





── 2017。

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 ▲竹姫との滝デートを想ひ出して「何を考えとるのじゃワシは・・・」と独り言ちる上様。

 ▼その流れで雑魚 (サセ子) にムラムラっと浴場で欲情する上様。屈指の大爆笑シーン。そしてめでたく妊娠。
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◤Domaine Alain Brumont / アラン・ブリュモン IGPガスコーニュ「ブラン」グロ・マンサン - ソーヴィニヨン 20171,166 円

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 たまたま通り掛かった中野のスーパーで「2017」と、改めて「2016」を拾って来た。しっかし安いな。税込で1,166円。誤って下書きを消してしまったので記憶と共に軽く。

 立ち香──「2017」の方が〝らしくトロピカル〟で、やっぱ「2016」からはアルザス系の焦げみのあるペトロール香を感じる。とはイエイ、紛うことなき「同じワイン」ではあります。

 わざわざ味クラーヴェするほどのワインではありませんが──。



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 ▲上様の視線の先には・・・。



2017」はパツンと爽快に〝お酢な酸〟が伸びて来る。旨みの球体にはトロピカルな豊満。余韻にはメロンも。「2016」は前回同様の焦げみのあるアタックがある。個人的には「2016」の方が好みではあるけれど──より引き締まったミネラリティがある──、それでもこのワインとしての〝正しさ〟は「2017」の方が上です。

 それにしてもこの値段でこの味わい。大ヒット商品になるのは大いに理解できます。10年前の我々の感覚に間違いはなかったです。



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 このクラスのワインについてアーダコーダイーダヨーダ言っても意味ナシゴレンだけど、これ以下の1,500円2,000円のワインはそこら中にゴロゴロしてるからね。それと、日本酒で1,100円前後と言えば、これはもう、基本的に (サービスプライスの新酒生酒を除けば) 火入れの加水純米か本醸造くらいしか選択肢はなくなるわけだけど、ワインの場合、なにより〝味わい〟において下剋上を果たせるところは夢がある。日本酒の場合、火入れの本醸造が純米吟醸の生酒と同じフィールド (意味合い) で闘いを挑むことは不可能だからね。

 スクリューキャップなので屋外でも簡単に開けられます。気軽な「花見酒」に是非。





 1973チャレンジ!!!
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 dಠಠb「好きな方を選んでいいから。」
 ♡☺♡「安い味 (笑) 。」

 dಠಠb「何を言うか、この値段のワインとしては全然アリっしょ。」
 ♡☺♡「アタシは2016かな。」




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 ▲ジェーン・スー著『私がオバさんになったよ』より。「GALAXYにいた◯◯ちゃんって子」=「moukan1973♀」です。まさかのメジャーデビュー。もちろん無許可。印税よこせ (笑) 。


 

 



 ♡☺♡「『かな』じゃねえーし。アタシが紹介したんだし!
 dಠಠb「オレも当時〝謎のパーティー〟に駆り出されて青柳くんとDJしたな (笑) 。そういや、ジェーン・スーとアンタがうちにターンテーブルを車で取りに来たっけ。思えばアレがアンタとのファースト・コンタクトか。1992年の6月だな。」


moukan1972♂






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