もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Jerome Blin / ジェローム・ブラン エクストラ・ブリュット「Cuvée Apogée / キュヴェ・アポジー」ピュール・ムニエ NV(Dégorgement:2016/09) 




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 ▲少年の、は、肌が・・・ (何気ない日常を静かに淡々と生きているおじさんとおばさんを一瞬だけ死にたくさせる代表的契機の一つ=若者の肌のキレイさを見せつけられること) 。というわけDE、『ボキャブライダー On TV』の2019年度の新レギュラー (ということでいんだよな?) 荒木飛羽 (あらき とわ) くん。2005年生まれの13才って、子供のいない我々夫婦からすると、もはや意味がわからんな。ま、moukan1973♀には中学生と高校生の甥っ子がいるけど、オレなんかまるで接点ないもの──元々コモド苦手だし (笑) 。ジャニーズかと思ったら純粋な役者なのな。母親と一緒に歩いてたところをスカウト。北村くんと同じか。ちなみに先日のスペシャル版より翌日の通常版『suspicious』回の方が美波ちゃんも良く撮れており (珍しく変身前のドラマパートにも出演) 、まさかの展開もアリツツーノ、地味に神回でした (笑) 。千葉くん、卒業か!?



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ノエル・ア・ラ・モード2018



 毎度アクセスありがとうございます。


 ココからの続き。日曜の夕方4時頃からダラダラ飲み始めて、スティルワインの白を3本ほど散らかした後、シャンパーニュを開けるという、おそらく「普通は逆だろ!」と思うかもしれないけれど、そんなコタァーナイ。2,000〜3,000円程度のスティルワインを後回しにしたら、大抵はどれも水に感じて飲めたもんじゃないですよ。シャンパーニュは高級白ワインなんですよ。味も素敵なら値段も御立派。だから先になんか飲めません。

 去年11月の『ノエル・ア・ラ・モード2018@伊勢丹新宿店本館6階で買って来ました。Jerome Blin / ジェローム・ブランは、ムニエの名産地ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の「Vincelles / ヴァンセル」の、登記上はRC (レコルタン・コーペラトゥール=共同組合でワインを造って自分のラベルを貼って自社製品として売る) ながら、実質的にはRM。初ヴィンテージは2008年で、日本初上陸は2016年、未だに伊勢丹でしか扱いのない超マイナーなドメーヌです──当然、楽天での扱いはナシゴレン。



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 樹齢の若いピノ・ノワールのジュースは共同組合 (コーペラティボ) に売却してるので、主なセパージュはムニエとシャルドネ。その他、古代品種のピノ・ブランやプティ・メリエなどの白ブドウも育ててる模様。この「Apogée (頂点) 」と名付けられたキュヴェはムニエ100%のNVで、デゴルジュ時期 (2016年9月) やHPに記載の最新ロットから察すると、平均樹齢は本ロット時点で34年、ワインは2012年のブドウをベースに、2011年とのアッサンブラージュ。瓶詰めが2013年の4月頃なので、瓶熟期間は41ヶ月です。ドザージュは4g/1Lのエクストラ・ブリュット仕様だけど、実際にはもっと甘く感じます。



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 ▲卒業間近の高校生の制服がブカブカということは現実世界ではヌワイ。音楽も酒も、何事もディテールだよ、オレに細部をくれ。「世界」とは細部の混沌的集積体なんだよ!





◤Jerome Blin / ジェローム・ブラン エクストラ・ブリュット「Cuvée Apogée / キュヴェ・アポジェ」ピュール・ムニエ NV7,452 円

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 dಠಠb「個人的に〝よく熟したムニエ〟って、なんかオハギとか、潰した米みたいなネリっとした甘みを感じるんだよね。あとは紫芋で作ったアンコというかさ (笑) 。わかる?
 ♡☺♡「紫芋ねえ〜。上手いこと言うねえ (笑) 〜。」

 もちろん、フルーティーだしブドウの酒なんだけど、ピノ・ノワールが澄み渡った空なら、ムニエは雨が降りそうな湿った空というか。もちろんテロワールごとにムニエの表情も変わるんだけど、テクスチャーにも餅や饅頭っぽいネチっとした感触があるんだよね。

 そういう意味じゃ、シャンパーニュの場合、実は日本酒ラヴァーの舌に一番よく馴染むのはムニエ主体のキュヴェかもしれない。個人的にはクリスタル・アンドロイドに透明な酸と澄み渡ったストラクチャーを見せつけるピノ・ノワールの方にオッパイを打たれるわけだけど、とはイエイ、ムニエには〝飲み物〟よりも〝食べ物〟に近い量感もあって、タマに飲む分には楽しいワインです。

 ちなみにこの1年で「Egly Ouriet “Vignes de Vrigny” 1er Cru NV」(ムニエ100%) の値上がりが凄まじいことになってるので、6,000円台 (ヴェリタス) で買えるのも今回が最後かもしれません。最新ロット (Dégorgement:2018/07) は史上最高に出来が良いらしく、遂に「Tradition Grand Cru NV」を値段で上まりました。もはやこれは異常事態です──スティルワインの同一蔵のキュヴェにおいて1er CruがGrand Cruを値段で負かすことはアリエナイ。

 そういやムニエのスティルワインってコトーシャンプノワ (シャンパーニュ地方で造られるスティルワイン) 以外で存在するのだろうか。そもそもムニエってシャンパーニュ地方以外で造られてるんだっけ?──今調べたら、ドイツでは「シュヴァルツリースリング (Schwarzriesling) 」というシノニム (同義語=ムニエのドイツ名) で盛んに栽培されてるみたいな。その割りに日本にほとんど入って来ないよな。楽天で買えるのもコレだけ。



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 ♡☺♡「旨い!
 dಠಠb「なんか面白い味だな。旨みの質感に独特のクセがある。伊勢丹で試飲した時よりはフレッシュで素直な味に感じるけど。やっぱムニエ使いのRMモノには個性的なキュヴェが多いな。」

 ♡☺♡「結局シャンが一番旨い (笑) 。」
 dಠಠb「いつも言ってるけど値段が3倍以上だから!

 ちょっと甘いカナートも思ったんだけど、モツ鍋と一緒に飲むとモツの甘さが優位に立つことでワインの酸が立って輪郭がクッキリとなり、テクスチャー同士の組み合わせも良く、何とも洗練された味わいに変化する。少し狙った部分もあったけど、これは想定以上にニャカニャカ良いマリアージュ。甘めの中華の餡かけ料理なんかにも合いそう。

 それでもまあ、シャルドネが20%アッサンブラージュされた「La Varoce」の方がワインに輝きとフィネスを運んで来るので、安いけど、オレはそっちの方が好き。

 過去記事を見返すと「どうにもムニエは〝ヤッターマンにおけるドロンジョ一味〟換算だとトンズラー (シャルドネ=ドロンジョ様、ピノ・ノワール=ボヤッキー) という印象ではあるけれど」と書いていたが、我ながら上手いことを言ってて少し驚いた。

 そう考えると、Egly Ouriet (エグリ・ウーリエ) の描くトンズラーは随分とイケメンだ (笑) 。


moukan1972♂moukan1973






Jerome_Blin ブラン・ド・ノワール

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