◤Pierre Frick / ピエール・フリック AOCアルザス「Pinot Blanc / ピノ・ブラン」2017 




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 ▲前から思ってたけど、この人 (読売テレビ解説者・春川正明氏) 、野球キャップを被ると〝ほぼプリティー長嶋〟ですね。

 ▼これら6本と持ち帰り2本の合計8本を同じ店で買った。というわけDE、今回のピエール・フリックが最後の1本。





 毎度アクセスありがとうございます。


 遂に「第一回・不自然祭り」が最終日を迎えました。いわゆる「自然派ワイン (Van Nature / ヴァン・ナチュール) 」と呼ばれるジャンルをまとめて8本ほど同じ店 (全部お任せ) で買って飲んで来たわけだけど、こうしたワインに明確な定義はヌワイので、オレなりの見解 (定義付け) をまとめておくと以下のようになります。




〜自然派ワインってこんな感じ〜


①アペラシオン的なテロワールからは逸脱するので、1本1本は「場当たり」で、ほとんどの日本酒マニアと同じように違う地域の違う銘柄の酒を脈絡なく気分でその都度チョイスしては「はい、次!」とスタンプラリー制覇の如く周遊しながら気軽に自由にいろんな酒を楽しめる。 (※基本的に体系的知識の習得を必要としない。)
②ゆえに、基本的には造り手でしかワインを選べない。 (※少なくともアペラシオン買いに特別な意味はヌワイ。)
③酸化防止剤 (SO2=二酸化硫黄) が無使用だったり少なかったりするので、液性に日本酒で言う「生酒」のような緩み&撓みがある。
④言われなきゃ「ワイン」であることすらよく分からない味や香りのするモノもある。 (※我々はこれらを「不自然なワイン」を呼ぶ。)
⑤音楽で言うとインディーズや地下アイドル、純文学小説で言うと「文學界」「群像」「新潮」「文藝」以外の雑紙や公募で新人賞を取った作家と似たような存在。 (※王道ジャーナリズムからは相手にされないケースが多い。)
⑥ポップでロックでパンクなエチケット (ラベル) が多い。
⑦愛飲家の志向性 (信条の質) が菜食者のそれと被る。ゆえに若干「信仰的」な雰囲気を醸し出す。 (※200%恣意的な見解。)
⑧なぜか地酒を扱う店でプッシュされていることが多い。 (※酒泉洞堀一IMADEYA登酒店)
⑨オレが普通に飲んで素直に「旨い」と思えたのは今回のPierre FrickMother Rockだけ。






 たぶん、こう言われても逆にわかりにくいとは思うんだけど (笑) 、ここはオレの認識論を披露する場なので気にしてません。

 そうそう、このワインも酒泉洞堀一 (楽天でも) で売ってますね (※なぜかHPは「2016」で楽天は「2017」なので買う人は要確認) 。もちろん日本酒の純吟よりは高いんだけど、気が向いたら同梱してみるといいよ。これまでに飲んで来た8本の中では一番マトモ (不自然じゃない) です。少なくとも「新政 亜麻猫」なんかを口にするよりは綾瀬はるかに充実感があると思います。

 醸造は瓶詰めまでSO2を使用せず、フードルにて熟成 (シュールリー) 。ちょうど酒泉洞堀一の販売ページに詳しい説明が載ってるので、興味のある人は是非そちらをご覧下さい。オレ自身、この手のジャンルには不得手だけど、このピノ・ブランに関しては老舗 (TRIMBACH, Zind-Humbrecht) の「AOCアルザス」より全然イイと思いました。オレより不自然派に厳しいmoukan1973♀の評価も上々でした (笑) 。





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 ▲というわけDE、実質「ONN (王・長嶋・長嶋) 」です。





◤Pierre Frick / ピエール・フリック AOCアルザス「Pinot Blanc / ピノ・ブラン」20172,870 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。思ってたより「不自然」じゃない。完全に「梅の香り」だけど (笑) 。やっぱピノ・ブランってそうなのかもね。ピノ・ブラン100%のシャンパーニュでも梅の香りがしたから。あとは45%使用のDufourなんかも同じ。おっと、栓が王冠。

 グラスに注いで──別に普通 (自然) 。どちらかと言えば普通のワイン寄り。根菜系の渋みやフローラル石鹸の香りがないもの (笑) 。ほんのり香ばしい焦げみのあるアロマに透き通った蜜のような甘みが奥から伸びて来る。先ほどの「梅」は後退して、サラサラとした優しいミネラル香。



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 ▲3月29日 (金) の「ロッテ vs 楽天」開幕戦 (ZOZOマリンスタジアム) の始球式にガーナ娘の美波ちゃんが降臨。同級生 (この春に高校卒業の2000年生まれ) のドラ1藤原くんがキャチボール (練習) 相手を務める模様。ちなみにチケットは既に完売。千葉テレビ/ミヤギテレビ/BS12 トゥエルビで18時15分〜放送。他、CS「日テレNEWS24」で17時45分〜。始球式は18時25分を予定。思いっ切り顔面を目掛けて投げて下さい。当てれば翌日のニュースは大盛り上り。



 決して安くはヌワイが──。

 間違いなく今回の8本の中で一番旨い──つまりは「自然な仕上がり」で、さすがに1,000円台のアルザス (ドイツ/オーストリア) 系とは違う景色を見せてくれます。キュートな甘酸っぱさもありつつ、適度な粘性と弾力感。日本酒換算だと「丸みのある旨口」という量感。

 ワイン的な余韻よりもプチュンと弾けて果肉から果汁が溢れるような流れがジューシイで、そういう意味では日本酒の「生酒」に近いテクスチャー。ま、新政の「秋櫻 -Cosmos-」よりは安いし、気が向いたら一献どうぞ。



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 徐々に梅仁丹ライクなフローラルネスを濃ゆいエキス感がグワンとフォール。甘いけど酸っぱいという、おそらく日本酒換算だと「日本酒度:−20、酸度:8.0」とかのニュアンス。

 これで1枚OFF (1,000円OFF) なら口角も上がるわけだけど、結局3,000円コースだもんなあ。自分じゃ喜んでリピートしないわな。誰かに貰えれば超嬉しいけど (笑) 。でも、問題なく旨いです





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「あ、すごくイイ香り〜。ちょっと甘いけど旨い。クリア。あああコレ、クイクイ飲んじゃうヤツだ〜。」
 dಠಠb「不自然じゃないだろ (笑) ?

 ♡☺♡「全然不自然じゃない。」
 dಠಠb「ま、3,000円くらいしちゃうんだけど。」





── 2日目。

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 ま、普通にちゃんと旨いな──安くはヌワイけど。なんだかんだで寒冷地であるアルザス流の、糸のように細いが強度のある透明な (我々好みの) 酸がピンと張り詰めており、まるで極薄の酸の皮膜が溢れそうなジュースを果肉に閉じ込めてるニュアンスが素敵です。だからプチュっと弾けるようにジューシイ。

 ♡☺♡「爽やかジュース。女子ウケ抜群系。食事にも合うね。美味しい。」

 たぶんオレは「リースリング」や「ピノ・グリ」より好きだろうな。花見にシレっと持参すれば間違いなくキミはセンスの英雄。


moukan1972♂






Pierre_Frick アルザス 不自然じゃない自然派ワイン

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