◤七力 (駒泉) - ななの会PB 生酛 純米大吟醸 華想い 29BY <青森> 



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 文章家としてのモチベーションを持続させるために最後の最後まで句点 (。) は使わずに書こうと思うこの酒 (青森市内の酒小売7店舗で運営する「ななの会」が共同で開発した「華想い100%シリーズ」の1本で醸造は「駒泉」という銘柄を醸す「株式会社 盛田庄兵衛」が担当) がナゼ我が家にあるのかと言えば、それは、今年の正月にmoukan1973♀が実家に顔を出した際にこの酒を見つけ──彼女の父親は職業柄「貰い物」が多いわけだが自身は下戸なので (というより彼女の家族は姉と妹の旦那勢も含め、他に誰も酒を飲む人がいない) ──、♡☺♡「『大七』の純米大吟醸があるんだけど、いる?」というメールをオレに送ったことがそもそものキッカケで、確か「大七」の「純大」と言えば、日本酒初心者時代に伊勢丹新宿で5,400円で売っているのを目にしていたことがあり、それで、dಠಠb「生酛だし、貰えるものなら貰っておくか」ということで「Yes」の返信をしたのに、♡☺♡「帰りの荷物が多くなったから今日は持って帰って来なかった」という話がまずあり、そんな話は完全に忘れていたら昨日 (2019/3/17) 、再び実家に顔を出したmoukan1973♀が今度はちゃんと持って帰って来て、すると、dಠಠb「つうか『大七』じゃねえじゃん」というオチが不意に訪れ──世の中には「浜辺美波 (女優) 」を「浜内千波 (料理研究家) 」と間違える人もいるくらいだからそこに関してはさほど彼女を責めてはいない──、ま、飲まずに捨てるのもアレなので (2018年11月出荷の火入れだしコンディションに問題はなさそうだし) 、決して「お初銘柄」ということに心が動かされたわけではないけれど、軽く味見することにして何の期待もせずに抜栓すると・・・・・



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 bottle size:720ml





【763】七力 -しちりき- ななの会PB 生酛 純米大吟醸 華想い 29BY <青森>

株式会社 盛田庄兵衛:http://www.morishou.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:華想い/40%
▪︎酵母:非公開 (ま、9号? もしくは15号?)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:16-17%
▪︎処理:たぶん二回火入れ
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年11月
▪︎管理状況:2019/3/17にmoukan1973♀が実家から持ち帰り、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年3月17日 (日) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




 まるで何事もなかったかのように『人生最高レストラン』からキエール滝。
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 ▲急遽、山ちゃんとケンコバを招集。



・・・・・「めちゃくちゃうまい」ということもなく、まずは「火落ち菌系のイヤな乳酸臭 (生ゴミ系の酸) 」を軽く感じて──どうしてオレが「火落ち菌」に関する経験が豊富なのかと言うと、日頃、不要な日本酒を「料理酒」として専用の720mlにドカドカ放り込んでいて (めちゃくちゃブレンド) 、それは台所のガス台の下の収納スペースに常温で保管しているわけだが、これ、夏場に気温が上がって何週間かすると、徐々に白濁して来て (まるで「薄にごり」状態) 、最終的には「スゲえ臭いぬか漬け」みたいな香りになり (含んでもゲロ不味い) 、そうやって日本酒がどうやって劣化して行くかを日々観察しているからで──、ちょっと怖かったんだけど、恐る恐る含むと「普通の田舎吟醸」で、♡☺♡「仕事で疲れてれば何も考えずに飲めるよ」、dಠಠb「あああ、華想い系の、この日本酒的メロバナ、久々やなあ」などと感じるものの、精米歩合40由来の滑らかなアタックに比してこの酒も例に漏れず余韻が汚く、そればかりか言われなければ「やや劣化 (酸化) した速醸酒」にしか感じられず、RS (冷酒) はダメだコリャということで軽くレンジで温めたら、ちょっと甘くなるけど角は円くなり、別に飲めなくはないけど飲みたくない程度の出来栄えで、一瞬「insufficient」を付けようかとも思ったけど、所詮この手の「箱入り大吟醸」って、どれもこんなもんダナート思い直して、それで「good」を付けたけど、調べてみたら、これ、速醸で3,240円、生酛で4,320円であることを知り、これもまあ、別に今さら驚くことでもヌワイんだけど、ホント、つくづくワインの値段体系と真逆な点が如何にも不自然で、だってさ、ワインは値段が高くなればなるほどグイグイ「個性的な味わい」になるのに、日本酒ってば、値段が高くなればなるほどドンドン「無個性な味わい」になって、品評会の「YK35 (山田錦35&協会9号酵母の酒) 」よろしく、どの蔵のどの酒も、まあ恥ずかしいくらい似たような味わい&テクスチャーになるという、この問題はオレにはクワナリ切実で、むしろ「亀ノ尾90」とか「美山錦65」の方が蔵の個性が出るのに値段は安くなるという、これさあ、今後の20年で何とかしようぜ蔵元さん、そして、ロクに酒の知識もヌワイのに贈答用にジョウジェモニイ (どうでもいい) 箱入り大吟醸を送るという、この日本人的な見栄っ張りイズム、これも一緒に何とかしようぜ──って、そういやmoukan1973♀の実家に送られて来るビールの大半はプレモル&ヱビスっていう、マジで誰も「サッポロ黒ラベル」なんか送ってキヤしないよ





── 2日目。

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 ▲日曜にTOKYO MX2で劇場版『咲 -Saki-』を放映してたけど、画質が最悪なこと最悪なこと。



井筒長」と「Type-7」と一緒に飲んでます。

 これらの3本の中では歴然と淡麗 (当たり前) で、極めてジョウジェモニイ酒ながらも──まるで「上喜元 純米大吟醸 千本錦 28BY」の出来損ない──、意外にスイスイ飲めるので安心しました。ていうか、ナゼカ初日より「美味しく」感じるんだけど (笑) 、720mlで4,320円って、日本酒の価格体系の中では十分に高級品だし、飲めないとか、冷静に考えればアリエナイ話ではあります。

 滑り良くスルっと入ってフワっと香ってサラっと粉が舞って、透明なストラクチャーのコアには軽いアタック感のある、確かな米の旨み。ま、それでも「生酛」属性は──少しイナたい乳酸臭の発散以外には──全く感じないんだけどね。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 生酛 山廃 七力 駒泉 浜辺美波

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