◤Domaine Raymond Dupont-Fahn (レイモン・デュポン・ファン) AOC Bourgogne「Chaumes des Perrieres」2016 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 松屋酒店 (フィッチ) の「お取り寄せメルマガ」でヨサーゲ男爵なムルソーの案内が来たので、この機会に4種類のキュヴェを集めてみました。

 今回はエントリーレンジの「AOCブルゴーニュ」ながら、なかなかに〝曰くつき〟のキュヴェらしいので、興味のある人は輸入元の説明を是非ご覧下さい。正直、これは超格安です。



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 photo: bourgogne-wines.jp



 収穫は手摘み。選別台で選果した後、空気圧式プレス機で圧搾。低温デブルバージュ48時間の後、アルコール発酵。熟成はブルゴーニュ樽(228L)にて行う。尚、熟成中のSo2添加は樽ごとにワインを分析にかけ、それぞれの樽に必要な量だけに留めている。ステンレスタンクに移してブレンドして3~5ヶ月間寝かせた後、軽くフィルターがけを行い瓶詰め。清澄は行わない。





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◤レイモン・デュポン・ファン AOCブルゴーニュ「ショーム・デ・ペリエール」20163,622 円)←5%OFF

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。つうか、蝋キャップうぜえ。なんかオモロイな。レモン&ミントな爽やかなアロマに、ぷるぷるのゼリーっぽいポヨんとしたヨード感も。樽のニュアンスも異様に爽やか (笑) 。今、スゲえ久々にアレを思い出したわ。「PEZ / ペッツ」というラムネ菓子。オレ、子供の時、これ好きだったんだよなあ。遅れて白いヨーグルトキャンディーっぽい乳酸。スゲえいい香り。これは楽しみかも。

 グラスに注いで──「ペッツ」もあるけど、さっきより柔らか&甘やかですね。芳しいアプリコット感も。これはヨサーゲ。



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 ▲早々に削除されると思うので、気になってた人は是非この機会に。[ドラマ『賭ケグルイ・Season 1』第1話][劇場版『賭ケグルイ』予告]──賭ケグルイほどほどに「無駄遣いわ〜、ほど・ほど・にっ・・・めっ!



 ♡☺♡「超イイ匂い。柑橘系?
 dಠಠb「つうか、ペッツだろ (笑) ?

 ♡☺♡「ペッツわかるぅ (笑) 〜。それではイタダキマース。あああっ。ライムとかの青い草感あるね。でも、最後が、なんかイイ草の味。んっ・・・。これいいわ。」
 dಠಠb「ちなみにこれいくらだと思う?

 ♡☺♡「2,800円。いや、そんなしないよ。2,000円ちょいだな。」←奇跡のバカ舌。
 dಠಠb「もうキミには3,000円以上のブルゴーニュは飲ませない!

 これはもう、明白に2,000円台の世界観を越境するクオリティ。もしもこれが2,000円ちょいで買えるのなら、今この瞬間にケース (12本) 買いするわ。しかしmoukan1973♀のスティルワインに対する信じられないほどのバカ舌っぷりは何なんでしょうね。まさに石田純一ばりの石田純子!!!



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 高密度に酸っぱい。まるでレーザーポインターのような、糸ほどに細い酸に全ての要素が収斂する、一切の無駄のない圧倒的な透明感!──MJK (マジか) 。そういう意味では、ケレン味に溢れるルフレーヴなんかとは対極に位置する味わいです。

 この酸レベルはサンセールのソーヴィニヨン並みだし、実際がどうなのかは知らないけれど、まるでノンマロ的な生々しさすらも感じる。濃いめのレモン水に紫蘇の葉を落としたかのような草感。加えて、シャンパーニュのピノ・ブラン的な青梅も感じる。ミネラル感もコート・デ・ブランのアヴィーズ産のシャルドネのような塩気で、ともすれば〝エキスの薄さ〟を助長し兼ねない、このシャープでスリムな味筋に一定の肉付き&量感を与えている。

 ♡☺♡「最近飲んだ白の中で一番うまい。」←何を今さら・・・。

 若い状態だからこそ楽しめるピンと張り詰めたLemonライクな果汁感を享受したいのなら、今すぐの早飲みもアリだし、同時に少し枯れた状態でも飲んでみたいと思わせる魅惑があるので、これは早急にリピします。突き抜けた個性の光る、まさにモダン・ブルゴーニュの輝ける体現。他の3本も期待大魔王。





── 2日目。

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 ▲若い女のコにイタリア旅行の土産に渡すとセクハラになるので注意が必要です。ポッコンチーニ!



 やっぱシャルドネはブルゴーニュなのかなあ。うーん、このフィネス&エレガンスを他の産地で満喫することは心底「不可能」だと思えるわ。

 少しお高めの日本酒の「純吟」の倍くらいの値段がしちゃうけど、少なくとも1,800円の新酒1%も勝ち目ヌワイですね。ワイン酵母や酸っぱいだけが取り柄の下らない日本酒を買うくらいなら、まずはコレを飲んでみ?





 2本目!!!(2020年1月19日)
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 というわけDE、シャンパーニュだけど「André Jacquart “Mesnil Experience” 」飲んでいる時にずっと想ひ出していたのは「Raymond Dupont-Fahn “Chaumes des Perrieres” 」のことで、タマタマ輸入元のPDFにも似たようなことが── (André Jacquartの) 燻したようなミネラル感がムルソー・ペリエール (Meursault 1er Cru “Les Perrieres” ) を思わせます。」──書いてあったので、ちょっと惜しいような気もしたけど (もう「2016」は買えない) 、この際だから味クラーヴェしてみた。飲むのは約1年ぶり。




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 なんか前回よりも集中力が増して逆にミネラル感が硬質になってるような。相変わらず酸の光線は過激にビビッドで、スリムでシャープなテンションの高い〝リッチネスとは無縁の味筋〟でありがらも、余韻は長く、最後の最後の1滴まで酸とミネラルがジュースを搾り取るような力強さがあり、直線的に駆け抜ける中にも、幾つもの小さな──だが胸躍るような──ドラマがある。

 dಠಠb「確かに似てるっちゃ似てるな (笑) 。」
 ♡☺♡「似てる (笑) 。でも、やっぱりシャンは濃い。」

 dಠಠb「こっちも負けてないけどな。」
 ♡☺♡「どっちも旨い!

 そして、思う。これはまさに「オレのためのブルゴーニュ・ブラン!」──であると。







 ここ数年は人気爆発で毎年着実に値上がってるけど、この「Chaumes des Perrieres」という区画 (「Meursault 1er Cru “Les Perrieres” 」のお隣さん) は不動産で言ったら〝訳あり物件〟で、スッタモンダの挙句「AOC Bourgogne区画」に格下げされてしまったという背景があって、実は単にそれで安いだけで、ここのドメーヌがリリースしてる幾つかのキュヴェの中でも、村名の「Meursault “Les Tillets” 」や「Meursault “Les Clous” 」を抑えて、最上級の「Puligny Montrachet 1er Cru “Les Folatieres” 」に次ぐ堂々の評価を受けることも多いです。そもそもこのドメーヌがブレイクしたのも、この「Chaumes des Perrieres」が評価されたからみたいだし。[スッタモンダの経緯

 ロワールのシュナン・ブランやソーヴィニヨン・ブランとはまるで異なる味わいではあるが、やはり、このレベルのブルゴーニュ・ブランを飲んでしまうと、こちらの旗も立てたくなってしまうものだ。〝静謐なる荘厳さ〟というものが、やはりブルゴーニュにはある。現行ヴィンテージは「2017」なので、これは近いうちに取り寄せます。

 マジで日本酒の新酒なんか開けてる暇ないわ。ワイン酵母だの白麹だの酸度ファイヤーだの、凡庸な奇抜さだけがウリの酸っぱい日本酒を何本飲んだところでこのフィネスとエレガンスに辿り着くことは不可能だし、まさに金と時間と肝臓の無駄。仮に〝アタリ瓶〟を運良く掴んでも、そこから前に進むことができないわけだから、どのみち時間の無駄。つうか、そもそもイマドキの日本酒蔵は商品数が多すぎるんだよ。カルビーのポテトチップスじゃアルメーシ (笑) 。


moukan1972♂moukan1973






Raymond_Dupont_Fahn ブルゴーニュ白 ムルソー

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