もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に高いワイングラスを1つ割ってしまったので、前から欲しかった「REIDEL - Sommeliersシリーズ (シャルドネ) 」の創業260周年記念バリューパック (2脚で1脚分の値段=特製ケース無し) を買った。ついでに〝脚無し〟の「Oシリーズ (ピノ・ノワール) 」を買ってみたら、金魚は無理でもメダカなら何とか飼えるデカさだった。実は「Sommeliers」より「Superleggero」の方がリム (口) も薄くステム (脚) も細くて長いんだけど、安定感 (重さは似たようなもん) は「Sommeliers」の方がある。「Superleggero」はスタイリッシュでカッコイイし飲み口もスムースだけど、扱いが・・・。ハンドメイドが怖い人は「Veritasシリーズ」が4,950円なので割っても涙はギリこぼれない。日本酒用に「リースリング」か「シャルドネ」が1つあると便利──な時もある。ただ、ハンドメイドとマシンメイドとでは、重さがじぇんじぇん違うのと、体感上の精米歩合も変わります。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤Marie Courtin (マリー・クルタン) AOC Champagne Extra Brut「Resonance」Blanc de Noirs 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 Marie Courtin / マリー・クルタンはシャンパーニュ地方の最南エリアに離れ小島のように広がるコート・デ・バール地区のPolisot / ポリゾ村のRMで、デビューは2009年 (キュヴェは2006年のミレジメ) と、いわゆる〝新星〟として扱われるスター候補生ですね。数が少ないのか、実際に取り合いなのか、エントリーレンジのNVをアンダー7,000円で扱ってるのはフィッチだけなので、一部の泡ヲタや新し物好き以外の人が手に取ることはないだろうけど、一つだけ言えるのは、これは数少ないブラン・ド・ノワールのアタリ瓶ということです。




 ▲当主のDominique Moreau (ドミニク・モロー) 女史。ちなみに旦那 (嫁ぎ先) の実家もPolisot / ポリゾ村のRM。[Piollot Pere & Fils



 ちなみにコート・デ・バールには格付けクリュはないけど、今も昔もピノ・ノワールの名産地であり、実際このエリアには多くの人気/実力シャンパン・ハウスが存在してます。

 Polisot / ポリゾ村の近所だと、東のお隣さんセル=シュル=ウルス村には、アンセルム・セロス (Jacques Selosse) と並び称されるカリスマ・ヴィニュロン、セドリック・ブシャール (写真左) が手掛ける「Roses de Jeanne / ローズ・ド・ジャンヌ」や、若手ホープの「Pierre Gerbais / ピエール・ジェルベ」、更にそこから東のランドゥルヴィル村には「Dufour / デュフール」が、ランドゥルヴィル村の北にはビュキシエール=シュル=アルス村の「Vouette et Sorbee / ヴェット・エ・ソルベ」が、そしてすぐ南近所のビュクセイユ村には「Vincent Couche / ヴァンサン・クーシュ」と、まさにコート・デ・バールにおけるモダンRMの中心地と言ってもいいエリアですね。[シャンパーニュ地方の全体地図

 グラン・クリュのブドウやそれで作ったワインは黙ってても勝手に売れるので、実は格付けクリュのないコート・デ・バール地区の造り手たちは、何か突出した個性がないと見向きもされないという不利があって、そういう背景も手伝って、実は今、最もエキサイティングな生産エリアかもしれないですね。ただ、最近は人気なのか生産数が少ないのか、このエリアのRMモノは逆にコート・デ・ブラン産のそれよりも高く付くことも多いです。



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 セパージュは鬼門の「ピノ・ノワール100%」の、いわゆるブラン・ド・ノワール (黒ブドウの白ワイン) です。そして表記はないものの、中身は2014年産のブドウのみを使用しているミレジメで、さらに「Extra Brut」とエチケットにありますが、実際にはドザージュZEROのノンドゼみたいですね。これには「驚き、驚き驚きっ!」──せいぜい3〜4g/1Lくらいは入ってると思ってました。

 使用するピノ・ノワールは樹齢40年、ベースワインの醸造 (発酵) はステンレスタンクで行われ、デゴルジュ時期は2018年の2月のようだけど、表記はヌワイです。普通、この手の意識高い系の新人ドメーヌは細かいDATAを表記するんだけど (笑) 、なんか、この点だけは解せないです。ちなみに「Resonance / レゾナンス」は「共鳴、響き」という意味だそうです。

 まあ、ミレジメ&ノンドゼ&ビオディナミで年間9,000本のキュヴェなら、この価格帯でも仕方ないか。しかしこれでノンドゼかあ。これ飲んだら、もう「アンドレ・クルエ “シルバー・ブリュット・ナチュール” 」は用ナシなんじゃねえの (笑) ? ま、近いうちに確かめてみますわ。



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◤Marie Courtin / マリー・クルタン エクストラ・ブリュット「Resonance」ブラン・ド・ノワール6,156 円)←5%OFF

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 立ち香──まだデゴルジュされてから1年くらいなのな。泡が少し吹いたわ (笑) 。クワナリ青々しい爽やかなトーンのアロマで、ふんわりミルキーなニュアンスも。この「野菜な感じ」は久々。なかなかに愛嬌のあるブラン・ド・ノワール。

 ♡☺♡「あああ、久々のバターな感じ。焼きたてのブリオッシュ来た。旨い。このタイプ久々に飲んだな。若いね。爽やか。スッキリタイプ。」



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 これは大アタリ。なにげにここ最近は2週連続で「not on my list」だったので、それもあってか、瞳孔が開くレベルに旨さに対する感受性が膨張します。

 力強い果実味と、舌を締め上げるほどのミネラリティ、余韻には、なんとも優美な、スパイシー&ハーブの、微かにフローラルでもあるウットリするようなアロマ。鉄筋コンクリートな骨格を有しながらも、極めて透明感のある液性で、上っ面なスタリッシュネスだけに留まらず、どこか暖かみのある包容感と、隙のないフィネスとが織り成す、まさに高貴なブラン・ド・ノワール。

 ♡☺♡「なんか、安心して飲める味。若々しい。」

 今飲んでも十分に美味しいけど、フレッシュネスが大爆発中なので、1〜2年くらいセラーで冬眠させても面白いかも。これで泡がキメ細かくなって液に粘性が出てきたらヤヴァイよ。ブラン・ド・ノワールの本当に旨いヤツは滅多に出会えないけど、これはオーセンティックでありつつもエキサイティングでもあり、全体としては問答無用にモダン&スタイリッシュ。

 間違いなく、今後どんどん人気が出るでしょうね。6,000円台で買えるものも今のうちか!?





── 2日目。

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 昨日よりピノのキャラが全開。これは相当に旨いです。余裕で日本酒の平均的な純吟の4倍以上は旨いので、別に高くはありません。興が乗ったらトライ。

 ※今さっき「ノンドゼ」であることを知って、さらに驚愕。スゲえよ


moukan1972♂moukan1973






Marie_Courtin ブラン・ド・ノワール コート・デ・バール シャンパン シャンパーニュ Champagne

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