◤櫛羅 (篠峯) - 純米 にごりざけ 生原酒 30BY <奈良> ── dಠಠb「ドライかつエレガントなチヨメン流お米サイダー」#Fresh/Shuwa-Shuwa/Nigori/Dry 



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 新商品ですね櫛羅 (くじら) の「にごりざけ」です。チヨメンには「純米吟醸 もろみ」という商品があるんですが、30BYに幾つか新登場している「にごりざけ」は、この「もろみ」と「うすにごり」の中間を狙った設計のようです。

 ちょうどこの酒について堺杜氏に質問のメッセージを送ろうと思っていたら、予期せず、向こうから他の件で話が振られたので、ついでに訊いたら、つまりは──「滓酒ブレンドの量が『もろみ』と『うすにごり』の間というだけです。あらばしりと責めのブレンドに滓酒をブレンドなんで、味は出てる方かもしれません。櫛羅に関して言えば仕込タンクの差が結構あったので、おそらく2番目ロットを引き当てたのだと思います。」──とのことです。

 とはイエイ、うちの瓶は「12月印」なので、おそらくは1stロットだとは思うんですが、なにせ「純米」は仕込みが4つあるらしいので、どこで何を引くかは計算できません。



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 bottle size:720ml




【743】櫛羅 -くじら- 純米 にごりざけ 生原酒 30BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:奈良県御所市櫛羅産 山田錦/60%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5/2.0/0.9
▪︎ALC:17%
▪︎処理:にごり生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2018年12月
▪︎管理状況:2019/1/31に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年2月5日 (火) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み





kujira_junmai_nigori30by3.jpg 立ち香──つうか、キャップを取ったら、すぐさま少量の泡がオートに上がって来るじゃねえか (オリまでは上がって来ないので上澄みハント可能) 。そして、なんだか甘やかな乳酸アロマ。むしろこっちの方が26BYとかの「ろくまる雄山錦 うすにごり」みたいな香りなんすけど (笑) 。

 旨いのか!?──。

 あああ、ロクオヤ (ろくまる雄山錦 ) よりロクオヤ。ちょうどロクオヤから明利系酵母の要素を抜いたニュアンス。なかなか良いな。ガスの粒子は粗めながらも普通のチヨメンやそこらの直汲みよりは強めで、瓶内二次発酵系 (たとえば27BYの「萩の鶴 別撰」や「貴 夏純米ニゴリ」) よりは弱めだけど、最近だと「黒澤 Type9 限定にごり」よりは強いかも。

 基本的にはドライ&シャープな味筋でギシギシと舌に通り道を描くザラついたテクスチャーながら、シードル (リンゴの発泡酒) っぽいニュアンスもあり、マジで26BYのロクオヤを想ひ出すわ。ややタンニックな着地を有する味の閉じ方もあり、それなりに渋みもあるんだけど、甘みのダレをいさめる効果もあり、バランス上は正しく作用してます。



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 アリですね。これがあれば30BYのロクオヤは要らない。ややミルキーで柔らかな質感もありつつの、大筋ではドライかつエレガントなチヨメン流お米サイダー。ほんのりアーモンドなニュアンスの穀物タッチもあるので、長く持つとイナたい味わいに落ちぶれる危険性もあるけれど、ここまでガスがあれば、なんとか帳尻を合わせてキレイに熟成する可能性も、一方では残されてるのかもしれない。

 今時期は、なんか「爽やかな夏酒」っぽい味わいよ (笑) ? そしてこれ、おそらく撹拌したら負けですね。上澄みが最高です

 旨いっす。ありがとうございます





 1973チャレンジ!!!
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CM NOW浜辺美波巻頭グラビア
 ▲やはり想定通り、本日発売の『CM NOW』で表紙&巻頭グラビア。その他、4月号の『ダ・ヴィンチ』でも表紙確定。[ダ・ヴィンチ 2019年4月号



 ♡☺♡「旨いっ。ドライでいいわ〜。これ、クイクイ飲んじゃうやつだ〜。」





── 2日目。

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 上澄みハントに終始して、残りは100ml程度。オリの配分が半分くらいあるので、撹拌するとニゴリ全開です。

 にごり──オレにとっては珍しい事に、このレベルの濃度でも別に飲めるな。そんなに苦くも重くもない。その代わり、甘くもないけど。

 なかなか面白い企画ですね。上澄みにおける、まるで炭酸飲料レベルのガス感と、チヨメンらしいパキっと背筋の伸びたシャープな味筋に、モダンなフルーティー酒としての極北を行くような、アンドロイドにドライな鋼鉄感。

 もう一回飲みたいな──とはイエイ、たった一杯ちょっとの量でも、ここまで濁ってるとそこそこ酔うぞ (笑) 。


moukan1972♂






日本酒 篠峯 櫛羅 浜辺美波 on_list_good

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。


──これも同じロットなのかな?(2018.12)表記です。

コメを読む限り、同じでしょうね。コレと「亀ノ尾 Vert にごりざけ」はガス満載です。その点、30BYの「Blanc」は元気ヌワイです。「山田錦 Azur にごりざけ」はどうでしょうか。


──このお酒の方がエレガントです。

というより、おそらく「96380」より「Type-9 活性にごり」の方が「上 (ハイクオリティ) 」で、その「Type-9 活性にごり」が「櫛羅」に勝てそうもヌワイという点で、やはり「96380」は分が悪いんですね。


2019.03.05 Tue 20:17
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Name - めい  

Title - 

おばんです。

今夜はこのお酒を吞んでます。

これも同じロットなのかな?(2018.12)表記です。

冷蔵庫保存でしっかり澱を固めたと思ったら、開栓直後にガスが澱を連れて上がってくる…
お、でもすぐに収まって再沈下。うすはりにはガスがびっしり付きます。瓶からはプチプチと炭酸の音が。

96380 うすにごり生より気品ある香り。室温に近づくと葡萄っぽい味わい。冷やし過ぎだと味わえない、本当に米のお酒なのか?と思わせる香らない(ここ重要)フルーツ感。

このお酒の方がエレガントです。

この時期だと、moukanさん未飲でお薦めできるお酒に出くわすのは難しそうですねえ。
2019.03.05 Tue 19:55
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