◤土佐しらぎく - 純米吟醸 あらばしり生 30BY <高知> ── dಠಠb「〝飲みやすぅ〜い!〟の連射砲」#Fresh/Fruity/Women 



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 bottle size:720ml





【732】土佐しらぎく -とさしらぎく- 純米吟醸 あらばしり生 30BY <高知>

(有)仙頭酒造場:https://www.facebook.com/sentoshuzo/


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▪︎酒米/精米歩合:広島県産 八反錦/50%
▪︎酵母:非公開
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+2〜3/1.8〜1.9/0.7
▪︎ALC:16-17%
▪︎処理:たぶん無濾過生原酒。
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2018年12月
▪︎管理状況:2019/1/11に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年1月16日 (水) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──ちょいブドウ、ちょい草、ほんのりと新酒らしい乳酸フレイヴァーもあって、速醸なのに人懐こいキャッチーな山廃っぽさも。そして、ちょいザラつきのあるテクスチャー (まるでヨーグルト味の千歳飴のよう) の先読み。とはイエイ、全体には香りの出力は穏やかなレベルで、ドッカンはヌワイ。いいかも。

 旨いじゃん──と、飲んだ瞬間に言いたい。

 求めていたような透明感はヌワイ。少し味のうるさい可愛い山廃という感じ。つうか、なんか硬水仕込みの「米鶴 山廃純大 30BY」みたい。搾りたての新酒の割りには結構な出力で味は出てますね。決して「ドッカン酒」ではないので、変な言い方をすると「清楚美人になり損ねた厚化粧な淡麗酒」というか。ガスは意識すれば舌の表面で僅かにチリっとする程度。酵母は何だろうなあ。たぶん「高知酵母」を使ってるんだろうけど、表面的なニュアンスとしては14号 (金沢) 系のようなムチっと感もありつつ、どことなく15号を使った「豊盃」のようなニュアンスも。



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 そんなに悪い酒でもないけど──どちらかと言えば「それなりにモダンなキレイ系の甘酸っぱフルーティー酒」ではあるものの──、ラベルほどには清楚でもオサレでもヌワイです。軽いっちゃ軽いけど、余韻が少し汚いのと (こんなものを「ミネラル」とは言わせない) 、オレには少し甘みがベタつく。なんというか「白麹」や「ワイン酵母」と相性の良さそうな味わいと言えばわかる?

 まあまあですかね。こういう酒は初心者時代に消化しておくべきでした。とはイエイ、不快な要素は特にないので、別にスイスイ飲めます。スタンプラリー派の人にはそこそこ有意義な酒体験にはなると思いますので、居酒屋で軽く一杯飲むには最適な酒質です。

 ま、いかにも女子供が騙されやすい分かりやすさと──「飲みやすぅ〜い!」の連射砲──、味わいに関するアケスケな情報開示のある大らかな酒質なので「好きな人は好き」でいいんじゃないでしょうか。人気があるのも納得です。要するにオレがアーダコーダイーダヨーダ言いながら真面目に向き合うような酒ではヌワイです。この酒に足りないのはフィネスとエレガンス





 1973チャレンジ!!!
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 2本開けたので、好きな方をブラインドで選ばせて翌日のmoukan1973♀酒にします。

 ♡☺♡「左は・・・あああ、この感じね、はい。ちょっと最後イヤな感じのが残る。右は・・・あああ。はい、決めました。」



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 ♡☺♡「マジか (笑) 。」
 dಠಠb「ナイス消化隊。これは願ってもない展開 (笑) 。」

 ♡☺♡「あああ。ま、どっちもまあまあ旨いよ。」
 dಠಠb「『土佐しらぎく』は騙されやすい味だから、軽く舐める程度なら、普通はアラが見えない (笑) 。完全に早飲みタイプのキャッチー酒。」

 ♡☺♡「ん? やっぱこっち (黒ちゃん) だ。『土佐しらぎく』はなんか温度が上がって甘くなって来た。」←ミセス先入観・40代の部・新宿区代表。
 dಠಠb「そんなもん、最初から甘いわ!

 というわけDE、少し残りましたので、明日は高級ワイングラスで頂きます。この分だとグイグイ味が出て来そうです。つうか、今知ったけど、ここの杜氏さん、フランスの自然派ワインが好きなんだってね。わかるわ (笑) 〜。[土佐しらぎく ナチュール][Concept Workers Selection






 photo: Concept Workers Selection





 仙頭酒造場の代表銘柄「土佐しらぎく」。蔵に訪問した際、杜氏である仙頭竜太さんに「土佐しらぎくの目指す酒質とは?」と聞いたところ、「スッキリながらも昔の辛口酒といわれる土佐酒とは異なる、透明感のある上品な香り、繊細かつまるみのある味わい」であると言います。それは飲んでみるとすぐにわかります。香り・味わい・喉越し、まさに嫌味のないニュートラルな味わいで、すっと体に染みわたる「ナチュラル」なイメージがあります。

(Concept Workers SelectionのHPより)





透明感のある上品な香り、繊細かつまるみのある味わい」──これを目指してることはよくわかる。いつか理想の酒ができる日が来るといいですね





── 2日目。

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 ▲2017年の『花の唄』に続き、Aimerの新曲『I beg you』(劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]Ⅱ.lost butterfly』の主題歌) のMVで再び三木孝浩監督とタッグ。[I beg you (Full Ver) ][花の唄 (Full Ver) ][TOKYO POP LINE



 ナゼかは知らんけど、結構な乳酸テイストと、笑顔の素敵な酸 (笑) 。今日は「山廃」というより、旨みの食感に「生酛」のような粘性を感じる。ワイングラスの方がテクスチャーが雑になるので──若い未完成の酒では仕方ない──、むしろグイ飲みの方がジューシイというか、旨みの量感が果肉ライクというか、良くも悪くも日本酒らしさが正しく表現される。

 基本的には「キレイ系の美酒グループ」に属するとは思うんだけど、それだけに少し味の出方が野暮ったいというか、もっと清冽なエレガンスが欲しいところ。このワシャワシャしたミネラル感が引き立つには、もう一声、テンション高めの酸が欲しいし、結局、ややオレには人懐こい酒。組としては「御前酒 Cry Baby」とか、あんな感じ──もう一つモダンになり切れないあたりのニュアンスも含めて。

 moukan1973♀の感想は──♡☺♡「日本酒酔うわ (笑) 〜。なんだかんだでクイクイ飲んでしまった。甘さはギリギリ。これ以上甘いとダメな感じ。田舎のお酒って感じだけど、まあまあか?」──です。

 この感じだと「ナチュール」を買う気にはなれないけど、まあ、機会があればそのうち。「萩の鶴」も参加してるのね。しかしまあ〝旨さそのもの〟を追求しないあたりのコンセプト大名な感じが何とも田舎臭い (笑) 。だったらいろんな蔵を回りに回って試飲しまくって出来の良いタンクを高値で丸ごと買い付けて瓶詰めして自社ラベルを貼って通常の倍の値段で譲ってくれた方がオレには助かる。

 いずれにせよ、先ずは「旨さを識る」ことでしょうね。


moukan1972♂






日本酒 土佐しらぎく not_on_list_good 浜辺美波

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