もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤LAUNOIS pére & fils / ローノワ・ペール・エ・フィス ブリュット「Séverine / セヴェリンヌ」グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン 




2019_1_3LAUNOIS7342.jpg


 photo: 札幌ワインショップ




 毎度アクセスありがとうございます。


 ウメラの6本3万セットのうちの1本で、オレのリクエスト (指定) ではなく、店側のチョイス (お任せ) です。だいたい1本くらいは10,000円前後のワインが入ってトータルで4万ちょいの見繕いになるので、中身がアタリならそこそこ「お得」なわけだけど、これは歓迎すべき仕上がりだったので気まずくならなくて良かったです。さすがにこのクラスのワインはホイホイ買えないので、やはりセットでリクエストするなり、お任せするなりした方が気楽です。

 ローノワはシャルドネの聖地「コート・デ・ブラン」のル・メニル=シュール=オジェ/Le Mesnil-sur-Oger (グラン・クリュ) のRMで、去年の春にエントリークラスの「レゼルヴ」を飲んで「薄っすいなー」などと思ってしまったけど、さすがに上級キュヴェ (メニル100%) である「Veuve Clémence / ヴーヴ・クレモンス」はパーフェクトな仕上がりでした。

 飲み干した後に「素敵な花瓶」──うちの場合はクイックルワイパー差し (笑) ──としても再利用可能なこの特徴的なフォルムのボトルデザインは、骨董が趣味の前オーナー (ベルナール・ローノワ氏) が19世紀に流通していたシャンパンボトルを忠実に再現して生まれたもので、今ではローノワにとっての極めて象徴的なアイコンになってます──家庭用冷蔵庫で管理するのは邪魔だけど。



Cote_des_Blancs_Le-Mesnil-sur-Oger.jpg



 今回の「Séverine / セヴェリンヌ」はメニル、オジェ、アヴィーズのシャルドネのみを使用したブラン・ド・ブランで、その最大の特徴はベースワインをアカシアの大樽で10ヶ月間熟成させている点。ま、いわゆる一つの〝樽使い系のRMシャンパーニュ〟ってヤツですね。ヴィンテージ表記はないものの、どうやら2009年のブドウのみを使用してるらしいです。ドザージュは7g/1Lのようだけど、まだまだスリムに酸っぱいですね。体感上は3〜5gくらいです。

 ちなみにここのドメーヌの所在地はクリュッグが所有する「クロ・デュ・メニル」の隣にあり、これについて先のベルナール氏は「クリュッグのクロ・デュ・メニルって言ったって、1990年からだろ? うちは、1872年からこの村で良い物造ってんだから、ボトルデザインだって100年前のデザインだよ。比較されちゃ困るよ。」と言ってるそう (笑) 。さらに「スペシャルクラブ2008」に関しては「美味しさは、サロンに負けない。」とまで。



2019_1_3LAUNOIS7393.jpg





◤LAUNOIS pére & fils / ローノワ・ペール・エ・フィス ブリュット「Séverine / セヴェリンヌ」グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン10,260 円)←6本3万セットのうちの店側チョイスの1本。

Tag Link



2019_1_3LAUNOIS7337.jpg



 立ち香──樽のニュアンスが一緒に連れて来るのは、チャツネとかドライ・アプリコットな纏いで、そこに歴然とシャルドネ林檎が重なるエレガントな協奏。甘香ばしいビスケット。オイリーな撓み (たわみ) も感じる。色も濃いめです。

 問題ないでシャウ──。

 ♡☺♡「んんん。あああ。いいですねえ・・・。なんか〝いい時間〟という感じ (笑) 。旨いねえ・・・。こんな旨い酒を飲んでるのは職場でわたしくらいだろうなあ。」←金だけあっても決して真実には辿り着けない。



2019_1_3LAUNOIS7347.jpg



 ひとまず、オレの中の組分けとしては、Jacquessonの「キュヴェ no739」やMiniereよりは。moukan1973♀は──「正月気分バイアス」もあって──さっきから、♡☺♡「旨い旨い」しか言わないけど、まだまだ若いし、今この瞬間にこのキュヴェのポテンシャルが完全に引き出されてるわけでもないです──要するに樽フレイヴァーが完全にワインに溶け込んでない。ま、旨いは旨いんだけど、値段に見合うかどうかはまた別の話ですね。

 ちょっとオイリーなエキス感があって、そこに掛かる樽のニュアンスはジューシイ (上等なチャツネみたい) なんけど、やや上っ面な苦さもあって、良く言えば「重層的」だけど、悪く言えば「やや散漫」ではある。後から知ったけど、これ、メニル100%じゃないのな。温度が上がるとどんどんクリーミイな甘さが膨らんで来るけど、個人的にはクリスタル&エレガントな「Veuve Clémence / ヴーヴ・クレモンス」の方がこのドメーヌにおける〝らしさ〟は確実に表現されてると思うわ。現当主は姉妹二人なのね。すごく納得。



2019_1_3LAUNOIS7464.jpg



 正月だし、日本の樽酒の代わりとしては過激にエレガントだし実際に旨いので、気分としてはアリですかね。それより「スペシャルクラブ2008」に期待だわ。本命はあくまでもコッチです。


moukan1972♂moukan1973






コート・デ・ブラン LAUNOIS シャンパン シャンパーニュ Champagne

Comment

Add your comment