もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日本酒を飲んで心底「面白い」と思ったのは久しぶりかも。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤米鶴 - 辛口純米 超しぼりたて生 30BY <山形> ── dಠಠb「辛口酒としての〝ほぼ〟理想的な酸表現!」#Fresh/Fruity/Clear/Wine Oriented 




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 ▲ヲトナが喜ぶことを〝芸〟としてやってるあたりを「さすが」と取るか「あざとい」と取るか。ま、いずれにせよ、カワイイわけだけど (笑) ──それが今や・・・。




★新年あけましておめでとうございます。今年も好き勝手にヤラせて頂きますので、どうか皆さま、無理だけはなさらずに。


 さて、なんだかんだDE、3年連続で買ってる米鶴 (よねつる) の「辛口純米 超しぼりたて生」です。1800mlしかないので一馬力ドリンカーにはそこそこハードル高いですが、いつも言ってる通り、旨くもない720mlを2本買うくらいなら (=旨いことを期待して買った2本の720mlがいつものように凡打しか記録しないのなら) 、同じ値段で買える旨い1800mlを1本買って、どうしても飲み切れないのなら残りの2合は捨てればいいんですよ。



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 もしかしたら飲むタイミングが良かっただけかもしれないけど、これまでの3ヴィンテージの中で今回の30BYが一番旨いので、28BYや29BYを飲んで「旨い」と思った人は御安心下さい。そして、まだ飲んだことのない人は、いつものようにどうでもいい720mlを頑張って2本消化して下さいな (笑) 。

 この酒は毎年「11月15日頃」に発売するんだけど、28BYは後から取り寄せたので3月末、29BYは買った直後の11月末、そして今回の30BYは12月末に飲みました。つまり、特に意図したわけじゃないんだけど、少しずつ違う時期に飲んだわけで、今から思うと、酒の出来がイイのに加えて、搾ってから1ヶ月ちょいという、この状態も美味しく飲めた大事な要素だと思えるので、買ったら最低でも1日 (理想は1週間) は休ませて、すぐに飲むことをお薦めします。氷温管理できる人は少し猶予があるけど、早ければ早いほどいいでしょうね。



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 bottle size:1800ml





【726】米鶴 -よねつる- 辛口純米 超しぼりたて生 30BY <山形>

米鶴酒造 株式会社:http://yonetsuru.com


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:麹米:出羽の里、掛米:出羽きらり/60%
▪︎酵母:協会701号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5〜6/2.2/─
▪︎ALC:16%
▪︎処理:直汲み無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2018年11月
▪︎管理状況:2018/12/28に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年12月29日 (土) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲寝てる間に落書き。




 立ち香──問題ないな。28BY、29BYと変わらぬフルーティネス。今季は甘酸の抱擁感が増してる気もするな。酸にピンとしたテンションがあって、点で味をまとめてくれそうな気配。徐々に蜜っぽい甘み。全体にはラムネ系だけど、そこまでセメダインでもないな。

 ほんのり期待──。

 ♡☺♡「旨い。問題ない。久々に飲んだ瞬間に『旨い』と言ってしまった。スッキリしてる。

 新酒の辛口生としては80点満点中の80点で完全に飲み頃。ここ3ヴィンテージの中で一番良い──つまり最高傑作。香りで示唆されていたように、しっかり味として酸っぱい。これが29BYや28BYにはなかった要素。もはや「酸っぱい酒」と説明してもいいレベル。そして液性は瑞々しくクリア。骨格には多少の揺蕩う (たゆたう) 緩さもあるが、この酸が柱になって、甘みの泳ぎを制御。的確にフルーティーで、正しく辛口──というか、そもそも別に飲んでて「辛口だぜ!」と感じる瞬間はほとんどヌワイ。今季は嚥下フレンドリーなので、少し日本酒度は抑えめかも。



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 ▲アン・ルイスの息子 (美勇士) =ほぼ元木大介。



 ♡☺♡「ちゃんと酸っぱくて滑らかで安心感がある。
 dಠಠb「新酒でこの時期からここまで正しいバランスで飲めるのは嬉しい。なんつうか、ギスギスと苦くないのがいいよね。このまま山廃になってくれれば最高という感じ。これは30BYの山廃純大への期待がタカマール。

 ほとんど「excellent」だけど、そこまでポテンシャルの高い酒ではないので、もうここから先の熟成による伸び代はヌワイです。この瑞々しい透明感と淡麗さを品の良いフルーティネスを感じながら楽しむ酒だと思うので、買ったら早いうちに飲んだ方がいい。もちろん個体差はあるだろうけど、うちの瓶のガスは楽しめるほどには残ってませんでした。





── 3日目。

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 ♡☺♡「劣化してなきゃいいけど。」──「ん!? なんか初日より旨くなってる気がするんだけど。ブドウ感が出てきた。マスカット系だよね。これ旨ぁ〜い!

 やはり、今季は酸表現がオレにとっては理想的。フレッシュな酒に〝面の酸〟は求めないわけで、この〝点の酸=レモンの一滴〟で揺蕩う液性をチャキっと一つにまとめる流れが心地良い。7号酵母の発露にケレン味はなく、とても清楚でたおやかな身のこなしですね。

 新酒でこのレベルを超えて行くことは簡単じゃない。「心底スゲえ酒」ではないが「スゲえ助かる酒」だとは言える。飲食店にバカ売れするのもよく理解できる。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 米鶴 on_list_good

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