もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今季の「山鷹 (山廃の菊鷹) 」は軽く仕上がってるヤツが多そうな予感。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type 9」29BY 2本目!<奈良> #Fruity 




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 1800mlを1本ストックしてるけど、ここらで軽く味見、篠峯 (しのみね) のType-9 (※元々は9号&明利系酵母のダブル仕込みだったモノが27BYより9号単独ヴァージョンも造られるようになった) です。5月17日からずっとワインセラー (9〜11℃) に入ってたので、それなりの仕上がりを期待してたんだけど、思ってたより熟成の進みは遅いので、氷温で管理してる人は、室温が18℃以下であれば、1ヶ月くらい外に出しておいても全く問題ないでしょう。とはイエイ、新酒時期よりは全然イイ状態に変化してます。何より、普通に美味しく飲める (笑)

 氷温保存は甘くて細くてジューシイでフルーティーだけが取り柄の緩い酒 (少しでも熟成が進むと急に田舎臭い味わいに変化してしまう弱い酒=「開運 純米無濾過生原酒」) の味をKeepする (変化させない) ことには向いてるけど、たとえば「黒澤」や「9号酵母系の篠峯」のようなシブトイ酒の保存温度としては何の合理性もありません。少し大袈裟に言えば、まるで生肉を冷凍で熟成させるようなものですね。もちろん最終的には変化するんだけど、時間が掛かり過ぎて次の年度が始まっちゃうんだよ (笑) 。



 ▼今の時代ならSNS上はただの祭りでは済まされない。力石が死ぬって、これはホントに凄まじい出来事。
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 bottle size:720ml





【722】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type 9」29BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:赤磐産 雄町/50%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/2.0/0.8
▪︎ALC:16%
▪︎処理:中取り生酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年4月
▪︎管理状況:2018/5/17に到着後、10℃前後で管理。
▪︎試飲日時:2018年12月18日 (水) /黒澤の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲力石徹のモデルであることを遂に公言した、空手家の山崎照朝 (やまざき てるとも) 氏。



 立ち香──新酒時代とあんま変わんねえな (笑) 。ほんのり硫黄系の還元臭もありつつ、赤い果実のニュアンスも。ちょい木香。速醸らしい蜜な甘み。

 なんというか。結構「甘い」ですね。少しアタックに木香ライクな渋みがあるんだけど、全体としての口どけはフワリの捌けの良さ。新酒時代のガシガシしたテクスチャーはクワナリ研磨されてます。透明感もそこそこありますね。オレ的には「Type-M」の方が〝らしさ〟に出会えるので好みだけど、これはこれでイイ酒です



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 ▲ちば先生がその場でサラっと描いた力石。鼻から描くのな (笑) 。



 いわゆるイマドキ速醸酒らしいジューシネスとは異なり、どちらかと言うと果肉感のあるフルーティネスですね。旨みのボディに色が付くようなイメージ。それでいて液性そのものは軽くてクリア。シンプル設計な分、ちょい木香ファイヤーも目立つので、30BYに期待ですかね。

 ま、このクラスのチヨメンは開けてからどんどん味が良くなるので、明日以降の方がいいでしょう。





 1973チャレンジ!!!
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 ▲今回もブラインドで好きな方を選ばせる。



 ♡☺♡「右はすごいガスがある。旨い。飲んだ瞬間にそう思う。左は少し重く感じる。言っていい? 最初の方がいい。これくらいの酸の感じいいかな。程良いブドウ感がある。ん? でも、左も普通に旨いな (笑) 。もしかして、これどっちもイイ酒?



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 ▲moukan1973♀は「篠峯」を選択。



 ♡☺♡「あああ、篠ちゃんね。どっちも旨いけど、あたし的にはこっちの方が適度にドライで軽くていい。





── 2日目。

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 立ち香──まあ、硫黄系温泉に浸かりながらバナナを頬張ってる感じではあるんだけど (笑) 、飲むとそうでもないという。

 やはり旨いな、無駄が一切ヌワイ。少し木香が跳ね返るけど、許容かな──実際、美味しく飲めてるわけなので。しかしワインセラーで8ヶ月も放置した割りに、まるで熟味を感じさせないあたりは流石の強さと言える。逆に言えば、こんな酒を搾ってすぐにリリースすることに一体なんの意味があるのだろう。

 一緒に飲んでる「黒澤」と比べると、同じレベルの上質さは感じるものの、ここには一枚上手のクリスタルネスがあることは否定のしようがヌワイ。そして、それなりに仕上がりの良い酒は高級ワイングラスでこそ本領を発揮する──透明なエキスを明瞭に感じれる。



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 やはり、正しくポテンシャルの発揮された「篠峯」の、精米歩合50以下の9号酵母は何物にも代え難いフィネスとエレガンスを体現する──と言っても真の飲み頃はまだ先だけど。なんだこれ、超スタイリッシュなんですけど (笑)

 あとは、グラス性能ね。特に酸の立つ銘柄における「Riedel/リーデル スーパーレジェーロ “リースリング/ジンファンデル”」の役立ち具合は異常。確かに決して安くはヌワイんだけど、空から1万円札が降って来たら買ってみるといいよ。ダメな酒は割り増しでダメになるけど、イイ酒は割り増しで盛ってくれるから。

 つうか、今見たら「大吟醸」が新発売されてらあ (笑) 。ただこれ、なぜか「マシンメイド」なので、だったら「ヴィオニエ/シャルドネ」の方がいいと思うけどな。うちのモデルは少しボウル部分が縦に長いので、ちょっと扱いに神経を使う。あと、ハンドメイドは個体差がクワナリあるので、定価にはなるけど、店で在庫を全て出してもらって実際に手に取って比べて一番軽いのを買うべき


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日本酒 篠峯 雄町 on_list_excellent

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