もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤長陽福娘 - 限定直汲み 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 山口9E酵母 29BY 3本目!1800ml <山口> #Sweet 




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 ▲誰かタケル (瑛太) を救ってやれ (笑) 。


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 ▲最近、庫内をMC (マイナー・チェンジ) しました。



 上の写真の通り、訳あって、今後は「1800ml×9本縛り」で生きて行かねばならなくなったので、ボチボチ邪魔だし、望み薄の瓶を──開かぬなら、開かせてみせよう、フクムスメ──長陽福娘 (ちょうようふくむすめ) です。

 まあ、29BYの娘は、とにかく甘くて味がデスーギ──これに尽きます。特にこの「山田錦50 山口9E酵母」の、その本来的な味わいからの乖離具合と言ったらヌワイという感じではあったんだけど、最近は〝そうした虚無〟を静かに受け入れつつあります──だって、そもそも日本酒って、そういう不確かな飲み物でしょ?──っていう。

 にも関わらず、ブログを始めた頃は過去ヴィンテージの酒を平気で互いに薦め合ったりする行為が方々で横行していたことを思えば、人の意識も少しは洗練されたと言えなくもないか。大手の缶ビールじゃねえんだから、旨い酒はそのヴィンテージで飲まなきゃ全く意味ナシゴレン。「評判いいみたいだし、来年、買おっ」←愚の校長先生。



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 ▲おいおい、後ろ後ろ!!!



 これで3本目だけど、素直に一番マシなのは、この3本目です。とはイエイ、やっぱユルい。熟成により、なんとか頑張って液性に集中力は身につけたんだけど、あの、エレガントシャープな味筋には決定的に乏しく、もちろん、この29BYの、この状態を歓喜と共に飲み干せる人は大勢いるとは思うものの、逆にそういう人は〝至高の27BY〟を解する味覚には乏しいのだろうし、なんというか、オレが買えと言った時に黙って買っときゃいいんだよドイツもコイツもアイツもソイツも、ということであります。



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 bottle size:1800ml





【716】長陽福娘 -ちょうようふくむすめ- 限定直汲み 純米吟醸 山田錦50 無濾過生原酒 山口9E酵母 29BY 1800ml <山口>

岩崎酒造 株式会社:http://www.fukumusume.jp


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▪︎酒米/精米歩合:山田錦/50%
▪︎酵母:山口9E
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+1.4/1.65/─ (28BY2月/+5.5/1.8、28BY4月/+4.5/1.65、27BY3月/+2.0/1.6)
▪︎ALC:16-17%
▪︎処理:直汲み無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年2月
▪︎管理状況:2018/2/14に着、ベランダで管理、3月からは冷蔵庫で3℃。
▪︎試飲日時:2018年12月6日 (金) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲変な髪型して薄汚い格好をしてないと全く様にならない菅田将暉。画面制圧力ゼロ。5年後に今と同じ立場にいるとは到底思えない。声に貫禄ないから、おじさんになるとセリフに重みや深みが出せないという問題に直面します。悩める若者がボソボソネッチリ心情吐露してる姿は様になっても中年がそれをやると極めて気色悪くなります。ある意味、今は声変わり前のウィーン少年合唱団。


 



 立ち香──甘そう。完全にカスタードクリーム系だよね。「18号&熊本酵母Ver」よりは、やや草。少しの焦げ感。ガスの溶けた還元臭も少しあるけど、これは「蔵癖」の範疇。

 うーん、甘い (笑) 。さすがに味のしない新酒ごときとは仕上がり具合が異次元なので、好きな人は好きでしょうね。幸か不幸か、酒そのものの完成度はタカーメです。ややビターな熟味が育ってるので、そこに重なるミネラリティ (らしい軋み感) とは、1本目2本目よりかは出会いやすくなっており、それがこの酒における〝ある種の塩気=凝固剤〟となり、ユルいはユルいが、何とか歩ける程度には道のぬかるみは抑えられてます。



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 余韻には上等の黒蜜のような甘さがあり、まるで「くず餅」のようなコクとの協奏により、リアルに「くず餅 (旨みの球体) +きな粉 (ミネラル) +黒蜜 (甘み) 」みたいなバランスになってるんだけど (笑) 。

 なんだかんだで思ってたよりは飲めてます──「旨い!」と思える瞬間は1秒もないけど。この銘柄に特有の、ある種の、開けたてならではのガス臭があるので、まあ、明日以降の方が静かな酒になるでしょう。



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 ▲「恋愛系ドラマあるある」──①いつ仕事してるんだ問題。②瞬間移動問題 (呼び出されてから駆けつけるの早過ぎ問題) 。←そのくせ大事な約束には何らかのトラブルで必ず遅れる。誰かタケルに「相談残業代」を払ってやれ。



 それにしても、この流れで飲む「篠峯」は益々「水」だなあ (笑) 。ちょっと苦くなって来ましたね。「新酒らしいフレッシュな味わい」と言えば聞こえはいいが、単なる半製品。

 そしてワイングラスは木香ファイヤー。





── 3日目 (日曜) の昼間。

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 ♡☺♡「うわ、濃い・・・重い・・・。なんか果物の味がする。
 dಠಠb「果物っつうか『あんみつ』というか『くず餅』的な、黒蜜系和風スイーツというバランスだと思うけど (笑) 。

 ♡☺♡「あああ、この最後の感じね。あんま得意じゃないけど、寒天とかアロエとか、わかる。それにしても甘いな。まあ、飲めなくはないけど。

 これでも1本目2本目よりは内への集中力が出て、なんとか軋みのあるミネラル感がアクセントにはなってるけど、進んでクイクイ飲むには、やはり情報量の多過ぎる、鈍重な酒ということは否定しようがヌワイ。ま、好きな人は好きでいいんじゃないの? 特に外人なんかにとっては未知の酒だし、それこそ地酒的秘境感満載だと思うわ。「濃くて甘い個性的な酒」に目のないアナタのハートを打ち抜くことだけは保障します──決してオレはこれを「個性」だとは思わないけれど。







 たとえば、そこに何でもない白いTシャツがある。誰かが着ると、それは〝無個性で何でもないTシャツ〟に過ぎないにも関わらず、他の誰かが着ると異様に似合って、それが〝特別な何か〟に昇格する。それが個性との合致であり、その人にしか出せない〝個性〟となるわけだ。「個性的」という言葉を「変わっている (strange, unique) 」という意味でしか理解していないのだとしたら、まだまだ広がるべき世界はその先にある。


moukan1972♂






日本酒 長陽福娘 not_on_list_good

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