◤Vinosia / ヴィノジア DOCイルピニア・カンピ・タウラジーニ「Neromora / ネロモーラ」アリアニコ 2015 




2018_12_5Vinosia5880.jpg
 ▲三井ショッピングパーク「ららぽーと」の新作CMは2018年度の4本目。[母娘シリーズ『Xmas篇』][メイキング][CMギャラリー


 




 毎度アクセスありがとうございます。


 先日のイル・ヴァレンティアーノと同じくフィラディスの『映画や読書・音楽のお供にゆっくりと愉しむ、イタリア赤ワイン3本セット』っつう、なんともポエムなセットで買いました。セール中に買ったから5,480円だったけど、今は5,979円みたい。

 やたら「超濃厚」ということを謳うんだけど、そのへんを伏せてmoukan1973♀に飲ませてます。



 レビューを書いて200円分のポイントをGET!


『むしろ2日目が旨いのはイル・ヴァレンティアーノではなくこっちだし、別に言うほど〝超濃厚ボリューミー〟でもない。』

★★★★★



『映画や読書・音楽のお供にゆっくりと愉しむ、イタリア赤ワイン3本セット』で購入。
https://firadis.net/category/CLUB30/578.html

 動画の瓶は2012だけど、手にしたのは2015。つまり、同じ言葉でこのワインを説明できるかどうかの問題がまずあるのと、あとは飲み手の味覚マップや嗜好に左右されることを差し引いても、どちらかと言えば──少なくとも20℃近辺の温度で飲めば、滑らかに甘やかで、まさに一般女子が「飲みやすぅ〜い!」と言いそうな、柔らかな味わいではある。

 同セットのイル・ヴァレンティアーノの方が、ソツのない、ある意味「オーセンティックな佇まいを兼ね備えた折り目正しくフルーティーなワイン」という意味では、こちらは幾分「野趣に富んだ多層的なアロマを身に纏ったヤンチャなワイン」とは言える。そのことが〝超濃厚ボリューミー〟であることの証左ならそうなのかもしれないが、正直、プロポーションは値段なりの姿を素直に投影しているレベルだとは思う。つまり、いろいろと意気込んでいる、気合いの入った楽しいワインではあるものの、決して一廉の作品性を得るまでには至っていないので、単にオヤジ臭い衣装を身に纏った背伸びした若者という感じではある。

 とはいえ、一口の中の物語性には富んでおり、確かに食中よりも酒単体で飲んで楽しいワインではあると思う。ただし、2日目になると一気に内へ向かう集中力も高まり、なんというか、まさに折り目正しい味わいに変化するので、ヤンチャな表情は相対的に奥へと引っ込み、この場合は食卓を華やがせる力強いワインとなる。

 1,500円前後で買えれば大満足。


 moukan1972♂






2018_12_5Vinosia5891.jpg





◤Vinosia / ヴィノジア DOCイルピニア・カンピ・タウラジーニ「Neromora / ネロモーラ」アリアニコ 20152,030 円

Tag Link



2018_12_5Vinosia5850.jpg



 立ち香── (飲む数時間前に抜栓) これまた真っ黒ビターなニュアンス。少しクセがあるな。少なくとも開けたての瓶口からのアロマに分かりやすい果実感はヌワイ。ほんのりチーズというか納豆というかアンモニアというか、食べ物ならアリだが飲み物としてはナシの香りも (笑) 。徐々にミルクチョコ。でも奥で感じるアンモニア系の熟香。ま、これは火入れの熟成純米なんかにもあるヤツだからオレはそこまで気にしないけど。



2018_12_5Vinosia5859.jpg



 夜、グラスに注いで──。

 立ち香──これまたピーマンというか、なんか青臭いな。うーん。
 
 ♡☺♡「これ割りとフルボディじゃない? 香りで思った。じゃあ、いただきま〜す。」──「あああ。匂いの割りには・・・もっとタンニンあっていいね。含むと意外にライトで可愛かった (笑) 。
 dಠಠb「タンニンっていうか、弱いのは酸でしょ? 割りと滑らかな甘やかさが伸びて余韻の中には蜜のようなコク。

 ♡☺♡「ちょいユルいかな。フニャフニャしてる。
 dಠಠb「フィラディスの説明では〝超濃厚ボリューミー〟みたいなことが書いてあったけど、どっちか言ったら『飲みやすぅ〜い!』系じゃね (笑) ? ちょっと冷やせば酸は前に出て来るとは思うけど。

 ♡☺♡「これで〝超濃厚ボリューミー〟はナイナイ。全然飲みやすいし、女子向けの分かりやすい味。



2018_12_5Vinosia5863.jpg



 何を以って〝超濃厚ボリューミー〟と言うかの基準を共有してないからアレだけど、ブルゴーニュの若いピノ・ノワールに比べてとか、そこは分からん。何となく昔の朧げな記憶を呼び起こすと、20年くらい前に酔うためによく買って飲んでたオーストラリアの安いシラーズなんかの甘みを想ひ出すけど、こっちにはそこそこ重層的なアロマは確かにある。

 とはイエイ、オレ的にはそこそこだけどな──別に普通だけど、値段を考えれば正しい味わいというか。冷たいと渋み (酸) が増すので、20℃近辺の方が暖ったかジューシイで、甘いけどオレはこっちの方が楽しめる。



2018_12_5Vinosia5867.jpg



 時間と共に渋みも増して内への集中力も増すので、このあたりのゾーンが一番旨いとは思うものの、まあ、本当に旨い酒は何をどうやっても異常に旨いので。

 薄くはないけど、濃厚パワフルだと思う瞬間は1秒もヌワイ。販売ページにある〝官能的〟という文句はどうだろう──オレには〝野趣に富んだ〟とか〝ヤンチャな〟とかのイメージだけど。それでも個人的にはこの価格帯のイタリア赤は舌への馴染みが良く、黙って飲んでいられる。ぼちぼち上級レンジのキュヴェを攻めて行きます。あくまでも基本は2,000円前後で当たりに行くけど、上限はシャンパーニュと同価格帯の7,000円くらいで何とか手を打ちたい。たまの決め打ち勝負酒が5,000円前後で大満足ならそれで十分というノリで。





── 2日目。

2018_12_5Vinosia5961.jpg



 立ち香──相変わらず少し酸味の立ったピーマンみたいな青臭さもあるにはあるけど、ほんのり土っぽいニュアンスもあるんだよな。

 うん、初日よりも凝縮感というか、内へのまとまりの良さ (液の一体感) がある──つまり、液性における弛緩性が後退した。むしろイル・ヴァレンティアーノよりこっちの方が2日目の旨さが際立つ印象。だいぶ力強いですね。個人的には初日の滑らかジューシイな味わいの方が (初心者である) 今は好きな感じではあるけれど、食中なら2日目の状態の方が焦点が合って生えるかな。

 素直に値段なりの味わいだけど、別に悪くないし、そこそこ食卓が華やぐし、気が向いたら上級レンジを試してみてもいいかな。このスペックを貰って嬉しいかは微妙だけど、それこそ道に落ちてれば拾ってもいい。

 なんというか、若いのに無理して背伸びしてるみたいなバランス。香りもクセがあってそこそこ複雑だし、含んでも味わいの重層性が次々に襲い掛かって来るんだけど、別に「感動」までは連れて来ないというか。ま、動画の瓶は2012ヴィンテージなので、一概には同じ言葉で表現できるわけじゃないでしょ。そんなこと言ったら「篠峯 雄山錦50」だって2014ヴィンテージ (26BY) は濃厚ボリューミイだったわけだし (笑) 。


 そうそう、さっそくだけど、イル・ヴァレンティアーノの高級ライン「DOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2013」が月曜に届く。もう一つ下の「DOCロッソ・ディ・モンタルチーノ 2014」を先に飲んでから開けよう。


moukan1972♂moukan1973






イタリア赤 カンパーニャ 浜辺美波

Comment

Add your comment