もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 チャリは寒いけど (逆に汗が冷えてスースー) 、お燗用の1800mlを買って来た。これでしばらくは安心。その店、去年から〝あの銘柄〟を扱うようになったのでオレにとっては更に便利。他に気になったのは「諏訪泉 阿波山田錦 Vintage 2015」とか、もはや「生酒コーナー」なんか見向きもしなかったよ (笑) 。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤Lilbert Fils / リルベール・フィス ブリュット グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン NV(2013年ベース/Dégorgement:2016〜2017年、冬) 




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 ▲包装仕様が改悪された──小包装になり個数が8→7に削減──『マカダミアおかき』はそれでもパーフェクトな仕上がり。2018年の新作煎餅としてはブっち切りの傑作。これは間違いなく旨すぎる。


 




 毎度アクセスありがとうございます。


 Lilbert Fils / リルベール・フィスはシャルドネの聖地「コート・デ・ブラン」の「Cramant / クラマン (グラン・クリュ) 」に居を構える家族経営のRM。今は楽天でもあまり扱いのないドメーヌだけど、たまたまスティルワインの同梱で都合が良かったので──ポイント8倍&500円OFFクーポンも使えたし──、ちょい割高な気もしたけど買ってみた。



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 使用するブドウはクラマンを中心にシュイィオワリーのモノ。ここのドメーヌの特徴はリザーブ・ワイン (ブレンド用の過去ヴィンテージのストック・ワイン=時に秘伝のタレ) の使用量が50%と非常に高いんだけど、どうやら直近2〜3年分のそれなので、そこまでドカっと熟味を含んでるわけではありません。そういう意味では、例えば「アンリオ」のNVなんかとはリザーブ・ワインの質 (意味合い) がまるで異なります。

 あっちはもっとスゲえ古いヴィンテージのワインもタレ成分 (リザーブ・ワイン) に含まれるから、たとえ新しいロットのNVでも下手すりゃ10年近く熟成させたミレジメなんかより綾瀬はるかに熟成感が装飾されてるケースもあって、今回の伊勢シャン祭りでも、最新版の「ブラン・ド・ブラン NV」の方が「ブリュット ミレジメ 2008」より味ノリも良くストラクチャーも肉厚でした。



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 ▲NVなのでDégorgementの表記はないものの、この最新ロット (新装ラベル) の「ブラン・ド・ブラン」は素晴らしい仕上がり。ド定番の「スーヴェラン」は少し骨格が弛緩気味で〝らしさ〟が足りてない。


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 ▲傑作「2006」とは異なり──輸入元のババアも大絶賛──、まだまだ酸っぱいだけの「2008」の飲み頃は下手すりゃ5年後とか10年後なので、個人がストックするには不向きなヴィンテージ。なぜリリースを早まった!?


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 話は戻ってリルベール、デゴルジュ時期は「Hiver 2016-2017」──2016〜2017年、冬──という、なんとも思わせぶりで詩的なエクリチュール (笑) 。ベースワインは2013年なので、おそらく50%も使用されているというリザーブ・ワインは2010〜2012年のモノ。ドザージュは6g/1L。36ヶ月瓶内熟成。

 飲んだ印象ではマロラクティック発酵アリのステンレスタンク発酵で──輸入元の説明には「熟成は古バリックとステンレスタンクの併用。」とあり、一方マイケル・エドワーズの本ではノン・オークを示唆する記述があるものの──、疑いようもなくストレートでピュアなブラン・ド・ブランを目指したレシピであることは確か。



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◤Lilbert Fils / リルベール・フィス ブリュット グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン NV5,994 円

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 立ち香──非常に穏やかな出力のアロマ。リンゴの蜜のようなコクと、シュイィらしい優しいフロラールネス。そして少し過熟気味の、それを「良し」とする向きもあるものの我が家ではそれほど前向きに捉えることのできない、まるで「昆布出汁」のような旨みのヌメりを微かに感じる。

 この段階での確約的な「アガり要素」は特にないが──。

 ♡☺♡「ちょっと淋しいというか地味というか何かが足りない。華やかさというか、パーティー感というか (笑) 。

 ちょっと苦いというか、リザーヴ・ワイン暴走が始まってるか (笑) 。果実味が引っ込んで昆布系の旨みが広がってるけど、総体としては薄いという。それでも余韻の中に少しダラしない弛緩した甘みの流動がある。不快な劣化感はないものの、クラマンのシャルドネに期待していた圧倒的なリンゴ感もまた一切ヌワイ。

 ♡☺♡「これはアタリではないでしょ?
 dಠಠb「Yes、高須クリティカル。



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 一度には飲み切らず、次にフィッチの「お取り寄せメルマガ」で買った熟成ブルゴーニュの白を飲んで、フィラディス通販サイトの五十嵐店長オススメのトスカーナの赤を飲んで、シャブリの2日目を少し舐めて、最後にシャンパーニュに戻ったら流石に濃いんだけど、それでも我が家の当たりのブラン・ド・ブランの水準には満たない。

 なんだろうな。要は「五味」に一体感がないんだな。とにかく煌めくフルーティネスの快活な発露というものを全く感じないので、なんか曇り空の萎れたリンゴ農園という感じ。余韻の甘みの中に少し横に伸びる苦みがあって、それがブラン・ド・ブランに求められるべきフィネスの体現を阻害する。





── 2日目。

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 ♡☺♡「昨日よりイイ?
 dಠಠb「いや、ほとんど変わっとらん (笑) 。

 やっぱ少しコンディションが良くないのかなあ。とにかく元気がないですねえ。ただ、空き瓶からはスゲえイイ香り (笑) 。クラマン主体のブラン・ド・ブランは今のところ「ギィ・ラルマンディエ」が最強。愛らしく超絶フルーティー&ジューシイなので、初めてのブラン・ド・ブランにも最適だし、クリスマスにもピリタツ村です。ココが最安値で、オレも同じ店で購入。


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コート・デ・ブラン

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