もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Pieropan (ピエロパン) DOC Soave Classico 2016 




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 オレなりのアタリを付けて──某酒屋のメルマガの中でチラっと名前が出てたような記憶があったので──、近所の「佐々木酒店」で買って来た。ピエロパンと「ソアーヴェ・クラシコ」について面白い説明があったので、以下にそのまま引用します。





▪︎あえてDOCGを名乗らないクラシコ地区の造り手としての誇り
 世界でもっとも有名なイタリアの白ワインとして知られるソアーヴェ。1967年にソアーヴェDOCが誕生した当時、このDOCの指定地区は全て現在のクラシコ地区だけでした。クラシコ地区は全て丘陵地の火山性土壌で、ミネラル分が豊富な深みのある味わいになるのが特徴。ピエロパンが所有する畑もすべてこのクラシコ地区の中にあります。

 ところがソアーヴェの人気が高まるとともに、クラシコ地区以外の平野部で造られる軽いタイプのワインも「ソアーヴェ」として販売されるようになります。こうして本来のソアーヴェとは全く異なる非常に軽いタイプものが、ソアーヴェという名前で爆発的に市場に出るようになり、クラシコ地区でミネラル豊富なコクのあるソアーヴェを造るピエロパンのような造り手はその状況に危機感を感じていました。

 そして、ついにソアーヴェがDOCGに昇格することになった2002年、ピエロパンは5つのことを協会に要求します。

1.クラシコ地区だけをDOCGとすること
2.使用できる品種はガルガネガとトレッビアーノディソアーヴェの2つの土着品種に限ること
3.夏だけでなく冬の時期も認定機関から畑のチェックを受けること
4.ソアーヴェ地区以外の瓶詰を禁止する
5.エストラットセッコ(ワインの成分の濃さを計る基準値)の厳しい基準をもうけること


▪︎DOCGでなくともソアーヴェのトップとして品質を追求し続けるピエロパン
 ところが、この5つの要求は全く受け入れられず、却下されます。それに反発したピエロパンは、あえてDOCGを名乗ることをやめ、現在に至っています。たとえDOCGを名乗らなくとも、ピエロパンがソアーヴェのトップに君臨し続けていることは、品質を追求し続ける姿勢があるからこそ。そして、ワインだけで楽しむのではなく食事と一緒に飲んでもらうことこそがワインの役割と考えて造り出されるその味わいからは、長い年月愛され続けるピエロパンの真髄を感じます。


出典:イタリアワイン専門店トスカニー




 ▲生産者一族。





◤Pieropan / ピエロパン DOCソアーヴェ・クラシコ 20161,743 円

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 ▲ワイナリーの外観。



 立ち香──ちょっとシャンパンっぽいアップルパイな焼き菓子ライクの焦げみがある。なんかシャルドネ林檎──まるで品の良いブラン・ド・ブランみたい。いいねえ。香りは完璧だわ。香りだけならオレでも騙されそう。マジでシャンみたい。

 期待でオッパイがサイズアップする──。

 こりゃAY (ええわい) 。まあ、飲むとシャンじゃないわけだけど (笑) 、1,000円台のイッタァ〜リアワインとしてはなかなかに細マッチョなミネラリティと、力強く鋭角的な酸を堪能できる。薄いんだけど、同じ値段のどうでもいいシャブリボルドーよりは綾瀬はるかにマシです。これの上級キュヴェはなかなか旨そうだな。



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 瓶口からはブラン・ド・ブランなアロマが来るんだけど、グラスに注ぐと「別に・・・」だなあ。少しマロ由来の乳酸とミネラル香が混ざってネコンジェが発動するというか (笑) 。あんま冷た過ぎない方がいいのかな。

 おっと、たぶん今、15℃くらいあるけど、なんか梅っぽいアロマも出て来て、なかなか良いですね。ほんのりチャーミングにフローラルだけど、酸はギリギリ途切れない感じ。樽のニュアンスもこの段階の方が感じやすい。


moukan1972♂






ソアーヴェ Pieropan

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