【追記:4本目】◤篠峯 - 純米吟醸 山田錦『蒼』夏色生酒 29BY 3本目!<奈良> ── dಠಠb「この酒がmarvelousの階段を上り切ることはヌワイ」#Fresh/Dry/Wine Oriented/Fruity 




 ※2019年1月7日 (月) に4本目 (720ml) を開けたので、こちらに追記します。4本目

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 もう1本あるけど、まずは中低温ヴァージョンで確認、篠峯 (しのみね) です。

 結論だけを素っ気なく言うと、やはり、この酒に〝先〟はヌワイです。つまり、1年2年引っ張って「愛山45」や「雄町50」のような至高の域にまで辿り着くことは、スペック的に難しいということね。ま、面白さだけを追求するならアリだけど──チヨメン6組は熟成させるとミネラルの枯れ方が極めて白ワイン的になるものの──、より美味しく飲むための長期熟成という選択肢は基本的にはヌワイということです。持ってる人は早めにどうぞ。



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 bottle size:720ml





【703】篠峯 -しのみね- 純米吟醸 山田錦『蒼』夏色生酒 29BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦/60%
▪︎酵母:協会6号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+7/2.4/0.7 (※通常Verは+6/2.3/0.8)
▪︎ALC:15.8%
▪︎処理:無濾過生酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年7月
▪︎管理状況:2018/7/25に購入、9-10℃で管理。飲む数日前に冷蔵庫に移動。
▪︎試飲日時:2018年10月24日 (水) / 1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲Befco『ばかうけ サワークリームオニオン風味』は、相変わらず煎餅ボディそのものは二流だが、パウダーだけは平均以上なんだよな。ここのラボは、カップラーメンとかのスープなんかを作らせたら、そこそこやるだろうな。一人、やたら鼻のイイ人材がいる。



 立ち香──あんま変わってねえな (笑) 。ほんの少しだけハチミツが伸びて来たか、程度。

 それでも含むと味筋はスリムに引き締まっていて、その分、逆に広がる甘みが後退したことで、液の弾力感が筋肉質になり、早くもミネラルの干物化現象が到来 (笑) 。そしてやはり、1800mlよりもリジッドで集中力がある。誰にでもすぐにそれとわかるレベルでの熟香や熟味は皆無。

 ほうほうほう。それでもスタイリッシュなんだよなあ。このタッチは他の銘柄では代替不能。うーん、平成29年度入学の6組メンバーは魅せてくれますねえ。流石です



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 ザルト──。

 なんかスゲえミンティー。まるでハッカ味のフィルム・キャンディー (小林製薬ブレスケアフィルム) だよ。酸と絡み合いながら甘みの奥からアルコール成分が揮発する感じ。無駄に情報量が増えちゃうので、これはグイ呑みの方が正しい。ポテンシャル的にチヨメン9組の傑作班と肩を並べることは無理なので、カジュアルにチャキっと何も考えずに飲むのが吉。

 うーん、ちょうど同じ条件で追熟させてる「Blanc」を今開けたい感じだけど、それは次回にしておこうか。



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 ▲森先生は2020年の7月まで保つのか?





 試しにお燗──。

 意外と悪くないな。甘み成分が蜜っぽくネチっとするから、RSよりグラマラスな量感になる。むしろ甘い酒だよ。へえ。それでも一番旨いのはグイ呑みのRS。これは、ある意味、過激にモダンなアンドロイド系「辛口クリスタル」酒。ややウォッカ的な苦みや平面性がありつつも、全体としてはジューシイかつフルーティーという、ここが堺杜氏が表現するエレガンスとモダニティの極み。

 帰宅したmoukan1973♀が少し飲んで、翌日の彼女の分を確保したらなくなっちゃった。久々に720mlが1日で空きました。これ、最近では珍しいことね。なので2日目はヌワイです。



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 お燗は相変わらずイイです。これも十分にモダンだが、やはり、その魅力は地酒的な秘境感



※3本目の記事は↑この上↑にあります。

【729】篠峯 -しのみね- 純米吟醸 山田錦『蒼』夏色生酒 29BY 4本目!<奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦/60%
▪︎酵母:協会6号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+7/2.4/0.7 (※通常Verは+6/2.3/0.8)
▪︎ALC:15.8%
▪︎処理:無濾過生酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年7月
▪︎管理状況:2018/7/25に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年1月7日 (月) / 米鶴の次に2本目として開栓。
▪︎備考:3本目とは「管理温度」が異なります。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 フィッチで6,890円 (笑) 。



 4本目ですね。米鶴」が日に日にどうでもいい酒質に落ちて行くので、勢いで開けてしまいましたが、3本目とは「管理温度」が異なるので──こっちは冷蔵3℃で、あっちはセラーで10℃前後──、ちょっと早まったというか、普通にフレッシュでガスもそこらの直汲み並にあったので、ラスト1本が特別に用意された感慨深いエンディングを伴わずに消えて行くのって、思っていた以上に切ないものなんですね (笑) 。

 相変わらず旨いですね。3本目よりフレッシュで、酸とミネラルにも活力がある。香りは「Blanc」の方が華やかエレガントだけど、これはこれで上質カジュアルで良いです。やっぱ1800mlより720mlの方が全体にタイトな味筋なので好みです。今時期の1800mlがどうなってるかは知らないけど、1800mlは、若干、揺蕩う液性です。



 



 29BYの千代酒造を思い返した時、真っ先に記憶の中で蘇るのは6号酵母の酒たちですね。29BYのチヨメン6組メンバーはオレの中では永遠。30BYは「田圃ラベル」の「山田錦55 (Azur) 」と「亀ノ尾55 (Vert) 」も6号酵母に変更されることが堺杜氏のfacebook上でアナウンスされたので──つまり、田圃ラベルは全員6組メンバーになる──、ほんのり期待しておきます。

 しかしそうなると、この「山田錦60 蒼」のアイデンティティーが少し揺らぐので、どうでしょう、今季の「蒼」は山廃でやりませんか (笑) ?←いやこれ、29BYは「雄町60 秋色生原酒」が「山廃」に変更されたわけだし、もしかしたらあるで。





── 2日目。

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 ▲ほんの一瞬映っただけなのに誰よりも目立つシャーリーズ・セロン



 むしろミネラル感は「Blanc」より上か。さすがの完成度。これは文句ないですね。ワイングラスの方が余韻が美しく、酸が閉じるまでの刹那、柔らかな甘みがエロティックに枝垂れかかる。微かに糠っぽい乳酸も感じるけど、ここらがフレッシュな輪郭を残した状態でのピークでしょうね。今後はオモシロ酒として育って行くので、その役目こそ「Blanc」に担わせます。

 moukan1973♀に黙って持たせたら、♡☺♡「あれ、篠ちゃんでしょ? 旨ぁーい!」と言ってたので、やはり、29BYのチヨメン6組メンバーというのはキャラが立ってるんでしょうね。ぼちぼち「亀ノ尾 Vert にごりざけ生原酒」と「伊勢錦66 うすにごり生」でも手配するかな。



 Additional Notes 💬

dಠಠb
「もしもどこかで売れ残りを見つけて買う場合、酒の色を見て下さい。瓶が透明なので光に弱く、思わぬ劣化が引き起こされてる可能性もあります。過度に黄色くなってたら避けた方が無難。チヨメン6組メンバーは元々乳酸フレイヴァーが強めに出やすいので、そこが余計に育つと糠臭さが不快なレベルまで膨らむこともあります。もしくは、水酛 (菩提酛) っぽい梅酒的な甘酸が過剰に育つケースもあります。」





moukan1972♂






日本酒 篠峯 on_list_excellent

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

うちのは720mlです。1800mlは早い段階で飲んで少しユルかったので買い増さなかったんです。ちょっと薄いというか、大味というか、荒走りに近いテクスチャーですかね。

720mlも残1合弱の2日目の方が旨かったので、引き続き楽しめると思いますし、残りを720mlに採っても大きくは崩れないんじゃないですかね。

「Blanc」は720mlを3本ほどストックしてますが、まだ買えるので、買い増すかもしれません。ここまで旨い酒の30BYが29BYを超えて来ると大変な事になりますが (笑) 、経験上、傑作が2度続いたためしはほとんどないので、過度な期待はしてません。

「Vert」と「Azur」は29BYよりクリアな仕上がりになる可能性が高いので、これらには期待してます。


2019.01.09 Wed 22:24
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Name - めい  

Title - 

おばんです。

記事見て驚いたんですが、今夜はこのお酒を開けました(笑)
我が家も一升瓶です。去年の12月に売れ残ってたのを同梱したボトルです。

まあ、これだけ同じお酒を追随していると不思議でもないんでしょうが、それにしてもビックリ(笑)

半年前を思い出すと、このお酒のピークあたりで呑めている気がします。

冷え冷えでも平杯だとミント&乳酸を感じやすくて最高です。うすはりは苦味が前に出て良くないですね。

今日から三、四日じっくり楽しみます。
2019.01.09 Wed 21:00
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