もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 チャリは寒いけど (逆に汗が冷えてスースー) 、お燗用の1800mlを買って来た。これでしばらくは安心。その店、去年から〝あの銘柄〟を扱うようになったのでオレにとっては更に便利。他に気になったのは「諏訪泉 阿波山田錦 Vintage 2015」とか、もはや「生酒コーナー」なんか見向きもしなかったよ (笑) 。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤LAUNOIS pére & fils (ローノワ・ペール・エ・フィス) AOC Champagne Brut「Veuve Clémence」Grand Cru Blanc de Blancs NV 




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 photo: 札幌ワインショップ




 毎度アクセスありがとうございます。


 これまたフィッチの「お取り寄せメルマガ」の1本。ローノワはシャルドネの聖地「コート・デ・ブラン」のル・メニル=シュール=オジェ/Le Mesnil-sur-Oger (グラン・クリュ) のRMで、春にエントリークラスの「レゼルヴ」を飲んで「薄っすいなー」などと思ってしまったけど、さすがに上級キュヴェである、この「Veuve Clémence / ヴーヴ・クレモンス」はパーフェクトな仕上がりです。

 ちなみに、この特徴的なフォルムのボトルデザインは、骨董が趣味の前オーナー (ベルナール・ローノワ氏) が19世紀に流通していたシャンパンボトルを忠実に再現して生まれたもので、今ではローノワにとっての極めて象徴的なアイコンになってます──家庭用冷蔵庫で管理するのは邪魔だけど。



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 前回の「レゼルヴ」が「メニル」だけでなく「クラマン」と「オジェ」のシャルドネもアッサンブラージュされていたのに対し、こちらはメニル100%のブラン・ド・ブランになってます。

 しかもここのドメーヌの所在地はクリュッグが所有する「クロ・デュ・メニル」の隣にあり、これについて先のベルナール氏は「クリュッグのクロ・デュ・メニルって言ったって、1990年からだろ? うちは、1872年からこの村で良い物造ってんだから、ボトルデザインだって100年前のデザインだよ。比較されちゃ困るよ。」と言ってるそう (笑) 。さらに「スペシャルクラブ2008」に関しては「美味しさは、サロンに負けない。」とまで。



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◤LAUNOIS pére & fils / ローノワ・ペール・エ・フィス ブリュット「Veuve Clémence / ヴーヴ・クレモンス」グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン NV5,751 円

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 ▲第19使徒「アヒルス」襲来。

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 飲んだのは先週の日曜だけど──つまり、休肝明けですね。

 立ち香──なんかヨーグルトみたいな香り。マロラクティック発酵させてるんでしょう。とってもお上品でエレガントな乳酸アロマなので、日本酒の生酛や山廃とは世界が違いますよ。日本酒のそれは〝食べ物チック=立体的〟だけど、こっちのそれは〝絵画チック=平面に描かれた立体〟ですね。徐々に焼き菓子の甘い香り。ほのかにフローラル。

 これはまるで問題ヌワイ──あとは味がちゃんと乗ってるかどうか。

 ♡☺♡「爽やか〜。全く雑味がない。



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 はい、コレ旨い

 透明感に満ちたエレガンス、隙のない緻密かつ美しい数学的なバランス感、まるでウエハウスを噛んだ時のようなサクサクした優しいテクスチャー。そこに研磨された凝縮感のある果実味が絡みつく糸のように繊細に寄り添う様は、あたかも細かいヤスリの目の隙間に濃醇だが小さな果実味の粒子の一つ一つが埋まって行く──バラバラに解き放たれたエキスの粒子のそれぞれがそれぞれの帰るべき家 (カプセル) に正確に吸い込まれて行くようだ。

 個人的にメニル産を謳ったブラン・ド・ブランのNVは「薄いレモン水」に感じることが多いけれど、このキュヴェは珍しくその方向性での成功例。とにかく美しい──これに尽きる。とりあえず「黒龍 しずく」は氏ね。日本の恥。



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 ▲黒龍=5,400円、ローノワ=5,751円。アリエナイ。



 フィッチは随分と安く出したな。初心者には声高に薦めることはしないけれど、この高貴なフィネスは得難い。うちでは「スペシャルクラブ2008」と、ベースワインをアカシアの大樽で10ヶ月間熟成させた上級キュヴェ「セヴェリンヌ・フュ・ド・シェーヌ」もストックしてるので、これは大いに期待。


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コート・デ・ブラン LAUNOIS シャンパン シャンパーニュ Champagne

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