もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Daniel et Julien Barraud / ダニエル・エ・ジュリアン・バロー AOCサン・ヴェラン「En Creches / アン・クレシュ」2013 




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 ▲ハッピーターンの「ツンまろ わさびマヨ味」は結構イケる。マヨ味は濃いめながら、わさびパートの出力が程良い。右のシャンパーニュは「ベルナール・ブレモン2008」で楽天だとウメムラのみの扱い。6,976円だけど、中身は完璧。たとえば「6本20,000円セット」なんかでリクエストすると単価は下がる。ガストン・シケの「スペシャルクラブ2008」より旨いです。ウメムラみたいにフルートグラスで飲むのは余りにもモッタイナイので真似しないように。




 毎度アクセスありがとうございます。


 これも「ワイン王シリーズ」の1本ですね。マコンの生産者ですが、マコネ地区では、他に「サン・ヴェラン村」と「プイィ・フュイッセ村」に畑を持っていて、特に評価が高いのは「プイィ・フュイッセ / Pouilly-Fuisse」エリアのキュヴェ。ちなみに似てるけど、ロワール地方のサンセールのお隣さんアペラシオン「プイィ・フュメ / Pouilly Fumé」とは違います (笑) 。

 村&区画別にテロワール商品 (ある意味『エリア限定の超地方物産品』) をリリースするので──オレが「美浜区磯辺◯丁目」という商品の何かを販売するようなもの (笑) ──、一体どれを買えばいいのか分からなくて、とりあえずアンダー3,000円の10%OFF商品の中で、自前で熟成させる手間のない、相対的に古めのヴィンテージ瓶を選んだらコレになりましたが、ワイン王が薦めていたのは「マコン・ヴェルジッソン」というアペラシオンの「ラ・ロッシュ」という区画のキュヴェです。ま、さすがに以下のキュヴェを全て飲んだ上で薦めたわけじゃないだろうけど (笑) 。

 ちなみにダニエルがパパで、ジュリアンが跡取り息子。



【Daniel et Julien Barraud商品一覧】
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 一応「また買いたい/recommend」に振ってるけど、これと同じモノではなく、他のキュヴェも飲んでみたいという意味です。今回の「アン・クレシュ」は、この値段としては合格圏内だけど、もう一声何かが欲しいというのが正直なところ。

 とはイエイ、ちょっと久々にマトモなブルゴーニュのシャルドネを飲んで、やっぱ好きだなあ、と改めて思ってしまったので、内心では少し困ってます。今回はたまたま「Saint-Veran/サン・ヴェラン」というアペラシオンのキュヴェを選んだけど、ルフレーヴは別にして、どうも「マコン」は守備範囲外のような気がしてるので──なんかモタっとした味わいのヤツが多い──、一発目にしてはまずまずのチョイスでした。

 それと、ここのワインも、いわゆる自然派ワインにカテゴリーされる類のモノだけど──ビオロジック、自生酵母による自然発酵、無濾過等──、さすがに酸化防止剤は入れてるだろうな。ちゃんと液性がパキっとカチっとしてるもの。あ、セパージュは当然シャルドネ100%です。



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 ▲Mr.リスクうぜえ (笑) 。





◤Daniel et Julien Barraud / ダニエル・エ・ジュリアン・バロー AOCサン・ヴェラン「En Creches / アン・クレシュ」20132,565 円)←10%OFFの価格。

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 立ち香──結構スパイシー。樽のニュアンスが香ばしい。干したアプリコットというよりはチャツネだよ (笑) 。イイ酸だ。この感じは久々だな。なんというか、温度は冷たいはずなのに、暖かみを感じさせる焦げみのあるアロマ。小さな子供の頃に不意にトキめいた、オネショで起きた朝の寒さと股間の生暖かさとの温度差がもたらす淫靡な浮遊感を想ひ出したよ。

 まあまあかな。もう一つ、突き抜けて来る何かが欲しいけど、アンダー3000円ならこんなもんか。でも、徐々にいいかも。果実味のパワーがもう少し欲しいけど、酸の瑞々しさには一廉のエレガンスがあるし、まるでノンマロっぽい透明感がもたらす液の輝きがワインという部屋の隅々にまで正確に照明を当てる様はどこまでも美しい。マロラクティック発酵はしてるみたいだけど、極めて控えめです、たぶん。

 最近続け様に飲んでいたリースリングと何が違うんだろう。抽象的なイメージで言えば、リースリングが掌の中にある直接的な果実なら、ブルゴーニュやシャンパーニュのシャルドネは見渡す限りの美しい丘だよ。手に取れるようで遠くにあるような、幻視的な果実のパースペクティヴ。



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 ▲左から。[Zalto/ザルト デンクアート “ユニバーサル”][Riedel/リーデル スーパーレジェーロ “リースリング/ジンファンデル”



 グラスによる違い──。

 香りの質感に関しては、ザルト (左) はジャム、リーデル (右) はジュース。味わいに関しては、遠足換算だと、ザルトは解散、リーデルは集合。今日のところはリーデルの方が無駄のない味筋をダイレクトに堪能できる。ザルトは若干の諸々の混濁。

 飲んだ瞬間の分かりやすい充実感は「Ca N'Estruc/レキリブリスタ」の方があるんだけど、やはり、この、粉雪の舞うような、朝靄のような、美しいミネラルの毛先の細さと強さ──繊細な逞しさというものは、さすがにブルゴーニュのシャルドネなんだとは思う。一応「残念ながら」という一言を最後に付け加えておこうかな。まさに〝毛並み〟の違い。





── 2日目。

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 ♡☺♡「まあまあか? 昨日たまたまワインの飲める店で飲み会だったけど、どれも糞ワインばかり (笑) 。それに比べれば濃い。でも、透明感もある。
 dಠಠb「これ、グラスでだいぶ変わるよ。リーデルの方が酸が鋭角的に入って来るから透明感のある果実味が強化される。ザルトはミネラルが解放されて、旨みやコクも広がる。

 ♡☺♡「ナニコレ、全然違う。ザルトはミネラル大爆発 (笑) 。旨いな。酒単体でもじっくり楽しめる感じ。
 dಠಠb「昨日よりだいぶこなれて来た。ザルトでも、正確かつダイレクトな果実味を余すことなく堪能できる。まあ、値段なりの満足度はちゃんとある。今日はザルトの方が断然いい。なかなか良いじゃないか。

 この程度の白でもレストランで入れれば6,000〜7,000円くらいはするんだろ?──青山/白金/銀座エリアなら8,000円とかしそう。そして、先に開けたシャンパンなら15,000円は確実に超えて来る──こんなんオンリストしてる店なんかそうそうないけど。日本酒は割高でも60mlでいろいろ飲めるからいいとして、このクラスのワインになるとグラスで提供する店は滅多にないだろうから、もうますます外食はできない──隣のテーブルの金持ちが頼んだ高額ワインのお相伴にあずかる僥倖が何かの予知能力によって確定していない限りは。


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