◤篠峯 - 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 29BY 3本目!<奈良> 



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 結局、これが本命なのか、篠峯 (しのみね) の「愛山45」です。2017年度入学の「私立千代学園」の9組メンバーは──29BYの千代酒造の9号酵母単独の酒は、いつになくゴリっとマッチョに味の出てる、時にオレには少しクドく鈍重に感じられる酒が多いので──「凛々」「田圃ラベル Azur」「櫛羅 純吟 2ndロット」「櫛羅 純吟 1stロット 1800ml」「愛山45 1800ml」「雄町50 クラシック9」──、もしかしたら、例年よりも早めにピークが来る可能性もあると思い、ひとまず720mlで味見です。

 720mlは5月9日以来なので、あれから約5ヶ月か。なんかあまり変わってなさそうな気もするけど、この酒は開けてからの変化指数もデカーメだし、ガスは抜けるけど数日でヘタることもないので、まあ、ゆっくりやりますわ。



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 bottle size:720ml





【698】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 29BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:兵庫県産 愛山/45%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/1.9/0.7
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年8月
▪︎管理状況:2018/10/1に着、10/12まで9-10℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年10月12日 (金) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──まだ全然若いな。やや〝くぐもり〟のある濁ったマスカット。チェリーはヌワイ。当然、紅茶や熟れた巨峰もヌワイ。アロマの方向性としては「櫛羅 純吟 1stロット」なんかに近いけど、出力は控えめで、酸表現は、より内向的。ちょっと木香ライクに渋そうだけど、エレガントな蜜様のキャンディーっぽい甘みも。硫黄 (ピータン) 系の還元臭はヌワイ。温度が上がるとグングン甘やかに。

 飲んだのは約40分後──栓を開けて放置しておいた。

 まずはグイ呑みから──「愛山」流儀としては想定内ながらも、やはり少し渋く、まるで硬水仕込みのような、エグみ強めのテクスチャーがある。だいぶ甘みは育って来てるけど、まだまだ混沌のさなか。余韻に煙りのような跳ね返り。くすんだフルーティネス。なまじ磨いてるだけに、木香ライクな渋みが少し強めに浮き上がる。



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 ワイングラス──。

 立ち香──ちょいフローラルなチェリー感。ややモタっとした乳白色のマロみには、まるでバターのようなコク。

 苦いけど、旨みの球体に寄り添う〝面の酸〟によるコーティング感があり、ほんのり鼈甲飴ライクなテカりのある甘みに透明感が宿り、この酒に相応しいフィネスの芽が少しだけ開く。

  

 

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 ▲オレだってRADWIMPSに感化される10代を送りたかった夢想くらいはしなくもヌワイ。しかし、今の若い子って、なんでこんなに真面目でナイーヴなの!?



 うすはり──。

 はいはい、このパターンねえ・・・。入りが滑らかなだけに、相対的に辛みや苦みが割り増されるという。あとは甘みが少しベタつく。酒そのもののポテンシャルは別にして、少なくとも現時点での仕上がりという話に的を絞れば、完成度は「生酛 純米 山田錦」の方が──値段は約半分ではあるが──綾瀬はるかに上。



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 ▲エンドロール内にリョーマの同姓同名を発見 (笑) 。



 ブレンド──「山廃:50%、生もと:40%、熟娘:10%」を飲んで減った分に「篠峯 山田錦40 参年熟成」を足したモノ。

 まあまあ旨い──「仕上がり」という一点において。山田錦40が程良い熟味と線の太い毛筆のようなミネラリティを運んで来る。とはイエイ、基本的には向き合うほどのチャームポイントはなく、なんとなくの「上質なアンビエント酒」という域は出ない





── 2日目の15時過ぎ。

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 立ち香──実は初日の後半くらいからブランデーで煮詰めた洋梨みたいなアロマも伸びて来たんだよね。大枠で言えば「日本酒的なブドウ香」ではあるけど、やっぱ山田錦や雄町のチヨメンより、酸のラインが美麗なんだよね。

 moukan1973♀は外出中だし、少しだけ飲んじゃうか──。

 昨日よりはアタックにポチャっとした弾力感が出てきたけど、だいぶ甘いな。あとは、この酒としては少し情報量が多過ぎ。かの26BYでも淡麗な味筋があったくらいだからね。旨みの立体フォルムが美しくない。そしてそこそこ苦い。


shinomine_aiyama45_29by3_8.jpg これ、熟成で諸々の余計な要素が抜けて来るのだろうか。28BYは飲んでないけど、明らかに26BY27BYとは別の熟成式を辿ることだけは確か。すでにそこそこグラマラスだけど、26BYほどフルーティネスに透明なエキス感があるわけでもなく、27BYのような寡黙ながらもの芯の強さがあるわけでもない。すでにジャムみたいだからな。高級感はそれなりにあるけれど、チヨメンらしいフィネスに少し欠ける──あくまでもワールドクラス目線での話です。

 いろいろと惜しいけど、1本目とはそれなりに違う表情を見せてはくれているので、引き続き追いかけてイキます。値段が高いから、どうせいつまでも売れ残ってるだろ。


moukan1972♂






日本酒 篠峯 愛山 浜辺美波 on_list_unsufficient

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