◤Cono Sur / コノスル リースリング「レゼルバ・エスペシャル」2016 




2018_10_9Cono _Sur9504






 自転車のロゴでお馴染み、どこにでも売ってるチリのコノスルです。これまでに「ソーヴィニヨン・ブラン」と「シャルドネ」を飲んで来たので、今回は「リースリング」を買ってみた。

 この値段でも、一応安いシリーズの中では一番高い「RESERVA ESPECIAL / レゼルバ・エスペシャル」です。「一部の品種を除き、フレンチオーク樽での熟成によって、複雑で深みのあるエレガントな味わいに仕上げています。」──ということだけど、さすがに「リースリング」は樽熟させてないでしょう。特に感じなかったけど、さて。

 コノスルは「ヴァラエタル・ワイン」と呼ばれるラベルにブドウ品種が書かれた商品を安価でリリースしてるので──しかもモノ・セパージュ (単一品種) ──、熱心な勉強家は一度に全部買って並べて飲み比べるのだそう。ま、700円台の安いシリーズなら10本買っても10,000円しないもんな (笑) 。オレの経験上、まずは1本ずつ飲んで、最終的に並べて飲む方が身につくとは思うけど。大事なのは「予習」と「復習」──「仮説」と「実証」の繰り返しだよ。




2018_10_9Cono _Sur9521





◤Cono Sur / コノスル リースリング「レゼルバ・エスペシャル」20161,188 円




2018_10_9Cono _Sur9507



 立ち香──ちょい青梅。そこまで華やかでもなく、しっかり酸っぱそう。蜜っぽい、ジャムのような甘みが伸びて来て、言われなきゃ、この時点で1,100円のワインだとは分からない (笑) 。でも、グラスに注いで少し経つと優しくフローラルなアロマ。

 別に問題はなさそう──。

 これまでに飲んだ「RESERVA ESPECIAL / レゼルバ・エスペシャル」の中では──ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、リースリング──、良く言えば、これが最もエレガントで清冽。しかし、再度立ち止まって振り返ると、単に、無難なだけとも (笑) 。教科書に書かれてるほど、そこまで酸っぱいかなあ。シャンパーニュ地方の高級シャルドネの味に慣れ親しんでる我々からすると、この程度で「酸が強い」と言われてもねえ・・・。



2018_10_9Cono _Sur9528



 よく「リースリング」の香りとして指摘されるペトロール香 (石油、ビニール人形) はそこまでじゃないけど、何となくの共通点はあるよね。ちょっとね、オレにはゴムっぽいクスみと感じる。酸はそこまででもないよ。たしかに余韻の中にキビキビした硬さのある酸に出会うけど、どちらかと言うと、熟す前の果実的な酸であって、開かれた状態での強さはさほど感じない。メニルのシャルドネなんか、これの数倍はレモンだよ (笑) 。

 まあまあですね。この価格帯のワインはすぐに飽きるから、その世界の中に飲み込まれる感じがまるでないけど、今日を静かにやり過ごすには程良い。最初の一口はアレだったけど、このシリーズであれば、やはり今のところは「シャルドネ」なのカナートいう気持ちにもなってます。

 ♡☺♡「この値段なら特に問題ないよ!」──だって。





── 2日目。

2018_10_10Valckenberg9629.jpg
 ▲火曜ドラマ『中学聖日記』より。有村架純の婚約者の上司である吉田羊がバイセクシャルという設定だが、あまりに自然過ぎて微妙に洒落になってないような (笑) 。このおばさん、超苦手。飲み屋で目が合ったら逃げるレベル。



 残りをセブンイレブン限定『WORLD PREMIUMシリーズ』と共に──。

 立ち香──アロマの出力は桁違い。セブンは香らん (笑) 。

 しかし、含むとヌルヌルに甘い。微かにガスを感じる。コノスルが高級キュヴェに思える。あれ?──つうか、コノスルの方が安いじゃん (笑) 。



2018_10_10Valckenberg9635.jpg
 ▲「世界品質」の「世界」が何を指し示しているかにも依る。「バカ舌世界」なら大いに納得。



 変な話、香りはコノスルの方が派手なのに、含むと味わいはシック。一方のセブンは、香りは地味なのに、含むと大仰という (笑) 。そして、温度が上がると、まるで日本酒における明利系のトゥワンみたいな粘り気のある甘酸が鼻毛を湿らせる。これを「辛口」とは言わせない。安物スパークリングなんかによくある、酸の足りない、あの、人懐こい甘ったるさが、ここには確かにある。基本、買ってはイケナイヤツですね。


moukan1972♂






コノスル

Comment

Add your comment