【追記:2本目】◤仙禽 - 秋あがり 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 2018 (28BY) <栃木> ── dಠಠb「これが仙禽であり、仙禽とはこれのこと」#Fruity/Unique/Well-Cured/Michel Thoma/ミッシェル・トマ/AOCサンセール 



 ※2019年2月19日 (火) に2本目を開けたので、こちらに追記します。2本目
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 秋の生酛は最高です。長期戦の亀ノ尾はすさまじい生命力です。

 仙禽の秋上がりの解禁です。昨年から発売している「ナチュール」シリーズですが、このナチュールの一年間熟成したものが今回の「仙禽 秋あがり 赤とんぼ」なります。時の経過による熟成は円熟した旨味に。芳醇でグラマラス。体に染み渡るような生命力の強さを感じます。

 空気の匂いが変化し、心身秋を感じるようになりました。ようやく秋上がりが美味しい時がやってきました。巷では「食中酒」や「マリアージュ」という言葉を耳にします。秋の円熟した食材にはひと夏を越した円熟した酒が良く合います。厳寒の天然酵母生酛は見事に芳醇さを増し、昨年を大きく上回る仕上がりになりました。


 薄井一樹





 ▼「一昨年に醸造した〜」は間違いなのか、単に2016年の秋冬に仕込んだということなのか、だとすると約2年熟成ということになるけど、いずれにせよ、中身は28BYのようです。
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 bottle size:720ml





【689】仙禽 -せんきん- 秋あがり 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 2018 (28BY) <栃木>

(株) せんきんhttp://www.senkin.co.jp


Moukan's tag:




▪︎酒米/精米歩合:栃木県さくら市産 亀ノ尾/90%以上 (ほぼ磨かない。)
▪︎酵母:蔵付き天然酵母
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:14%
▪︎処理:無ろ過原酒 瓶囲い瓶火入れ
▪︎酒造年度/出荷日:H28BY/2018年9月
▪︎備考:木桶仕込み。中身は28BY。
▪︎管理状況:2018/9/16に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年9月21日 (金) / 1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲赤チョコ育ちの娘です。[15秒CM][メイキング][現場レポ―ト/浜辺カメラ



 去年はマチダヤ試飲会で飲んで全く旨くなかったから買ってヌワイ。今年はたぶん試飲会には行かなそうだから──つうか明日 (9/23) みたい──、味見せずに当たりに行きます。なんだかんだで今となっては口にするまでが非常に楽しみな数少ない日本酒の一つです。旨かったら仰け反るし、不味かったら捨てるし、微妙だったら黙殺する。

 立ち香──おや〜ん? これは去年よりは伝説の「2015 (中身26BY) 」に近いのかな。イイ感じに黒ずんだフルーティネス。単純に「これこれ!」感があるよ (笑) 。

 期待してもいいのかい?──。

 まずまず、悪くないな。少しテクスチャーにザラザラとした雑味のアタックを感じるけど、これは完全にノスタルジックな正しい「仙禽」だ。問題ない。excellent



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 ワイングラス──。

 若干パウダリーな質感が増すけど、そのぶん練れた甘みも増すので、相対的には円やか。グイ飲みはタンニックな渋みが増すので、赤ワイン的な締め付けがあるものの、低アル属性なので、重さはない。「2015」ほどの圧倒的かつグラマラスな果実味は体現してないけど、日本酒全体のマトリクスの中では疑いようもなく銘酒。何より久々の旨い仙禽。好き嫌いはあるだろうけど、間違いなく言えるのは「2015」が美味しく飲めた人は迷わずトライということだ。これを逃したら、他に飲むべき酒なんか、そう多くはない。疑いようもなくワールドクラス

 まだまだ完全には酒に旨みが溶け込んでいないので──もうちょい液性に透明感と滑らかさが欲しい──、真の飲み頃はもう少し先でしょうね。無理に9月にリリースする必要はヌワイけど、それが「ひやおろし」という現象における商業的な呪縛なので仕方ない。




 ▲杜氏の薄井真人氏。写真は去年のマチダヤ試飲会のもの。写真クリックで記事にJUMP。



 温度が上がるとグングンと甘みも増して表情も変わるので、冷たいままガブガブ飲むのではなく、じっくりやるのがいいでしょう。「marvelous」までもう少し。メイラード反応によるバニラやカスタードクリーム寄りのカラメル感にはシャンパーニュにおける焼き菓子ライクな焦げみも漂う。弟 (杜氏) は久々に原点回帰できたようだ。これが仙禽であり、仙禽とはこれのこと──正しい





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「伊勢丹で3本も取り置きしたんだってえ〜? うわっ、日本酒は (香りが) 濃いなあ。いただきまーす。・・・旨い (笑) 。ちょい苦い?
 dಠಠb「苦いっつうか、まだ完全には五味が溶け切ってない感じなので、芯に少し硬さがあるけど、久々に仙禽らしい仕上がり。あっ、でもオレが数時間前に飲んだ時よりクリアになってるよ。問題ない。

 ♡☺♡「あああ、旨いな (笑) 。お酢を感じる。
 dಠಠb「でもほら、温度が上がるとグングン甘くなる。クリームブリュレのような焦げみ。オイリーなバターのニュアンスも出てきた。そこに仙禽らしい黒い果実味──干しプルーン、カシス、クランベリー、アプリコットなんかが重なる感じは極めて2015 (中身26BY) に近いと思うな。ま、あそこまでのグラマラスな量感はないけど、そこは近年最高のグレート・ヴィンテージである26BYという米のポテンシャルに拠るものだと思うし。あっちはビッグバジェットの大作映画、こっちは低予算の単館系。

 ♡☺♡「あああ、オイリーになってきた。ワールドクラス。
 dಠಠb「もう、このクラスの日本酒しか飲みたくない。マーベラスまであと数歩。雑味が取れて液に更なる統一感が出て来れば完成。これ、たぶん生詰 (一回火入れ) だからセラー温度で数ヶ月ほど追熟させれば間違いなく整う。とにかくこのレベルの酒は来客があった時なんかに決め打ちできるから便利。旨い不味いを言い合うのは、もう飽きた──つうか、さほど面白い作業でもない。ただ旨ければそれでいい。






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 ▲4回飲めます。



 というわけDE、さっき伊勢丹新宿で買って来た。まだまだ在庫はある模様。コシカンは磨き55なので八海さんのトクホンと同じ立ち位置。生まれて初めて飲みます





── 2日目

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 もちろん、グイ飲みでチャキっとクイっとゴクっとやるのが旨い酒もあるが──そういう意味では2015の赤とんぼなんかはそれでも問題なく旨かったわけだが──、2018には少しタンニックな渋みが、特にグイ飲みのRSだと強めに出るので、チロリや片口などに採って、そこからワイングラスなどに移した方がいいだろう。ただし、この渋みは最終的には相当レベルまで緩和されるとは思う。

 ♡☺♡「なんか昨日飲んだより、やたらクリアに感じる。旨いな (笑) 。
 dಠಠb「生酛由来の軽さと透明感はしっかり出てる。あとは仙禽ライクなエキス感が正しく表現されてることに尽きる。少し酸の出方が渋いけど、まあ、木桶仕込みなわけだし、これも表情豊かな酸化のニュアンスの一翼だと思えば別にどうということはヌワイ。イヤなら飲まなきゃいいだけ。

 温度変化と時間経過による味のドラマを楽しんでこその酒だと思うので、その意味でもワイングラスで飲むことを薦める。ま、両方で飲み比べるのが一番面白いわけだけど。ブリュレな焦がし砂糖のニュアンスがヤンチャな酸表現と結びつくことで上質なスイーツ感が出る。この段階になれば、甘党の日本酒ラヴァーの心さえ捉えてしまうだろう。

 今年も1800mlの発売がないのが痛い。そうそう、大事なことを言うの忘れてた。

 2018には2015のようなオリはありません!

 なので、撹拌すると甘くなるとか、そういう変化は特にありません。[2015の撹拌ver1][2015の撹拌ver2




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 Type-Mの2日目──。

 ♡☺♡「どっちかをもう一杯オカワリするなら、アタシはこっち。旨い。
 dಠಠb「むしろ味わいとして赤とんぼより酸っぱく感じる。木香もあるっちゃあるけど、樽発酵させた白ワインのようなので、もはやエレガントなアクセントにすらなってる。これもチロリ経由でワイングラスの方がいいな。酸に躍動感が出るし、液性も清冽になる。

 まあ、どっちも旨いです。ただ「marvelous」により近いのは「Type-M」か。「赤とんぼ」よりスケール感がある。いずれにせよ、両方ともココで終わりの酒じゃない。日本酒はクソ酒と同じ値段でワールドクラスの銘酒を拾えることもタマにあるので、そこに関しては夢がある。バカ舌に感謝





◤Ca N'Estruc / カ・ネストラック「レキリブリスタ」ブランコ 20132,268 円




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 先日、松屋酒店 (フィッチ) の「お取り寄せメルマガ」で「Juillet Lallement / ジュイエ・ラルマン」と「Assailly / アサイィ」という楽天であまり売ってないRMシャンパーニュを注文した際、宮崎社長に「2,000円前後で〝デイリー使い〟できるスティルワインを見繕って下さい」とリクエストしたら、5本 (フランス、イタリア、スペイン、南アフリカ、チリ) をセレクトしてくれて、これはその中の1本のスペインシャレロ (ブドウの品種) で、お土産スポットしても有名なバルセロナの高級ワインショップ「Vila Viniteca (ビラ・ビニテカ) 」が所有するワイナリーで造れらてます。







 これはアタリなので、後で個別にUPしておきます。完全にブルゴーニュ・スタイルの白。この値段なら大満足ですね。活力に満ちた透明な果実味を堪能できるタッチはまさにオレ好み。先日の南アフリカのマリヌーより味わいに集中力があるし、当然フィラディスのボデガス・アバニコより綾瀬はるかに旨い。これ、正月特番の『芸能人・格付けチェック』なんかのダミーワインに選ばれたら、モンラッシェより旨いと答える人、中にはいるかも (笑) 。

 1,000円台のワインとは明らかにレベルが違うし、ましてや同じ値段のブルゴーニュでこれより旨いモノが何本あるか。ウメムラ・セレクトの5,346円のブルゴーニュ (ミシェル・クレール) 並だよ





── 4日目

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 諏訪のワイン王オススメのコルク抜きを使ったらタカムラ・シャブリの瓶が割れた。つくづくこの店とは相性が悪い (笑) 。ガラスの粉が混入した可能性があるので、オレは吐き出しスタイルで軽く試飲。moukan1973♀は〝元・女の子〟らしく危険を避けて口に含まず。ま、味は値段なり。あと、このタイプのコルク抜きは、ある程度の期間、瓶を横に寝かせて保管してコルクを湿らせてる状態じゃないと、まず使えません。普通の酒屋は瓶を立てて保管してるので、大抵はコルクが乾燥していて瓶首との癒着がキツく、このような悲劇が起きやすいです。あとは途中でパサっとコルクが割れたり。今日飲むワインが1ヶ月以上セラーで休ませているという条件がないと、ほとんど使えません。あと、樹脂コルク (プラスチック製) にも使えません。初心者/素人は手を出さない方が無難。




 ♡☺♡「クリア。今日が一番旨い気がするんだけど。なんの引っ掛かりもない。
 dಠಠb「あああ。確かにタンニックな渋みのアタックも緩和されて、なんか26BYのクラシック仙禽みたいなクリアネスだな (笑) 。ま、それなりにオータムカラーの色目はあるけど、軽さという意味では今日が一番いいかも。さすがに2018で『あんず棒シャーベット』を作ろうとは思わないな (笑) 。そう考えると、中身26BYの2015というのはエロくグラマラスだったことが分かる。

 ま、いずれにせよ、これまでオレと一緒に旨い酒を共有して来た人間が──よほど「仙禽」が苦手でもない限り──コレを買わないという選択はアリエナイ話ですね。一応そこそこ蔵で育てた状態で出荷してるので、生原酒を無濾過でチャチャっと瓶詰めしてホイホイ出荷するだけの半製品とは商品における完成度が違います。2本買って1本は今すぐ、もう1本は時期を変えて飲むのがマニアとしての普通の嗜みです。これが〝語ることマニア〟から〝飲むことマニア〟への第一歩





◤Michel Thomas / ミッシェル・トマ AOCサンセール ブラン 20102,274 円




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 飲もうと思ってたシャブリが割れたので急遽。先日、店に行ったら、奥から出したのか、再び2010が2本も並んでたから、また買えるし、さっそくの2本目です。

 立ち香──バカ舌のmoukan1973♀は全く気にする様子もないけど、これは軽いブショネです。シャンパーニュのピノ・ノワールなんかに現れるそれに近いニュアンスの、少しドブ臭いというか、雑巾臭いというか、磯臭いというか。瓶口からは検知できないんだけど、ワイングラスに注ぐとキマス。

 ♡☺♡「旨いっ!
 dಠಠb「これは軽いブショネ。一時的な還元臭かもしれないけど、いずれにせよ、正しくない。でも、味は濃いし、酸の密度はさすがサンセール。飲めなくはないけど、一度気になると集中できない。

 ♡☺♡「言われるとそういう感じがしなくもないけど、アタシは気にならない。旨い。クリア。果実の味が濃い。余計なモノがなく、ブドウそのものの味がダイレクトに来る感じがいい。
 dಠಠb「アンタが旨いならそれでいいけど。これ、おそらくノンマロだろうね。たしか樽も使ってないでしょ。このスッピンな果実味こそノンマロ&ステレンス発酵の見せ場。シャンパーニュで言ったらブリュン・セルヴネイのブラン・ド・ブランのようなテクスチャー。今回は引き締まったミネラルを強く感じるな。少し劣化臭あるけど、フィッチの宮崎社長の話だと、あるパーティーで同じテーブルになった伊勢丹のバイヤーでもブショネに気づかないらしいから (笑) ──宮崎社長:「隣で旨い旨い言いながら平気で飲んでましたよ」──、どこからがそうなのかの判別は難しいけどな。それにしても同じ店の同じ保管状況の酒なのに1本目とはアロマがまるで違う。



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 数時間後──。

 dಠಠb「あ、抜けた (笑) 。
 ♡☺♡「旨い (笑) 。

 重症のブショネの場合は時間を追うごとに香りが酷くなるらしいから、これはブショネではないのかな。まあいいや。今週晴れたら3本目を買いに行くわ。2010なんか、もうどこにも売ってないし。



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 ▲我々はとんでもないオモチャを手に入れてしまった。[おまかせグリエ



 さて、今宵はトースターで「炊き込みご飯」でも作るか。酒は「山泉」のお燗



↑↑↑ 1本目 ↑↑↑


 2本目!!!
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 ▲確かに三幸製菓の新商品『えび揚せん』はクセになるぜ!


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 bottle size:720ml





【751】仙禽 -せんきん- 秋あがり 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 2018 (28BY) 2本目!<栃木>

(株) せんきんhttp://www.senkin.co.jp


Moukan's tag:




▪︎酒米/精米歩合:栃木県さくら市産 亀ノ尾/90%以上 (ほぼ磨かない。)
▪︎酵母:蔵付き天然酵母
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:14%
▪︎処理:無ろ過原酒 瓶囲い瓶火入れ
▪︎酒造年度/出荷日:H28BY/2018年9月
▪︎備考:木桶仕込み。中身は28BY。
▪︎管理状況:2018/9/22に購入、瓶を寝かせて9-12℃で管理後、2019/1/29からは常温 (15-18℃) 。
▪︎試飲日時:2019年2月19日 (火) / 篠峯&ARROZの次に3本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲読売テレビ開局60年スペシャルドラマ『約束のステージ ~時を駆けるふたりの歌~』より。[PRスポット



 飲む2時間くらい前に冷蔵庫に入れたんだけど。

 立ち香──つうか、なんか濁ってんな!? あああ、お酢 (笑) 。まだ冷え切ってないけど、そこまで香らんな。

 飲んでみる──。

 酸っぱ (笑) 。そして、やはり「コチラ側の酒」であるのは──世界に出したいのは──「ARROZ」ではなく「仙禽」の方です。ドライフルーツ換算だと、結構リアルな苦さ。なんか最初に飲んだ時よりハードボイルドというかダンディーな酒になってるな。もっとスイーツみたいに甘やかな酒になってると思ってたのに。

 やっぱ「仙禽」の方がジューシイだし──リアルに果実酒みたいなルックに少し驚かされる──、薄井のヤロウ (兄の方) は生意気だけど、比べると「ARROZ」にアートは感じない。余韻は面白いけどね。



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 ▲土屋太鳳程度でも百田夏菜子 (ももいろクローバーZ) と並べばそれなりか。

 ▼残酷な力学のテーゼ。
浜辺美波最強論vs土屋太鳳2




 ワイングラス──。

 結構ニゴってんなあ──まさか火落ち菌に感染 (笑) !?

 これはもはや「甘酸っぱい」のではなく「苦酸っぱい」という、よりワイン的なフィールドに近接する味わい。むしろ日本酒離れしてるのはコチラの方。「仙禽」を飲んでミネラルを感じることは過去にあまり記憶にないけれど、これは感じるなあ。厳密には「鉄分」だけど (笑) 。

ARROZ」も悪い酒じゃないし、むしろイイ酒だとは思うけれど、まあ、オレとしては興味ないですね。これ以上、何かを知りたいという気持ちがまるで起きないもの。





── 2日目。

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 残り一杯だけど──。

 しかし、スっげえ濁ってんなあ (笑) 。特に不快な香りはないけど、明らかに乳酸菌が繁殖してるわ


 オレは旨いと思うけど、万人ウケする酒ではヌワイな。「marvelous」まで、あと3歩。そして今、あの時「くろさわ 純米吟醸 2014」で感じたのと全く同じタイプの〝落花生〟が余韻の中に現れた (笑) 。濃醇にジューシイだけど、捌けも良く、当然にして非速醸ライクな軽さ&透明感はある。あ、なくなっちゃった。

 DE、この瓶が、いわゆる「火落ち菌」に侵されてるかどうかの判断だけど、正直、これは微妙な問題ではあります。まず、見た目が明らかに「白濁」してます。ところが、元々乳酸ファイヤーな「生酛造り」であることから、繁殖した乳酸菌と生来的なそれとの境界線が曖昧で、とどのつまり「老ね (劣化) 」と「熟成 (育ち) 」との違いを見極めるのは非常に困難。

 簡単に言うと「納豆を旨いと感じるか、臭くて食えたもんじゃないと感じるか」の違いに似た状況と言えるのかもしれない。ま、オレはと言えば、むしろこれは歓迎するべき変化ではあるのだけれど、そこは飲み手の嗜好に依るでしょう。事実、moukan1973♀は、♡☺♡「最初は旨いと思えなかった・・・」と言ってたくらいだし (笑) 。

 木桶仕込みなので、余計に「火落ち菌」に晒される危険性は増すようなので、買って追熟させてる人は、一応このことは頭に入れておいて下さい。

 ニュアンスとしては、少し渋みにクセのある「梅酒」みたいな感じですかね。


moukan1972♂






日本酒 生酛 山廃 仙禽 浜辺美波 on_list_excellent

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。


──昨日からこのお酒を?んでます。いやー、たまりませんなー!

「穂積」じゃなく、こっちですか (笑) 。


─クリアでビビッドでまとまりがあって酸っぱくて、でも複雑で、何より盃が進む(笑)。前回呑んだ時の若々しさがほどけて、素晴らしい仕上がりです。

低アルの割りにはグラマラスなんですよね。このまま「穂積」を開けると、いろいろ面白いと思いますよ。


2019.05.22 Wed 19:37
Edit | Reply |  

Name - めい  

Title - 

おばんです。

昨日からこのお酒を吞んでます。

いやー、たまりませんなー!

クリアでビビッドでまとまりがあって酸っぱくて、でも複雑で、何より盃が進む(笑)

前回呑んだ時の若々しさがほどけて、素晴らしい仕上がりです。
2019.05.22 Wed 18:19
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

中身26BYよりは軽くてスリムですが、味わい的には正しい「仙禽」が久々に再登場した感じです。去年はクドいお酢だったので、今年は比べようもなく良い出来です。

これ、いわゆる「ナチュール」シリーズの選抜タンクということなんじゃないですかね。1年熟成みたいなので、決め打ちではなく、6本仕込んだうちの1本みたいな。もしもそうなら、蔵付き酵母の生酛は常に「こんなん出ました」という仕上がりなので、一番出来の良いモノを翌年の「秋あがり」に回すのは極めて合理的です。


──やれ「ドメーヌ」だとかなんだとか訳の分からんことを言ってないで、自分の蔵に求められているものに立ち返って頑張って欲しいものです。

ブっちゃけ、米が原料の日本酒で真の意味での「テロワール表現」は無理です。蔵癖というものはそれぞれにありますが、地域的なモノかと言うと、必ずしもそういうわけでもないので──ただ、一部の「黒澤」のように、特異な方向で熟成する酒もあるので、そこに関しては「神秘」としか言いようがありませんが。


──四合瓶であと2本ありますが、買い足して追熟させる価値のあると思えるんで買い足しておこうかな…

中身26BYより線が細いので、逆に伸びしろはあるとは思います。このままこじんまりと品良くまとまるのか、あらぬ方向に暴れるのか、先は読めませんが、いずれにせよ、これで「終わり」の酒ではないです。

2018.10.07 Sun 01:22
Edit | Reply |  

Name - めい  

Title - 

おばんです。

今夜はこのお酒を開けました。

軽いのに熟れ切った葡萄の香りとスムーズかつ充分な酸がたまらんですね(笑)

仙禽偉いなあと思ったのは、このお酒を吞み頃になるまでちゃんと引っ張ったことですね。
まあ、毎年のルーチンと言ってしまえばそれまでですが、以前ほどではないであろう売上でもそのルーチンを守ったのが、出来そうで出来ないことだと思います。

やれ「ドメーヌ」だとかなんだとか訳の分からんことを言ってないで、自分の蔵に求められているものに立ち返って頑張って欲しいものです。

四合瓶であと2本ありますが、買い足して追熟させる価値のあると思えるんで買い足しておこうかな…
2018.10.06 Sat 20:24
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

R天のHガワ酒店でまだ売ってますね。ま、ここは送料が高いんですが。今日、4日目の残り1合を飲みましたが、むしろ一番クリアで瑞々しいですね。2015よりスリムなので、まだまだ〝この先〟がありますが、まずは1本、お試しあれ。

どうせこのレベルの「仙禽」は滅多に飲めないので、正直、何本でも欲しいくらいです。ALC.14%なので、疲れないんですよね。アンビエント酒な一面もあるので、面倒臭くないという利点もあります。


──これ良いです!結構味が乗っていて吞み頃だと思います。

ちょうど9/30で失効する楽天ポイントがあるので、KTRで買いますわ。チヨメンだと、この時期は7合酵母の「遊々」あたりが狙い目ですかね。マチダヤ仕様の生熟も8月の終わりに入ってる頃ですね。


2018.09.24 Mon 21:54
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Name - めい  

Title - 

おばんです。

今日は銀座のいまでやへこのお酒を買いに出向いたところ、まさかの「本日入荷分は売り切れてしまいました」(笑)

仕方がないので通販で買おうかと思ったら結構売り切れのサイトが多くて(同梱候補があるところほど早い…)、これは虫の良いことを言っていると買い逃すパターンなのでとりあえず2本確保しました。

話は変わりますが、篠峯 山廃 雄町 純吟 秋色生原酒を昨日から呑み始めました。
これ良いです!結構味が乗っていて吞み頃だと思います。
ホワイトノイズのようなアルコール感を感じながらも乗っかっているフルーティさが娘の辛口のアッパーバージョンという感じです。

勢いに乗って、ろくまる 純米吟醸無濾過生原酒 山田錦 晩秋旨酒ver.も(別サイトで)ポチりました。

レマコムの底が見えてきたと思ったら、買うべきお酒はあるものですね(笑)
2018.09.24 Mon 18:02
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To pukuichi1965さん



毎度です。

少し御無沙汰でしたが、相変わらず素早い動きで (笑) 。


──今年はお墨付きも出てかなり良さそうですので開栓が楽しみです

今年も飲食店泣かせな720mlのみのリリースですが、グイ飲みで提供すると「水割り梅酒」の超少ないヴァージョンだと誤解されるかもしれません (笑) 。

なので「これは高級酒です!」とアナウンスして1杯1,000円くらいでワイングラス提供が相応しい酒だとは思いますが、やはり、店側としては少し扱いにくい商品でしょうね。

あと、冷たいと少し渋みが立つので、ワイングラスなどで時間をかけてゆっくりやりたい酒です。中身は良い出来ですし、印象深くキャッチーなので女性ウケも抜群だと思います。

別に小難しい酒ではないですが、奥行きある表現性がウリなので、ガブガブと一瞬で飲み干してしまうのは少しもったいない酒です。これがボトル5,000円のみの提供で飛ぶように出る世の中であれば最高ですね。実際、ワイン感覚で皆でシェアして開けるのが一番楽しいお酒です。


──先週に櫛羅純米無濾過生29by(2018.8出荷)と篠峯秋色生酒山廃純米吟醸雄町を同時開栓したのですが味の評判と売れ行きは秋色生酒の方が圧倒的に上でした

山廃に変更された「秋色生酒」はぼちぼちエントリーする予定です。結構ビシっとストロングな酒みたいですが、家電量販店のプラズマTVが液晶より暗く見えるのと同様、皆でワイワイやりながら飲んで生える味わいというものは確実にあるので、場との相性もあるんじゃないでしょうか。「秋色生酒」が味の濃い肉なら、一方の「櫛羅」はお通しの煮浸しというか (笑) 。

ま、純吟の方ならそこそこインパクトありますが、純米は僕が飲んだロットもポチャっと愛らしい酒だったので、その反応は正しいと思いますよ。


2018.09.24 Mon 12:23
Edit | Reply |  

Name - pukuichi1965  

Title - 

モウカンさんお疲れ様です
どこかのサイトで以前の仙禽に戻ったようなコメントを見たので当方も2018赤とんぼを2本買ってみました
今年はお墨付きも出てかなり良さそうですので開栓が楽しみです

例年は7号酵母速醸の篠峯秋色生酒ですが今年から山廃に変わりましたね
先週に櫛羅純米無濾過生29by(2018.8出荷)と篠峯秋色生酒山廃純米吟醸雄町を同時開栓したのですが味の評判と売れ行きは秋色生酒の方が圧倒的に上でした
モウカンさんみたいに真剣に利いてるというワケではなく普通のお客さんの評判と意見なんであまり参考にはならないと思いますがw
2018.09.23 Sun 23:43
Edit | Reply |  

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