◤櫛羅 - 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒 2017 (29BY) 4本目!<奈良> ── dಠಠb「より長命で熟成向きなのは1stロットで間違いない」#Fresh/Fruity/Dry/テンペスタード・ゴデーリョ 



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 ▲出たァ──! 懐かしの江口洋介カット!! 当時23歳!!! 只今フジテレビの死に時間にて『東京ラブストーリー』を絶賛再放送中!!!! しかしタイトルにわざわざ「東京」と付けるあたりが恥ずかしさMAXという (笑) 。『茨城ラブストーリー』じゃイケナイのかいっ!!!!! だったら出生率トップ都道府県の『沖縄ラブストーリー』を今こそ作らんかい!!!!!!

 
 ▲丸ノ内線!!!──おい、2番まで歌うんかいっ。






 2月瓶 (1stロット)櫛羅 (くじら) です。いろいろと細かい立体的な認識能力が問われ始めてるので、わからない事があれば質問ください。あまりにもアホ臭い質問には噛み付きますけど (笑) 。

kujira2017_4_3.jpg というわけDE、1本目を飲んで望んでいたような透明感に出会えたので、即行4本オカワリ@KTRしたら、ぬわんと2月瓶が2本、4月瓶が2本という中身でして、まずは先日4月瓶 (2ndロット?) を舐めて想定以上に味も甘みも出てまして、こりゃ29BYは意外に長くて持てないカナート思っていたら、やはり2月瓶 (1stロット) は骨格重視の望むべく透明感とシャープネスがあり、少し安心しているところです。

 この純吟の生原酒には2つのロット (仕込み) が存在する──純米は区画違いで4つある──ことは堺杜氏から聞いたので間違いないんだけど、問題はそれらのロットや仕込番号がラベルで示されていないから、どの時点で切り替わったのかが蔵元でも細かく追跡できないということね。意外と知ってる人が少ないんだけど、一部の都道府県 (長野とか) を除いて、基本、ラベルに書かれてる「製造年月」は「出荷年月」です。つまり、瓶詰めされた年月ではありません──ましてや上槽された年月なんかであるワキャない

 なので、たとえば1月に搾った酒を少し休ませて2月に出荷すればそれは「2018.2」の表記になり、遅れて3月にオーダーが入ったり、2月入荷分が売り切れた酒屋からバックオーダー (追加発注) が掛かったりすると、中身が同じでも「2018.3」と印字されることになります。つまり、1月に搾った酒でも、実際には「2月」「3月」と表記されるのが一般的。これ、それなりのマニアでも意外と知りません。


 千代酒造では1stロットから先に出荷しており、なくなると2ndロットに切り替わるわけですが、720mlと1800mlでは売り切れるスピードが異なるし、4月の時点で1stロットが少量残っていた場合、出回った4月瓶の中には「1stロット」と「2ndロット」が混在することになり、どれがどの酒屋に渡ったのか、詳しく追跡できないというわけなのよ。

 720mlの場合は4月以降の瓶でなければ〝ほぼ〟1stロットで間違いないみたいだけど、4月瓶の中には少量だけ1stロットが紛れてる可能性もあるとのこと。ま、こういうこともあるので、やはり、ラベルに「仕込番号」を書くことを強くリクエストします。たとえば田圃の区画地図をイラストかなんかにして、該当箇所だけ色を変えて示すとか、オサレでカッコイイじゃないですか (笑)



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 bottle size:720ml





【687】櫛羅 -くじら- 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒 2017 (29BY) <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:奈良県御所市櫛羅産 山田錦/50%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/2.0/0.8 (参考まで)
▪︎ALC:17%
▪︎処理:中取り無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年2月 (1stロット)
▪︎管理状況:2018/5/17に着、9-10℃で管理後、飲む数日前に冷蔵庫へ移動。
▪︎試飲日時:2018年9月14日 (金) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲またしても危うい人物が結婚なんぞを・・・。結婚生活においては何となく葉月里緒奈的な脆さを感じてしまうが、まだ25なのな。どうか、どうか末長くお幸せに。あと、夫婦がスレ違わない為には〝ある程度〟狭い家に住むことも大事です (笑) 。



 立ち香──基本的には同じなんだけど、こっちの方が歴然とフルーティーだねえ。洋ナシ系の青っぽさがあるというか。「和」よりも「洋」のニュアンスの方が強い。

 旨すぎても残1だからオマルわけだけど──。

 ドライで堅牢な骨格。4月瓶とは全然甘みの出方が違う。ちょっと苦みの出方がギスギスしてるけど、こっちの方が長命だろうね。どっちなんだろうなあ、来年の「Kodama Tuning」は。1stロットで仕込んだ方が〝らしい仕上がり〟にはなるだろうな。

 約4ヶ月ほど瓶を寝かせてセラー温度で追熟させてるでの熟成条件は4月瓶と同じだけど、断然こっちの方が強い──熟成定数が小さい。今は基礎工事の骨組みの中にセメントが流されて、旨みの筋肉が育ってる真っ最中という感じで、逆に少し透明感が後退してソリッドでありながら細マッチョなプロポーションになってるけど、ここから液に統一感が出てガスの粒子がキメ細かくなって、一気に見晴らし良くスカっと抜けてくれれば。



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 ▲「ちんすこう」という言葉を突っ込んではイケナイ。ましてや「チン、好こう」などと書いては──しかも「雪塩」とは何とも風流な。



 ワイングラス──。

 凝縮感、強まる。これはちょっと質の差が大きいかなあ。好みの問題もあるけど、オレは断然1stロットです。2ndは少し味が出過ぎなので、どちらかと言うとオコチャマ (初心者) &甘党&ドッカン星人向け。

 こっちは口どけまでのストーリーが素っ気ないけど無駄なくスタイリッシュだし、これぞ堺杜氏ならではのモダニティと洗練だと思える。木香の残骸もあるけど、それ以外はまずまず満足の仕上がり。文句ナシゴレンのexcellent。これの1800ml、どっかに残ってねえかなあ。



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 ▲ガスもそれなり。1本目と大して変わらない。



 このレベルの日本酒がアペラシオン買いできる世の中であれば苦労はないけれど──櫛羅 (奈良県) 産の山田錦にハズレ無し的な──、まあ、北海道産の酒米を奈良の酒蔵が普通に使えるのもまた日本酒ならではの強みではあるので、あとは個々──造り手&販売店&飲食店&我々エンドユーザーたちが厳しく質の優劣を峻別することだけが肝ではある。

 でもさ、たとえば7号酵母とか長野発祥なわけじゃん。今やB級グルメ──それこそ「富士宮やきそば」とかだってそれを名乗るための厳しい条件を作り手に課してるわけだし、長野県産の酒米の純米規格で精米歩合60以下で日本酒度:+5以上で7号酵母を使った酒だけが名乗れるアペラシオン的な名称を作って町興しだって可能なわけだろ? 佐賀県は甘党が多いから甘い酒でそういうのをやればいいし、宮城県は魚に合う淡麗な酒を好む傾向にあるわけだから、そういう条件を満たす醸造スペックを決めるとか、そういう日本酒アペラシオンみたいなモノが全国的な広がりを見せれば買う方は楽なんだよな。

 そうなると、同一アペラシオンの酒同士がどれも似たような味と香りになるんじゃないかと思うかもしれないけど、逆に似るからこそ酒間の優劣が残酷なまでに浮き彫りになるということもあるわけで──「富士宮やきそば」や「喜多方ラーメン」だって地元における人気店ランキングは確実に存在するし──、それがワインやシャンパーニュの世界なんだと、最近ようやく分かってきた。ま、オレの聴いてるNYハウスなんかも、素人や部外者が聴けば「どれも同じ」なんだろうけど、我々からすると最初の1秒でそれらの違いが明白に認識できるわけで。



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 ▲このオジさん、間違いなくそのうち倒れる。髪が勝手に直毛になったら死のサイン。



 コノスルの2日目──。

 さほど劣化してる風もなく、今日もまずまず飲めます。むしろ酸化して安っぽい甘みが後退したので我々にとっては歓迎すべき状態になってます





◤Petite Sirene / プティット・シレーヌ (シャトー・ジスクール) AOCボルドー「ソーヴィニヨン - セミヨン」20161,501 円




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 ▲三白眼コワイ。当時マトモに観てた記憶はないけど──細かい設定とか全く知らなかった──、しかし改めて観ると、鈴木保奈美の大根ぶりが凄まじいのなんのって。これに比べたら『キミスイ』の美波ちゃんがクワナリ芸達者に思えるほど。平成キッズたちは皆それなりに器用なのね。いやー、これは3年後に北村くんと美波ちゃんでリメイクして欲しいぞ (笑) 。



 立ち香──ほんのりクロワッサンとかパイ生地みたいな焦げみも感じるけど、果実感は弱い。ほんのり黒糖ライクな甘やかさ。シトラス皆無、昆布系の旨みの先読みアリ。

 心配です!──。

 含むとスリムに味気なく酸っぱい息絶え絶えフローラル系ボルドー。ま、いわゆる一つの「タカムラ系ボルドー」ですね (笑) 。これならコノスルの方が快活でいいわ。

 このあと、寝酒で少し飲んだけど、これダメですね。全く旨くない。最近飲んだ1,000円台のワインの中では指折りに旨くない。名門シャトーの廉価版ブランドみたいだけど、名折れ甚だしい糞ワイン





── 2日目の昼間。

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 ♡☺♡「うわっ。濃そうな香り。日本酒は濃いなあ (笑) 。ブランデー系? あ、旨い。これは飲んじゃうヤツだ。飲んだ瞬間に素直に『旨い』の出る酒。4月瓶は少し重かったけど、これはクリア。全然違うね。
 dಠಠb「こっちの方がフルーティーだろ?

 ♡☺♡「ブドウを感じる。
 dಠಠb「4月瓶はワイングラスでスワリングして少し温度を上げながらチビチビ飲む感じだけど、こっちはグイ呑みでクイクイやれる。ついでに糞ボルドーも味見してみてよ。

 ♡☺♡「オエっ。これは普通にマズイ。舌にイヤな感じが残る。これ、どこで買ったヤツ?
 dಠಠb「今オレの中で話題のタカムラ。なんかステンレスっぽい金属の味がするんだよな。これを鉱物系ミネラルとは言わせねえよ (笑) 。料理酒 or ハードな寝酒行き。





◤Clos des Fous / クロ・デ・フ シャルドネ「Locura 1 / ロクラ・ウノ」20151,938 円




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 先日、松屋酒店 (フィッチ) の「お取り寄せメルマガ」で「Juillet Lallement / ジュイエ・ラルマン」と「Assailly / アサイィ」という楽天であまり売ってないRMシャンパーニュを注文した際、宮崎社長に「2,000円前後で〝デイリー使い〟できるスティルワインを見繕って下さい」とリクエストしたら、5本 (フランス、イタリア、スペイン、南アフリカ、チリ) をセレクトしてくれて、これはその中の1本のチリ産のシャルドネです。なかなか有名な造り手みたいだけど、ピノ・ノワール (赤ワイン) の評価の方が高い模様。







 立ち香──透明感のあるキレイな酸が出てるな。これはステンレスタンク発酵でしょう。ブルゴーニュのような樽香はヌワイ。

 ♡☺♡「割りとミネラル豊か。まあ、よくあるタイプな気がしなくもないけどちょっと苦い?
 dಠಠb「つうか、南米産のシャルドネらしいアルコール度の高さを感じるな (笑) 。ALC.13-14%みたいだがら、それなりにパンチがある。苦いっつうか、開けたてでギスギスと酸が閉じこもってる。これはダブル・デカンタージュだ。

 チロリ経由で注いだワインを再度チロリに戻して再度グラスに注ぐ──ダブル・デカンタージュ。

 いきなり出て来た焙煎コーヒーのようなロースト香。これは上質なシャルドネで造られたシャンパーニュなんかにもよくあるアロマで、その代表格は、今のところオレの中ではアンリオ

 dಠಠb「カドが取れた。まあまあかな。1,000円台のシャルドネとの違いがちゃんと分かるところが良い。そこまでミネラルがスパイシーに表現されてるわけでもないけど、ダイレクトでクリアな果実味が出てる。ちょっと上質なデイリーワインという感じ? 別に感動はしないけど、ま、値段なりというか、こんなもんでしょ。これより味のしない3,000円オーバーのブルゴーニュはいくらでもありそうだし。
 ♡☺♡「悪くはない。さっきより苦みが取れた。でも、シャンの方が旨いしアガれる。」←シャンは値段がコレの2〜3倍。

 鈍重でクドい感じはないものの、やはり、少し甘みの出方が子供っぽいというか、高貴じゃない。つくづくシャンパーニュのブラン・ド・ブランが世界に名だたる高級白ワインであることを実感





◤Bodegas Abanico / ボデガス・アバニコ D.O. バルデオラス「Tempestad Godello / テンペスタード・ゴデーリョ」20142,354 円)←ポイント10倍。




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 スペインのバルデオラスの土着ブドウ品種「ゴデーリョ100%」の白ワイン。ちなみに「Tempestad」とはスペイン語で「大嵐」という意味だそう。フィラディス酒です。購入者がレビューを書くと200円分のクーポンが貰えるシステムはまさにオレのために存在するようなボーナス・ステージ (笑) 。

 ♡☺♡「2〜3杯でもう飽きた (笑) 。わかる?





『別に言うほどコッテリもしてないし、むしろ酸は弱い。』

★★★★★



 普段は週末にRMモノを中心にシャンパーニュを飲んでるけど──フィラディス取扱のモノもよく飲む──、最近は単価を下げるためにスティルワインの白もちょいちょい買い出した。

 抜栓直後の瓶口からは樽一派のRMのような──つまりブルゴーニュのシャルドネのようなキリキリしたドライな香りの風が舞い、それこそジャック・セロスや弟子のミニエールなんかで感じることのできる、まるで梅酒のような酸化のニュアンス (密度の高い果実味) もそよぎ、ほんのり期待が膨らむものの、含むと別に薄いし酸も全然足りてないし、当然シャルドネの幻影なんかどこにもない──コアに佇む透明感のある清冽な〝点の酸〟を探せない。

 骨格が緩いので、すぐに隙間から安っぽい甘みが漏れて焦点が合いずらく──これをワイン飲みは「余韻が長い」と言うんだろうけど、酸が寄り添うわけでもないので、まるでなかなか地上に着地できない不安なスカイダイバーのよう。

 さすがに1,000円台のワインとの違いは見せてくれるものの、そこそこ厚化粧な香りの纏いなので、飲んでてすぐに飽きる。「コッテリ」はよくわからない。RMシャンパーニュ基準だと普通に「水」だし「酸味」なんか微塵も感じない。

 先週たまたまルフレーヴの「マコン・ヴェルゼ2015」を飲んでしまったので、ちょっと分が悪かったというのもあるけれど、なにかもう一押し、決定的な個性が欲しいし、それがないから「また飲みたい」とも思わない。


 moukan1972♂






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 翌日「テンペスタード・ゴデーリョ」と「 ロクラ・ウノ」のブレンド──。

 dಠಠb「著しくテロワール度外視だけど (笑) 、絶対に単品よりこっちの方が旨い。意外とロクラ・ウノの果実味の強さが前に出て、テンペスタード・ゴデーリョは樽のニュアンスだけが出てる感じなので、普通にコスパの良いブルゴーニュみたい。昨日よりミネラルも溌剌と感じられる。まあ、もうちょい酸っぱい方が好きだけど。
 ♡☺♡「たしかにこっちの方が旨い! やっぱ日本酒は甘いな (笑) 。別に塩辛もワインでイケるじゃん。


moukan1972♂






日本酒 篠峯 櫛羅 on_list_excellent 浜辺美波

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